CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

通勤途中の些細なこと(^^)

2018-08-01 12:01:32 | 日記
今朝、職場の最寄り駅についた。
定期入れを鞄にしまおうと鞄へ視線を向けて、歩いていた。
ふと、目の前に改札口に急ぐ男性。
私を一瞥して、改札口へ。
歩きスマホではない。
定期を鞄にしまう一瞬の出来事。
その男性は、もっと前から、私を視野で捉えていたと思われるが、
自分の目指す改札への一直線の道を閉ざされて、腹立たしかったのか、
おばさんのまったりした行動が、朝の通勤のテンポに合わなかったのか、
いずれにしても、かなり、攻撃的に睨まれた。

ちょっと、朝から、気分がLOWになりかけた。

すると、そのすぐあとに、大きな荷物を抱えた女子高生。
ちょっと、ぶつかった。
「あ、すみません!」と彼女は、振り返りながら、大きな声で。。。
もちろん、私も「御免なさい」という。

爽やかな風が吹き抜けた。

職場を目指し歩いていく。
四角にトラック。私が立ち止まると、運転手さんはにっこり会釈。
私に横断を促した。
私も会釈して、小走りに横断歩道を渡る。

少しいくと、自転車を止めて、駅を目指す人に道を聞いている女性。
自転車の後ろにはリックを抱えた女の子。
通勤客たちは、聞かれたビルがわからないのか、首を捻って、立ち去る。
私は、そのビルに心当たりはあったのだけれど、間違えて教えたら大変と
iPadを鞄から取り出す。
「あのビルだと思うけれど、検索しましょう!」というと・・・
お母さん「スマホあるんです、横着してすみません。」
お母さんがスマホで検索する間、自転車の後ろに座っている女の子とちょっとお喋り。
「ご親切にしていただいて、ありがとうございます。」とお母さん。

きっと、キャンプか何かの集合場所を目指していたのだろう。
お母さんは汗まみれ。
昔の自分を見ているようだった。
我が長女が、最初にはっきり発した日本語は『遅刻』
あぁ、なんとも情けない。
私は心の中で、呟いた。
「お母さん、ガンバ!すぐおっきくなっちゃうよ。」
そして、もう25年くらい前・・・
3人の子どもは、保育園。
送り迎えしていた頃を懐かしく思い出した。

些細なこと・・・その一つ一つ、嫌なことも良いことも、
その一つ一つが、心を動かしてくれたそんな朝だった。