風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

6-139どうなるTPP?

2011-11-08 17:34:39 | 世相あれこれ

風の谷通信No,6-139

新聞とテレビの報道ではTPPを巡る慌しい動きが見えてきた。TPP参加反対の超党派集団が参加表明阻止を目指して国会決議をしようという行動を起した。与党議員も野党議員も阻止会議に参加している。「風雲急」と言えば大げさかもしれないが、まあ一波乱ありそうだ。きょうは亀井静党首がノダさんと会談したはずだがまだそのニュースはネットにも流れていない。反対派集会に出席した亀井さんがはたしてどんな主張をノダさんにぶつけるか興味深い。

天木直人さんのブログでは、きょうの発言によって「亀井氏が本物かどうかが判明する」とまで決め付けている。天木さんは政府のTPP議論はふざけていると決め付けているほどだからTPPに反対であろう。豊富な外交経験に基づいてアメリカ従属に走るノダさんを批判している。

ところで朝日新聞が政権にゴマをすっている。TPPの交渉にわが国は参加すべきだ。その上で交渉での具体的な戦略造りを急がなければならない・・・と。
おなじ今日の紙面の別ページでは米国高官による9月時点での言葉として「今から参加しても遅すぎる」と報道している。ノダ政権はこの発言のメモを公表していないという。

朝日新聞はどこに視点を置いて「TPP交渉参加を主張する」のだろうか。あすの新聞報道が楽しみである。