ここ1週間ほど、Q-S1に01Standard Primeを装着して持ち歩いている。固定焦点なので(Q-S1との組み合わせで約40mm相当)多少制約を感じるが、換算40mmというのは比較的扱いやすい画角ではある。F1.9という明るさも、夜撮影するには使いやすい(もっとも、Galaxy S6 edgeのカメラもF1.9だけど)。
Q-S1のピントは夜景では合いにくい。合焦表示が出るので、撮れたと安心していると、後で見るとボケボケだったりする。同じところで何枚か撮るようにはしている。ノイズがきついので、ISO1600までにしてマイナス補正も強めに(1 2/3EVくらい)かけるようにしている。
というわけで、当面はこれで行くか、というつもりではいるが、もし今次の機種を考えるとしたら、どれにするか、ふと頭の中を妄想が廻った。
いま、小型のレンズ交換式カメラは減少傾向にある。Qは終わってしまったし、ニコン1シリーズもちょっとどうなるかわからない。レンズ交換式って、ある程度シリーズが長続きしないと無駄にものが増えて困るね。。レンズ固定式の高級コンパクトが多く出ているのは、そのせいもあるのかな。
量販店のカメラ売り場も様変わりしいて、いまは真っ黒でいかめしそうなカメラが目立つところに並んでいる。レンズ交換式のコーナーはわりと頻繁にチェックするけど、コンパクト機の動向には疎い。ちょっとひやかしてみると;
ソニーのこれ(RX100)はこの分野では定評があるらしい。らしいというのは、よく訪れるクリエーター系の方(よくおしゃべりする鳥を飼っていた方)のブログで時折紹介されていたからだ。作品の撮影をして、ウェブにアップする程度なら一眼レフ並みに撮れると。
写真のプロではないが、一定レベルの写真を仕事で使う必要がある方に、このカメラは使われているということがうかがえる。
店頭で見ると、同じような型のモデルが7-8個並んでいる。古いモデルも継続販売しているらしい。比較表も店頭に展示されてたが、事情の分からないものには「??なんでこんなにあるの?」という感じが。。買うわけでもないので、店員さんにも聞けなかったが。
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GRもクリエーター系の方によく指名買いされてるみたいですね。いや、自分がクリエーターなわけではないし、商品撮影もしないのですが、なんとなく「プロ仕様」みたいなものに格好良さを感じたりはします。まあ、こちらは自由の身なのであれですが、本当に業界の人になったら、人目も考えてGRにしとこう、みたいな流れになっているのかもしれない。。それはともかく、GRはデジタルになってからもう10年以上、この分野のトップを走ってきたブランドです。
なので、やはり選んで損はないかもしれない。
もう7年くらい前、これの姉妹版であるGX200を持っていました。
EVFがつき、ズーム(24-72mmぐらいだったかな)できるものでしたが、いろいろと違和感があって早々に手放してしまった。GRとは微妙に寸法がちがうボディは持ちにくいというより、持った時の重量バランスが悪く、どうもしっくりこない。また変に華奢というのか、実際になよなよはしていないがソリッド感にも欠ける。操作体系は非常に悪いわけではないが、ややマニアックで、なんとなく使い手が試されているような印象。画質はそのままだと赤っぽい(マゼンタ寄り、というやつかな)で、微調整できるものの、最後まで好みの色合いにはできなかった。
1年で売って(思ったより高く売れた)、オリンパスのE-PL1を買った・。大きくてちょっと不細工な初心者向けモデルだが、気軽に扱えるし画質もかなり良かった。E-P3の登場で引退したが、マニア向けでないものは売っても二束三文なので、仕方なくまだ持っている。
まあそんなわけで、そのうち懐に余裕でもできたら、どっちかを買ってみようか。。