土曜日、地元の市民ホールで、ほたる寄席でした。
今回は、メインが、笑福亭銀瓶さん。
もう、何度も来てくださってますね。去年も来てくれたし。
前座は、露の瑞(みずほ)さん。
女流噺家の、都さんとこのお弟子さんですね。
私は、初めてですけど、名前をなかなか、「みずほ」と読んでもらえない、
そんな話から始まりました。都さんのところが、師匠以下、
皆さん、一文字の名前なので、むりくり1文字で読ませているんやとか。
、
名ビラに書いてもらうのも、王へんが、立へんになったり・・・
「はし」です~って、言わんならん・・とか(苦笑)
堺の北野田にお住まいらしい。
「北野田から、きたのだ~」
会場のお客さんが、よう笑いますねん。
みずほさん、話し方に特徴がありますね。
本題のネタになるとそうでもないんですけど、
ちょっと、噺家らしく作りすぎてる?って感じかな(苦笑)
ふつうの話方というか、もちょい力抜いても良いと思うねんけどね。
ネタは「犬の目」・・・女性の噺家がするには、
ちょっとグロい感じのネタですね~~
目をくりぬくし、洗うし、犬が食べるし、犬の目を入れるし~~~
若いけど、なかなか達者でした!
二席目は、笑福亭鶴瓶さんの弟子の、べ瓶さん。
普段は東京で活動してはるようで、関西は久しぶりのよう。
落語友だちによれば、3べんも破門されたというやんちゃ?さん。
なので、師匠の目の届くとこにいてはるんかしら?
まだ、若いみたいやけどね。
声も大きいし、歯切れもいいです。
マクラで、アンケート取ってはりましたよね。
「ほたる寄席、29回目やそうですが、最初から来てる言う人?」
いてないと思いますよ。
第1回目は30年ぐらい前やと思うから。
途中10年以上、やってなかったからねぇ。
復活したのが、「ちりとてちん」で落語がームになってから。
7、8年ぐらいかな?? ほぼ、毎回、来てますけど(苦笑)
「今日、初めて落語を聞くいう人?」
二人ほど、手をあげはりましたが、
「なんで来はったん?」 というべ瓶さんの質問に、
思わず、ハンドルを握るしぐさ。
うまい!(笑)
質問は、なんで落語会に来る気になったのか。やろうけど、
「車で来た」というジェスチャーではぐらかしてます。
たまたまなのか、ようわかりませんけどね。
「手ぇあげるのが、めんどくさい人~?」
このへんは、お決まりのフリですけどね。
この間、よね吉さんも、やってましたが(笑)
ネタは「相撲場風景」。
ちょっとキタナイ噺なので、好みとしては・・・(汗)
でも、会場は爆笑です。
なんせ、オシッコが出てくるし、それを酒と間違って・・(汗)
それを聞いて登場したのが、トリの笑福亭銀瓶さん。
去年もきてくださったけど、もう、4回目かな?
「ションベンで、ようさん笑わはるお客さんで~~」
なので、なんの噺をしてくれはるんかと思ったら、
なんと、人情噺の「文七元結(ぶんしちもっとい)」。
よね吉さんがこの噺をして泣く・・という噺(苦笑)
最近、ネタおろししはったんかな。
確か、今年は、できるかぎりのところでやるというてはりましたね。
11月の「無学」でもやると、言うてはったけど、
ほたる寄席でもかけてくださって、ありがとうございます。
きっちりとした落語で、きかせてくれました~
あ、マクラは、時事ネタですよ。
ちょうど、ツイッターでつぶやいてはった、
「2020年 東京オリンピック、マラソン、東京から札幌に変更」
とかけまして
「中学時代の音楽の授業」
ととく
ココロは
「バッハのお蔭で、戦慄(旋律)を覚えました」
「2020年 東京オリンピック、マラソン、東京から札幌に変更」
とかけまして
「オバケのQ太郎で、ラーメンが無い時」
ととく
ココロは
「小池さんが不機嫌になっています」
もう一つ、あったような・・・
だんだん、お客さんの反応が小さくなる・・とか言うてはりました(苦笑)
ウデのいい左官の辰五郎が、ばくちにのめり込み、
多大な借金をしてる上にまた酒を飲む、そして夫婦喧嘩。
年ごろの娘が家出して、お茶屋で繁昌してる𠮷田屋に逃げ込む。
そこの女将が、娘の気持ちを汲んで50両を貸す。
そのお金で出直そうとするが、帰り道で、
身投げをしようとしている手代の文七に遭遇・・・
そういや、視聴率の最低記録をつくってる「いだてん」で、
古今亭志ん生を演じる森山未來くんが、やってましたよね。
すっごい迫力の、鬼気迫るような「文七元結」。
元々は江戸落語の噺で、上方では受け入れられにくい、
と思われてた部類の噺のようです。
いわゆる人情噺やからね。
でも、最近は、江戸落語もたくさん、上方に来てるようです。
文化の差が少なくなった?のかも知れないけど、
それぞれの噺家さんの個性に合わせて、
上方流に脚色されるのも、いいのかも。
文七に投げつけるように上げてしまった50両。
家に帰って、その件でまた夫婦でもめてるんやけど、
実は、すられたと思ってた50両は碁に夢中になっていた文七が、
集金先で忘れてきただけやったと、返しに来たんですね。
左官は文七の後見人になるし、
左官の娘と結婚するしで、まさしくハッピーエンド。
オチがなかったけど、もともとはどうなんやろうね。
ちゃんと、笑えるところもあったし、
聴きごたえ、ありましたね~
今回は、メインが、笑福亭銀瓶さん。
もう、何度も来てくださってますね。去年も来てくれたし。
前座は、露の瑞(みずほ)さん。
女流噺家の、都さんとこのお弟子さんですね。
私は、初めてですけど、名前をなかなか、「みずほ」と読んでもらえない、
そんな話から始まりました。都さんのところが、師匠以下、
皆さん、一文字の名前なので、むりくり1文字で読ませているんやとか。
、
名ビラに書いてもらうのも、王へんが、立へんになったり・・・
「はし」です~って、言わんならん・・とか(苦笑)
堺の北野田にお住まいらしい。
「北野田から、きたのだ~」
会場のお客さんが、よう笑いますねん。
みずほさん、話し方に特徴がありますね。
本題のネタになるとそうでもないんですけど、
ちょっと、噺家らしく作りすぎてる?って感じかな(苦笑)
ふつうの話方というか、もちょい力抜いても良いと思うねんけどね。
ネタは「犬の目」・・・女性の噺家がするには、
ちょっとグロい感じのネタですね~~
目をくりぬくし、洗うし、犬が食べるし、犬の目を入れるし~~~
若いけど、なかなか達者でした!
二席目は、笑福亭鶴瓶さんの弟子の、べ瓶さん。
普段は東京で活動してはるようで、関西は久しぶりのよう。
落語友だちによれば、3べんも破門されたというやんちゃ?さん。
なので、師匠の目の届くとこにいてはるんかしら?
まだ、若いみたいやけどね。
声も大きいし、歯切れもいいです。
マクラで、アンケート取ってはりましたよね。
「ほたる寄席、29回目やそうですが、最初から来てる言う人?」
いてないと思いますよ。
第1回目は30年ぐらい前やと思うから。
途中10年以上、やってなかったからねぇ。
復活したのが、「ちりとてちん」で落語がームになってから。
7、8年ぐらいかな?? ほぼ、毎回、来てますけど(苦笑)
「今日、初めて落語を聞くいう人?」
二人ほど、手をあげはりましたが、
「なんで来はったん?」 というべ瓶さんの質問に、
思わず、ハンドルを握るしぐさ。
うまい!(笑)
質問は、なんで落語会に来る気になったのか。やろうけど、
「車で来た」というジェスチャーではぐらかしてます。
たまたまなのか、ようわかりませんけどね。
「手ぇあげるのが、めんどくさい人~?」
このへんは、お決まりのフリですけどね。
この間、よね吉さんも、やってましたが(笑)
ネタは「相撲場風景」。
ちょっとキタナイ噺なので、好みとしては・・・(汗)
でも、会場は爆笑です。
なんせ、オシッコが出てくるし、それを酒と間違って・・(汗)
それを聞いて登場したのが、トリの笑福亭銀瓶さん。
去年もきてくださったけど、もう、4回目かな?
「ションベンで、ようさん笑わはるお客さんで~~」
なので、なんの噺をしてくれはるんかと思ったら、
なんと、人情噺の「文七元結(ぶんしちもっとい)」。
よね吉さんがこの噺をして泣く・・という噺(苦笑)
最近、ネタおろししはったんかな。
確か、今年は、できるかぎりのところでやるというてはりましたね。
11月の「無学」でもやると、言うてはったけど、
ほたる寄席でもかけてくださって、ありがとうございます。
きっちりとした落語で、きかせてくれました~
あ、マクラは、時事ネタですよ。
ちょうど、ツイッターでつぶやいてはった、
「2020年 東京オリンピック、マラソン、東京から札幌に変更」
とかけまして
「中学時代の音楽の授業」
ととく
ココロは
「バッハのお蔭で、戦慄(旋律)を覚えました」
「2020年 東京オリンピック、マラソン、東京から札幌に変更」
とかけまして
「オバケのQ太郎で、ラーメンが無い時」
ととく
ココロは
「小池さんが不機嫌になっています」
もう一つ、あったような・・・
だんだん、お客さんの反応が小さくなる・・とか言うてはりました(苦笑)
ウデのいい左官の辰五郎が、ばくちにのめり込み、
多大な借金をしてる上にまた酒を飲む、そして夫婦喧嘩。
年ごろの娘が家出して、お茶屋で繁昌してる𠮷田屋に逃げ込む。
そこの女将が、娘の気持ちを汲んで50両を貸す。
そのお金で出直そうとするが、帰り道で、
身投げをしようとしている手代の文七に遭遇・・・
そういや、視聴率の最低記録をつくってる「いだてん」で、
古今亭志ん生を演じる森山未來くんが、やってましたよね。
すっごい迫力の、鬼気迫るような「文七元結」。
元々は江戸落語の噺で、上方では受け入れられにくい、
と思われてた部類の噺のようです。
いわゆる人情噺やからね。
でも、最近は、江戸落語もたくさん、上方に来てるようです。
文化の差が少なくなった?のかも知れないけど、
それぞれの噺家さんの個性に合わせて、
上方流に脚色されるのも、いいのかも。
文七に投げつけるように上げてしまった50両。
家に帰って、その件でまた夫婦でもめてるんやけど、
実は、すられたと思ってた50両は碁に夢中になっていた文七が、
集金先で忘れてきただけやったと、返しに来たんですね。
左官は文七の後見人になるし、
左官の娘と結婚するしで、まさしくハッピーエンド。
オチがなかったけど、もともとはどうなんやろうね。
ちゃんと、笑えるところもあったし、
聴きごたえ、ありましたね~