CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

ちょっとだけ、ニコライ・・・阿夢露のこと(^.^)

2018-08-07 12:15:01 | お相撲(スポーツ)のこと
先日、高校の同窓の女子会なるものに参加した。
もう、25年以上まえから続いている会の様だが、私は初参加だった。

私は昔から人と親密になることはめったにない。
それは、男女問わず・・・だ。
それでいて、社交的な性格なので、
友たちはたくさんいるように思われがちだ。

卒業後私はたった一人の友達とつながっていた。
といっても、卒業後、私の職場に一度彼女が来たくらいで、
年賀状のやり取りくらいで旅行に行ったりとかそういうことは、ない。

そんな私が5年前にの同窓会に参加し、
その後、33期の大いなる応援を得て、
LIVEも手伝っていただいたり、聴きに来てもらったりしていた。

が、女子会は、参加したことがなかった。

先週土曜日、その女子会に参加した。
そこで、抽選の席決めだったが、
子どもの頃から相撲好きのゆっこと同じテーブルになった。

彼女がふと口にした・・・
「阿夢露は、どうしてるの?」

昭和からの相撲ファンは、昔からNHKの大相撲中継を観ている。
最近では、十両以下の取組を観ることができたり、
インターネットではすべての取組を観ることができるが、
親の介護や、仕事を抱えながらの暮らしなわけで、
二か月に一度の大相撲中継を自分が観られる日に観るわけで・・・
幕下に落ちてしまうと顔も名前も観なくなる。

でも、ずっと気にしているのだ・・・あの関取は今どうしているのだろうと。

私の知っているニコライ(阿夢露)の近況をつたえたり、
断髪した後、床山さんが手を焼いたくせ毛が、かっこよかった話などした。
そして、日本語を習得するために頑張っていること。
トレーナーを目指していることなど、話をした。

彼女は言った。
「阿夢露って本当に素敵なお相撲さんで私ずっと応援していたの。
まっすぐで真面目で、努力家でひたむき。
前に出る相撲を常に取り続けて、とにかく、素敵だった。」

私たちの相撲好き歴は考えれば、半世紀に及ぶわけで、結構長い。
玄人はだしの彼女の目は、捨てたものではない。

前褌(まえみつ)をしっかり取って、足を運ぶ、肩で押し込んでいく。

地味だが、相撲の醍醐味はここに在ると言っていいかもしれない。
もちろん、突き押しも魅力的です、不知火親方・・・って言っておかないとな(笑)

とにかく、阿夢露は、派手さはないが、しっかり相撲を取る関取だった。

断髪式で鋏を入れさせていただいてから、数か月。
ちょっとけが人が多くて、盛り上がりに欠けた名古屋場所が終わり、
昭和の相撲女子である私と彼女は、阿夢露の話で盛り上がった。

忘れられない関取の一人として、多くの人に阿夢露の名は刻まれている。

ニコライは、第二の人生を、まっすぐにしっかり歩んでいる。

初めて参加した女子会で、ニコライの話ができて、良かった・・・と思った私なのでした(^.^)


断髪した後のニコライの写真、以前にも掲載したが、ゆっこのためにもう一度掲載しましょうかね(^.^)