風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

6-142ハワイで記者会見

2011-11-14 18:01:16 | 世相あれこれ

風の谷通信No.6-142

会議を終えたノダさんは多分ほっとしとことだろう。記者会見に現れた。そのあとは空路ニホンへと向かうのだろう。この時間であれば、相当ニホンに近づいているだろう。

記者会見ではニホンの記者2人と外国の記者2人が質問に立った。最初の質問者は共同通信社の記者。その質問の後半部が見事に無視された。会見を画面で観ていてその態度に唖然とした。質問の肝心な部分は「国内での意見の不統一をどう考えるか?」であり、それへ回答は「参加に向けて関係各国と協議に入るという言葉の通りであり、それ以上でもそれ以下でもない」とのこと。これでは回答にはならない。国民に向かっては説明しないという姿勢を貫く積りらしい。

反対派は農業崩壊と食料自給率を(だけを)訴えていては通用しないだろう。農業を都合良い隠れ蓑に利用するな。工業生産や社会制度の面で危険な分野がいろいろとある筈だ。それを訴えなければ、TPPに賛成している人達(主として工業・製造産業分野の人々)を反対派に引き込むとことができないだろう。加えて、医療分野・金融分野の反対姿勢が高まって欲しい。

ある人がブログに書いている。「参加に向けて・・・協議に入る」ということは「参加する」というのと全く同義語なのだ。「参加するぞ!」と声を上げても、即加入と成るものではない。声上げてからいろいろな検討・評価・協議があるのだから「協議に入る」と言えば「参加する」のと同じことらしい。では、では・・・・・・・・ノダさんの二枚舌はいつまで続くのか?

明らかになるころには「ノダさんよ、あなたはもういない・・・・・・・・・・・・」だろう。