MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

寝過ごして虫撮りに

2017年08月26日 | 昆虫

目を覚まして時計を見たら…「あれっ、もう6時前?」

それからバタバタ出かけるのも忙しいので、今日はしばらく出かけていない植物公園に行くことにしました。

でも、ここ2,3年は本当に昆虫の数が少なくなってしまったんですよね。

そう言えば、今日この公園にいた年配の方もトンボの数が減ってきたという話をしていました。

まあそれでも、ここに来ればオニヤンマなどはかなりの確率で撮ることが出来るはずです。

 

予想通り、入り口近くの池でとまりたそうにパトロールをしている雄のオニヤンマを見つけました。

2~3分待っていると…。

とまりました。

ちょっと遠かったですが、格好良いオニヤンマの雄です。 ISO640  1/125  f/5.6

撮影機材:OLYMPUS E-M1 + M.ZD 40-150mm F2.8 PRO + MC-14

とりあえず来た甲斐があったかな?と思って次の撮影対象を探していたら…。

シオカラトンボの“お繋がり”が飛んでいました。

特に珍しくも無いのですが、何だか変な繋がり方です。

とまるのを待って近くに寄ってみると…。

これは交尾のための“お繋がり”じゃ無いですよね。

もう少し近くに来るのを待ってよく見ると…。

ありゃ!これは共食いじゃないですか。 それも雄が雌を頭から食べています。

シオカラトンボが他のトンボを補食したのは見た事がありますが、何だか複雑な気分です。

カマキリの雌が雄を食べるのは解るのですが、トンボがねえ…。

 

この時期はシオカラトンボよりオオシオカラトンボの数が圧倒的に多いようです。

今年はまだトンボの複眼をまともに撮っていないので、ノンビリした個体を探していたら、帰る寸前にやっと見つけました。

複眼撮影のためには少なくともトンボから30cm以内でカメラを向けなければならないので、元気の良いヤツは直ぐ逃げちゃうんですよね。

こっちを向いていますが、逃げません。 ISO400  1/400  F5.0

PCで拡大すると…。

こんな感じです。 

ちょっと距離が遠かったですね。(やっぱり三脚を持って行くべきでした。)

日光が当たった状態で撮るとこんな感じです。

顔の前に穴が空いてますね。

大丈夫なんでしょうか?

もう少し粘ろうと思いましたが、一度涼しい思いをすると暑さが身に応えます。

…と言うことで1時間少々で引き上げました。

来週は、もう少し遠くへ遠征してみるつもりです。

 

 

 

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