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風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

熱中症

2007-08-05 21:01:48 | 健康/生命

風の谷通信 さん農園便りNo.2-153

 今朝の産経新聞に「熱中症は軽視せず慎重に対処せよ」と
いう社説が載っています。時宜を得た主張兼解説です。

 体温調節が不調になって起きるのが熱中症で、痙攣・頭痛
・吐き気・めまい・血圧低下・脱水・意識障害を招きます。
この仲間には熱痙攣、熱疲労、熱射病・などがあります。
私自身も2年前に血圧低下を起こし、それ以来不整脈の治療
をずっと受けています。
 そして、昨年の夏場に救急車で運ばれたのが2805人で、
毎月500人以上、各県に10人以上ということです。

 予防対策や注意事項はここで持ち出すこともありません。

それよりも、何でも朝日新聞に食って掛かる産経新聞が夏の
甲子園をこき下ろしてくれればよかったのに、と皮肉な見方を
しました。 実際、あの「熱闘甲子園」とか先日の佐賀高校総体
とかいった企画は、熱中症という観点からはぜひ中止して
ほしい事柄です。

 補足: さんさん朝日の配布日は8月1日と書きましたが
間違いで、8月第1日曜日=つまり今日=でした。 
いい紹介記事を書いて頂き、写真も適切です。 感謝・感謝。


夏の愚行2

2007-07-31 21:28:24 | 健康/生命

風の谷通信 さん農園便りNo.2-150

 真夏の野球の危険性を書いたついてにもう一言。

 今朝の神戸新聞に、高校野球県大会で優勝した報徳高校
コーチのインタビュー記事が載っていますが、その中の言葉:

 今大会は4番を打つ小杉が不振に陥った。体調不良もあった
が、準々決勝の前には「熱が38度あろうが関係ない。気持ちを
強く持て」と中軸選手としての自覚を促した。

 一体、何と言う指導者でしょうか? こんな『ど根性』式の
指導者が熱中症で倒れる生徒を作り、皮膚ガン予備軍を育てて
ゆくのでしょう。 実際に、ある学校の柔道部で熱中症による死亡
事件がありました。酷暑の中での練習で、体調を崩した生徒を
休ませず、死に至らしめた指導者は有罪になったはずです。

 そこまで追い詰める権利があるのでしょうか? 
真夏には昼も夜もなく身体を休めるのが健康の源、健全な発育
の基本です。

 全く以て「バカ」としか言いようがない「指導者達」です。

 『強い』と『健康』は直結しないことをもう一度付け加えます。


真夏の愚行

2007-07-29 20:49:52 | 健康/生命

風の谷通信 さん農園便りNo.2-148

 じゃが芋のご希望がありました。どうぞ取りに来てください。
酷い暑さを避けるといっても早朝から畑で作業できないで
しょうから、今のうちならば採ってあるものを差し上げます。
場所は県道716号線、飯盛交差点から南へ4キロ、
天狗ラーメンの近くです。
      ケイタイ電話番号:090-9053-5838

 ところで酷暑のニュースを一つ。佐賀県で開催の高校総体
で117人が暑熱のために手当てを受けると言う事件があり
ました。このところ連日35度を越えているのに、炎天下で
の活動は禁物です。厚生省は30度を越えると屋内へ入れと
奨めるのに、教育関係者が暑熱に耐えるのを 礼賛するかの
ような姿勢で競技会を開催しています。酷暑に耐えるのが
健康なことだとか精神的に強いことだとか誤解しているみた
いです。鍛錬を教育の手段として導入した明治教育思想の
誤りのせいでしょう。

 その最たるものが高校野球です。甲子園のマウンドは
「40度近くにもなりますねえ」と言いながら闘う選手達を
さも健康優良児のように讃えています。文部省と高校野球
連盟と朝日新聞が、最も不健康な愚行を奨励しているような
ものです。
 健康に関する誤認があります。「強いこと」は即「健康な
こと」ではないのです。二つは殆ど無関係な概念です。
 夏には 温度だけではなく紫外線も大敵です。紫外線警報
が出ている戸外でどうして運動などさせるのでしょうか。 
屋外での運動活動は将来の皮膚ガン予備軍を育てている
ようなものです。
 どうぞ暑い時は屋内へ避難して下さい。子供が可愛かったら
野球部を辞めさせるべきでしょう。

 

 


心臓チェック

2007-07-25 21:10:58 | 健康/生命

風の谷通信 さん農園便りNo.2-145

 極めて個人的な事ながら・・・。
 
 内科で心臓チェックを受けています。狭心症の疑いて、運動負荷
試験や心臓エコー、24時間心電図、そして明日は M R I と C T
スキャン・・・。

 今夜は心電図レコーダーを着けたのが、慣れていないもので、
はがしてしまって、急遽夜間診療窓口へと駆けつける始末。

 そもそもがカンカン照りのもとで働きすぎて不整脈を起こしたの
が事の始め、以来2年間、戦々恐々とする毎日です。

 強い身体に自信過剰だったので、遂に農作業を減らさなければ
ならない事態に至りました。 でも負荷試験の結果では心筋症の
心配はないそうですから、また明日から同じペースで働くかも・・・。


ダンボール入り肉まん

2007-07-14 23:26:53 | 健康/生命

風の谷通信 さん農園便りNo.2-137

 「ダンボール入り肉まん」という見出しを読んで「何が
おかしいのかな(いけないのかな)?」と思ったのも束の間、
酷いことがあるものよ! と感心し寒心しました。

 肉まんがダンボール箱に入っているのなら何もいけない
ことはないのですが・・・。 肉まんの中側のアンコにダンボ
ールが入っているのではいけません。ついでに本物らしく
見せるために香料がいれてある・・・のは困ります。

 ついおとといの記事で、偽ものを本物らしく見せるために
添加物を使う、と書いたばかりです。

 次々と明らかになる中国の食品の偽装についてどこかの
コラム氏が「長い共産主義時代から急に個人的営利主義に
変換した政治のミスマッチ」だというようなコメントを書いてい
ましたが、まことにもってさもありなんと言う事態です。 
 丁度北海道の牛肉偽装事件と重なって、とてもじゃないが
「肉製品は食べられない!」 という事態です。特にシューマイ
やハンバーグといったひき肉は信頼できません。私はピー
ナッツもウーロン茶もやめにしました。

 それにしても古代から豊かな食文化の伝統を持つ中国で
「カネ儲けのためには何でもあり」ということはどうしたこと
でしょうか?