CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

本日、造影剤MRIで、乳がん探し。。。

2014-06-04 05:44:42 | 華麗なる加齢 あるいは 身体
私の主治医は、経験もあり、とても信頼できるドクターだ。
4年前の職場の研修で講師として初めてお会いした。
素敵なドクターだな・・・と思っていた。
4年前の秋、健診で、乳がんの疑いで精検をと指摘され、
ドクターのクリニックへ通うようになった。
その時はステージ0・・・癌ではなかった。
私の信頼するドクターだ。
そのドクターが、エコーを見ながら、悩ましい顔をした。
あくまで、疑い・・・ではあるが、
多くの症例を見てきているドクターが、悩ましい顔をした。
どうする?MRI撮ってみようか・・・

のう胞のなかのポリープの形状も、あまりよろしくない気がする。
ドクターはなにも言わないけれど・・・そんな気がする。
家人の大腸のポリープをたくさん見たから、
その時に、良性・悪性をしっかり見たから、
どうも・・・よろしくない気がする。

乳がんは、進行が比較的遅いといわれる。
だけど、乳がんは、浸潤の確率が高い癌でもある。

まぁ・・・なるようにしかならないから、
特に落ち込んだりはしていない。
悩んでもいない。
リアルに、様々考えている。

すぐに命にかかわるわけでもないので、のんびりしている。

でも・・・宣告されると、少しは違う感覚になるのかなぁ・・・

私は、10年以上前に
『メイド・イン・シンガポールのおっぱい』の著者のお話を聞いたことがある。
そして・・・再建された乳房に触らせてもらった・・・温かくて、フワフワしていた。

あれから、10年以上の時が経ち、医療は確実に進歩している。
乳がん検診を受ける人々も、増えている。

検診を受けていれば、早期発見できる癌。

なのだか・・・ネックは『おっぱい』だ。
『おっぱい』と『命』どっちが大事?
という質問は・・・この際、愚問だ。
『命』の方が大事に決まっている。

でも・・・なのである。
この、でも・・・を上手く表現できない。

恋人がいくら、大丈夫だよ・・・カタチの問題じゃないと言ったって、
でも・・・なのである。

夫が取っちゃえば安心なんだろと言っても
でも・・・なのである。

これから子ども産んで、母乳与えるわけじゃないだろと言ったって、
でも・・・なのである。

だれに、見せるわけでもないけど・・・
でも・・・なのである。

全摘と乳房温存の再発率にほとんど変わりがない事から
今は、温存が過半数になっている。
検診の普及により、早期発見のケースも増えているから
なおのこと、温存が増加しているのでしょう。

でも・・・この乳房温存も、かなり形状は変わる。
形成のドクターの努力で、ひと昔前よりいいかもしれないけれど・・・
乳房再建には、全摘の方が適しているらしい・・・
それには・・・かなりのお金がかかる・・・

全摘・・・温存・・・
この選択肢では・・・早期発見できたとしても
あの『でも・・・』がつきまとうわけである。

数年前・・・友人が乳がんになって、
『おっぱい』の大切さを家族が理解してくれないと相談されたことがあった。

10年前と変わらないんだな・・・と思った。

『でも・・・』の理解は、難しい。
『でも・・・』の説明は、難しい。

4年前の研修でドクターはたくさんの症例を紹介してくれた。
自覚症状もあり、乳房自体の外見がかなり変化した段階で初診・・・という例もあった。
「なぜ、その状態まで受診しないのでしょう?」と私がたずねると、ドクターは
「なぜでしょうね・・・私により女性の方が、わかるかもしれませんね・・・」
とおっしゃった・・・

つまり『でも・・・』なのである。

私は、うまく説明できないけど『でも・・・』がわかる気がする。

医学が進み・・・
この『でも・・・』を解決するかもしれない方法もあるようだ。
条件は、癌が2C未満。

検診が普及してきたとはいえ、爆発的に伸びないのは、
この『でも・・・』によるところが大きい気がする。
2C未満の早期発見をすれば・・・
全摘でも、乳房温存でもない方法があるとしたら、
『でも・・・』を払しょくしてくれて
今のままの『おっぱい』でいられるなら・・・
検診率は爆発的に伸びる気がしてならない。

さてさて・・・今日は造影剤MRI。
結果は、9日。リアルに受け止めるだけ。

乳がんじゃなかったら・・・
結果がシロだったら、がん保険に入ることにしましょう(^_^)v

ドリームジャンボ最終日。
検査の帰りに横浜で購入するとしましょう・・・
当たったら・・・凄いなぁ・・・
いつも買いそびれるけれど、
今回こそ、夢を買うとしましょう(^_-)-☆

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