おかんのネタ帳

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木曽路~松本城

2019-08-08 11:34:14 | 旅の想い出
今年の夫婦円満一泊二日温泉の旅、ダンナの坐骨神経痛や、
私の観劇で多忙?という状況、旅行会社のツアーに申し込んでも、
携行人員に満たなくて中止とか・・そんなこんなで、この、クソ暑い8月に、
涼しいかも知れない?信州へ行ってきました~

むっちゃ暑くて・・・おっちゃんおばちゃんには辛かった・・・



松本城です~
2年半前?ぐらいに、私は冬の松本へ行ったことがあるのですが、
ダンナは初めてです。

「思ったより、小さいな」

ダンナの感想。
確かに、テレビで見るともっと大きいイメージかも。
・・・彦根城より充分大きいですけどね。

五層六階建ての天守は、1593~1594年ごろの築城。
この大きさで、現存するものとしては最古の天守。
豊臣秀吉が徳川家康を監視するために、
家臣、石川数正・康長父子を配し、築城させたとか。



後ろ側から見た松本城。
右が大天守で、左が乾小天守。
白いしっくいと、黒い板壁のコントラストが良いですね。



幅の広い内堀越しに見る天守。
大阪城の石垣や堀と比べると石垣も低いし、
堀も浅そうな感じです。

以前、城郭の番組で、松本城の堀は浅いけれど、
するどく切った竹が無数に打ち込まれていて、
敵が容易に入るのを防いでいる、というてました。
いろいろな防備の仕方があるんですね。



暑い中、やはり観光客は多い・・・舶来の方とか~



黒門(一の門)
昭和に復元された門で、ここをくぐると、かつて本丸があったところで、
そこから、左に天守に向かいます。



正面(本丸跡側)からみた松本城。左が乾小天守。

盆地に建てられた平城ではあるけれど、戦後時代の、
群雄割拠する信濃に建てられた堅牢な城郭です。
平和な江戸期に、左側の月見櫓などが増築されています。



月見櫓の内部。
月見をするための櫓なので、開放的です。
平和な時代だからこその建物ですね。

天守の最上階から見た松本市内。



北側。



東側



南側



西側。

それぞれ、なんのお山が見えているのか・・・チェックしそびれ‥汗



お堀に映った松本城。
ちょっとお空が曇ってますけど。

現存する国宝の城。

明治になっててから売却・破壊の運命にさらされたのを、
市川量造ら地元の有力者の尽力によって買いもどされて難を逃れたとか。

その後、天守が傾いたのを憂いた中学校長の小林有也らにより、
天主保存会が設立されて、明治の大改修が行われたそうです。

遺ってくれてありがとう。