CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

2020年初場所千秋楽・・・あぁ、集中して観たいなぁ・・・

2020-01-26 12:01:10 | お相撲(スポーツ)のこと
さぁ、いよいよ千秋楽である。
そう言いたくなる千秋楽である。
今場所は、比較的取組を観る時間もあり、
いろいろ思うところもあったが、
ラグビーワールドカップしかり、
ボクシングしかり、なかなか、
スポーツ関連のこと書けずにいた。
まぁ、私のブログのカテゴリーは『お相撲(スポーツ)のこと』となっているし、
大相撲がその中でも、トップにあることは確かなわけで、こりゃ書かなければね。

まずは、千秋楽結び前の一番で阿武咲が土俵に上がる。
大関豪栄道との一番である。
つまり『これより三役』なわけで、
通常・・・西の関脇でさえ、番付上、横綱二人大関三人なら取れないことあがあるわけで、
どうしても6人そろえるため諸般の事情から平幕成績優秀者が入ることは、ある。
が、ご存知の通り、阿武咲の今場所の成績は決して優秀とは言えないわけで・・・
今場所の成績を確認する。
成績優秀者という意味では北勝富士なのだが、上位とは取り終えている。
白星での数だけで考えれば、竜電を持っていく手もなくはなかったが、
ココは、番付を優先して、阿武咲に決まったのであろう・・・
なんと、なんと、ありがたいことか。

阿武咲には、感謝の気持ちで、
いままでの幾数倍の感謝の気持ちで土俵を務めてほしい。

大関豪栄道には、カド番負け越しが決まった場所の最後の取組。
一昨日のような大関相撲を、強い豪栄道で是非、阿武咲の壁となってほしい。

相撲には、勝ち負け以上のものがある。

私はそう思っている。

阿武咲が可愛くてしょうがないし、応援もしている。
けれど、大関豪栄道に厳しい相撲をと、思うから不思議だ。

先代の阿武松親方への賀状に『厳しさの中の優しさ』ということを書いた。
厳しさの中の優しさ、愛・・・を分からなくてはならない。
それは、暴力を容認することではない。
暴力を抑える、厳しさであり、強さであり、優しさなのだ。
強ければすべてが許されるということは、ありえないことなのだ。
中途半端に書くと混乱するから、やめておこう。
とにかく、千秋楽だ。

私は、阿武咲の取組の時間、残念ながら、車で移動中だ。
町田後援会の一行は、高速道路を走りながら、その時間を迎える。
車の中で、小さな画面に皆が心を寄せている。

これより三役・・・いつもと全く違う、千秋楽なのである。

さて、千秋楽だけに十五日間を想うと書きたいころだらけである。

徳勝龍や正代のこと、北勝富士のこと、
もちろん、貴景勝、炎鵬のこと、様々あるが、
昨日の錦木もよかたし・・・
それぞれ、いろいろな方が書いていると思うので、触れずにおこう。

照ノ富士のことを少しだけ。
逸ノ城がぐんぐん番付をあげてきたころ、
あの相撲では、怪我させられるから、逃げろ逃げろなどと冗談を言っていたものだが、
あの頃から私は、照ノ富士の方が相撲を知っている・・・という感じがしていて、
このブログにも書いたことがあるような気がする。
伊勢ケ浜部屋という所属している部屋の力士の数や、
当時、横綱日馬富士や安美錦、宝富士などの胸を借りることができるという意味で
環境が上回っていたこともあるだろうが、天性のものがあると思えた。

病気もあって、番付を落とし大関から序二段まで番付を落とした。
そこからの復活は初めてのことだと聞いている。

今場所、関取になり、十両での相撲は、序盤は少し力任せで乱暴な相撲もみられた。
相手も自分もケガをする相撲だな・・・と少し、嫌な感じがした。
が、徐々に丁寧な相撲になってきた。
十両全勝優勝か・・・という十四日目に錦木が止めた。
照ノ富士にとって、いい黒星となった気がしてならない。
これから幕内に戻るであろう照ノ富士にとって、
昨日の黒星は、大切な黒星だと私には思えるのだ。

さぁ・・・今場所は、本当に相撲の醍醐味を味わえる素晴らしい場所となっている。
千秋楽もそれにふさわしい取組がたくさん見られることだろう。

千秋楽はもう始まっている。

一番一番、自分らしい相撲を取り切って、国技館の空気を清々しいものにしてほしい。

どんな結果になろうとも、今場所が、素晴らしい場所だったことは、確かである。

阿武松部屋
二本柳の序ノ口優勝。
勇磨の三段目優勝。
おめでとう!
初土俵を踏むまでに怪我と向き合わなければならなかった二本柳。
同期が上で活躍していることに焦りもあるかもしれないが、
焦らずに、一つ一つしっかり積み上げてほしい。
勇磨も入門の頃の身体を思うと、すっかり大きくなったその姿が頼もしい。
怪我に気をつけながらも力を出し切れるように精進してほしい。

さて、やっぱり、書いておくか・・・
最後に・・・徳勝龍!
最後まで・・・自分らしく!

大関は、ともに厳しい相撲を取ると思う。
豪栄道は、千秋楽結びから外された現実を受け止めながらの真っ向勝負。
貴景勝は、昨日の相撲を胸に、千秋楽の結びに対する大関の責任を果たすだろう。
阿武咲も、徳勝龍も思いっきりぶつかって悔いのない一番を。

心から応援できる。
すべての力士が、真っ向勝負で、清々しい。
やっぱり、相撲はこうでなくっちゃと、久しぶりにおもっているお邦なのでした。




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