CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

二人のミッシェル

2014-03-04 08:42:37 | 表現にからむ様々なこと
昨日・・・19時過ぎに
駅からの家路を急いでいると
西の空に上弦の月が綺麗だった。
消え入るように細いその輝きは、美しかった。

上弦の月に、そっと、願いを託した。

我が家から、駅に向かう時に私が向く方向は・・・
東→南→東→南→東→南となる(笑)
つまり、帰宅する時にはその逆です。

だから、朝は道の先に朝陽を眺めることがある。
帰りには、沈む夕日や上弦の月・・・

そうそう、なぜ地平線側・・・
つまり月の下側にでる『弦』を上弦と言うのだろう。
と考えたことがある・・・

太陽を中心に考えると良くわかる。
太陽に向かって、太陽を追いかけて沈んでゆく月。
太陽に対して上・・・って言う感じ。
それに対して東の空に登ってくる下弦の月は、
太陽が中心だから・・・下・・・説明になっていないかな。
私はこれで納得できたんだけれど・・・

上弦の月は、太陽が沈み暗くなり始めた空にくっきりと浮かぶから
それは、それは、美しく見える・・・短い時間だけれど。
それに比べて、下弦の月は、これから明るくなる空に
ぼんやりと浮いているから、なんとなく・・・話題にならない(*_*;

くっきりしている事・・・って、大事なのかもしれない。。。

さて、コンサートで唄う曲目・曲順は、決定した。

最初に候補の曲をあげておいて、レッスンで五十音順に唄ってみる。
唄いながら、削っていく・・・その作業の後・・・並べてみた。
並べるときには、それぞれ際立った個性のある曲なので、
なんとも落ち着かない気もした・・・
その後、並び順の最終調整をして、昨日、順番にしてある歌詞を一枚ずつめくってみた。

ん?なかなかいいかも。。。

最初は、曲の個性になんとなくまとまりがないように感じたけれど
いやいやどうして・・・いい感じだ。。。

まだ、創りきれていない歌もあるけれど、イメージはできつつある。

だんだん・・・楽しみになってきたぁ!(^^)!

『シェルブールの雨傘』・・・
どうやら、ミッシェル・ルグランと言う巨匠が作曲した曲らしい。
なにしろ・・・ピアフという名前も知らなかった私ですから、
ミッシェル・ルグランとか・・・知っているわけがない。
そのミッシェル・ルグランの『風のささやき』弾き語りしている映像を観た。
・・・・・たまらん。。。最初の声でやられてしまう・・・

感動する音楽は、キチンと語りかけてくれる。

ミッシェルと言えば、カミロも素敵だぁ・・・

ミッシェルと言えば、ビートルズだと思っていた私が・・・
(そう、こんな私がビートルズなら
イエローサブマリーンだってレボリューションだってわかる。
そういう意味では、ビートルズって・・・すごいな。。。)
最近・・・カミロとルグランだ!!

人生の半分以上を過ぎてから、いろいろな音楽とであっている。
ふしぎの森を歩くみたいに、たくさんの発見をしながら!(^^)!

たぶん・・・人も、
自分の生きている時間の中で、
出逢える人もごくごくわずかで
世界中の人と出会えることはない。

音楽もそうなんだろう
なにごとも・・・

だから、出逢いは、奇跡なんだ。。。
その出逢いに気付かずに、通り過ぎてしまうこともあるのかもしれない。

これからの時間、
鈍り始めた感性かもしれないけれど
考えようによっては、磨き続けてきた感性で
煌めく出逢いをしっかりと抱きしめて生きていきたい。。。

語りかける歌を唄えるように・・・
さぁ・・・声出しから、始めるとしましょう。
4月19日はすぐにやってくる・・・