どうやら台風11号は低気圧に変わったようですが、今日も午前中は風が強く、まだその影響を残していました。
もちろん一昨日から写真を撮りに出る天気ではなかったので、残しておいた宮古島レポートの『番外編』です。
今年も撮影のメインターゲットは『沖縄の蝶』でした。
主な機材はEOS7D MarkⅡ+ EF70-300mm F4-5.6L が95% (1回だけEF100mm Macro)
予備に持って行ったボディ EOS7D と EF24-70mm F4L は結局出番無しに終わりました。
…で、残りの5%は観光時のスナップ写真と水中撮影用に持って行った OLYMPUS TG-4 です。
昨年までは同じ系列のTG-620を使っていましたが、その後継機である、1ヶ月程前に発売されたこのTG-4はRAW撮りが出来るという大きな利点があります。
去年TG-3を無理して買わなくて正解でした。(^-^)
おまけに2.1mからの落下、水深15mまでの水圧にも耐えるので、砂浜を含め普段の持ち歩きには非常に安心なカメラです。
ただ私が気に入っている機能、マクロ撮影時の深度合成モード、フォーカスBKTモードではJPEGだけになってしまうのがちょっと残念なんですけどね。
RAW現像にはオリンパス純正のOLYMPUS Viewer3 ではなく、使い慣れたAdobe Lightroomの最新版、Ver.6 を使いました。
では宮古島観光編です。
私が初めて沖縄に来たのは昭和52年の12月~53年1月、出張で石垣島に年越し1ヶ月半の滞在でした。
その頃は、まだ車が右側通行でした。(この年に左側通行に変わった…という記憶があります。)
その後も仕事、プライベート共に何度も沖縄には来ているのですが、宮古島には2度立ち寄っただけで滞在したことがなかったんです。
5年前に昆虫写真撮影を再開してから、海に潜る体力がある内に、昆虫写真撮影を兼ねて一度宮古島に行ってみたかったので、今年それを実行することにしました。
(スキューバダイビングではなく、あくまでも素潜りです。)
行った経験のある方はご存じと思いますが、宮古島って一番高いところで115mという平らな島なんですよね。
おまけに川が1本もないので、雨が降っても赤土が海に流れ込まないため何処の海岸も透明度が高く、ダイバー達にとっては言うこと無し!の場所ではないでしょうか。
今回は私も初めて来たようなものなので、暑さで長時間の撮影がきついこともあり、必然的にレンタカーでの島巡り…がメインになりました。
車で走ってみた印象を一言でいえば、ここは『サトウキビの島』でした。(島の中は何処を走ってもサトウキビ畑ばかりです。)
…で、最初に行ったのがここ。
宮古島の一番北にある池間大橋です。 (1992年開通 長さ1,425m)
宮古島には3本の長い橋がありますが、その1本目です。 (この日はかなり風が強いのが解りますね。)
池間島にはかなり蝶も多かったので、そちらでも結構楽しめました。
2本目は島の南西にある来間大橋です。 (1995年開通 長さ1,690m)
来間島の展望台高さ約100mからの眺めです。
最後は出来たばかりのこの橋です。
2015年1月31日開通したばかりの伊良部大橋です。
長さは3,540mで、無料で渡れる橋としては『日本最長』とか。
ここは、最終日レンタカーを返す前に往復してきました。
橋以外に見てきた所は、ここも宮古島観光の定番ですが、島の南東端にある東平安名崎(ひがしへんなざき)です。
岬の両側に広がる珊瑚礁、これを見るだけでも行って見る価値があると思います。
そして海へ…。
たくさんのビーチがあるので、何処に行こうか迷いました。
結局、カナヅチのカミさんでも熱帯魚が見られる可能性が一番高い、東平安名崎の少し北にある『吉野海岸』に行くことにしました。
駐車場に車を止めて無料のシャトルバスで海岸まで送ってもらいます。(急坂を下りるので徒歩行くのは厳しい場所です。)
宮古島市委託業務なので、駐車料500円を払えば更衣室やシャワーも無料で使えるのが有り難いですね。
到着するとこんな景色が広がります。(人が少ないのが良いですよね~。)
丁度、干潮の時刻に近かったのでかなり潮が引いていました。
海水浴客は100人くらいいたでしょうか?
泳げない人でも安心な、こんな深さでも…。
ハマクマノミが見えたりします。
もう少し深いところに行けば(深いと行っても潮が引いていたので1mほどの深さしかありません。)
こんなのとか
こんなのとか…。 ISO100 1/800 f/2.8 (AUTO)
魚も慣れているようで、カメラを向けるとレンズの前に出てきたりするんですよね。
おそらく餌を貰えるかも…と思っているんでしょうね。
(やはりRAW撮りだと、現像で自分の目で見た感じに近づけられるので、露出などはカメラ任せで問題ありませんでした。)
日焼けにやられる前に2時間程で引き上げましたが、浅場オンリーのカミさんでも十分満足できたようです。(^^)
とにかく暑かった印象の宮古島でしたが、旅行の目的が海、また野鳥狙いの方はお薦めの島だと思います。
最後に「宮古島まもる君」とツーショット。
5年続いた沖縄シリーズも今年で一段落。
次の沖縄行きは何年か間を開けて出かけるつもりですが…?(^^)
引っ越しとかでバダバタしていまして。。。
TG-4を手に入れられたのですか ?
水中写真という使い方がありましたね !!
ちょっと稼働率が低いので、参考になります。
こちらこそご無沙汰しております。
昭和61年に仕事で石垣島に行った時、最初の水中撮影可能なNIKONの『カリブ』というコンパクトカメラを買って以来、このTG-4 で4台目になります。
TG-4はマクロで遊ぶ機能も充実している、楽しいカメラですね。
昆虫写真家の海野和男さんも愛用されているみたいです。
こういう写真がケーシング無しで撮れるって、便利ですよね~(^^)
TG-4、家人の使い方を見てるとフォーカスブラケットが便利みたいですね!後からジャスピン写真を選ぶだけですむので、現場で気軽にマクロ撮影が済ませられるようです…植物の写真はどこに毛が生えてるとか…そういうのが重要なキーになっているようで…
LEDライトガイド LG-1も葉っぱにぴったりくっつけるような撮影でも光が回るようで、なかなか使いでのあるコンデジのようですね!
そういえば今回カミさんとツーショットは撮りませんでしたね。
まあ、今更って感じがしないでもないですけど…。(^^)
フォーカスブラケットは面白い機能ですよね。
私も使ってみましたが、どこかでピントが来ているのでミスが少なくなるのは助かります。
これでRAWが使えればもっと有り難いのですが。
たくさん撮りすぎると、後での選択作業が大変ですけどね。(^^;)
それと深度合成モードでトンボの複眼を、一度撮って見たいです。