CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

『いだてん』のこと

2019-02-17 20:34:41 | 表現にからむ様々なこと


昨年、リューダス・モツクナース4days、最終日、
我がBitches Brew でリューダスと対峙したのは、
梅津和時さんと、大友良英さん。

NHK朝ドラ『あまちゃん』のメンバーが今年の大河ドラマに関わっている。
というわけで、音楽は大友良英さん。
超多忙の時期だったと思うが、Bitchesにいらしてくださった。

先日、大友さんがFBでアップされていた新聞記事が、今朝の東京新聞に掲載された。

そんなわけで、今日は、
視聴率低迷でインターネットの話題をさらっている『いだてん』について書いておこう。

まず、初回の分かりにくさといったらなかった(笑)
まるで、視聴者に挑戦するかのごとく分かりにくい(笑)
時間軸と水平軸(東京、九州)を行ったり来たり。
そして、当時の写真や記録が乱舞する、
さすがNHKなんでも持ってるわいってくらい乱舞する。
まったくもって、自分がなにを拠り所にしたらいいのか、
もう無理!とあきらめたひと、多いだろうなぁ。。。

かくいう私も最初、必死に考えた。
なにがどこにつながって、誰が誰なんだ!と必死だったが、途中で諦めた。
まぁ、だらだらと観ることにした。
まぁ、とりあえず観ておこうみたいな状況。
まぁ、大友さんの音楽を楽しむかみたいな感じで。

そういえば、私、自分の表現だって、分かりにくいことこの上ないことやってきている。
終わっても、拍手が起きずに、シーンとしている客席、なんてこともあったじゃないか。
舞台表現ではいくらでも、縦軸横軸が、
斜めになったりくるくる回ったり、それを楽しんだりしてきたじゃないか。

『大河』というだけで、あるスタイルを想起し、
テレビという枠の中で、観てしまう、そんな自分に気づき失笑した。

で、初回、なにがなんだかわからないまま、2回目を観た。
それほど、わかったわけではないが、
どうやら、初回よりは、縦軸横軸が落ち着いていた。
が、初回のことが気にかかるのと、進行役が、
まだ自分の中ですっきり落ちないこともあって、
獅童さん、いいなぁ・・・などと思いながら観ている程度だった。

コレが3回目から、まっこと面白くなって、1回目、2回目で記憶の片隅に
おぼろげに蓄積されたあれやこれやが、繋がっていく。
走馬灯のように、自分の思い出のように、繋がっていく。
登場人物が確立されていく。。。たまらん、この快感(^^)
声に出して笑いながら観た『大河』は初めてだ。

今までと違う何かには、悪評も付いて回ることがある。

てやんでえべらぼうめ!
こちとら真剣勝負じゃい!
と、突き進めばいいじゃないか。
面白がってる視聴者が一人でもいれば、いいじゃないか。
視聴率なんて気にせず、媚びることなく突き進めぇ!と思う私なのでした。
そんな事、私が言わなくても突き進んでくれるのだろうけれど(笑)

そうそう、新聞の大友さんの写真、若すぎる(笑)
というわけで、昨年Bitchesでの大友さん。。。の写真もアップ。

顔、わからないな(笑)

スリーショット写真もアップしておきましょう。

この日の感動は、すでに記してあるので、
今日は『いだてん』って事で・・・