うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

ムーミン(昭和版)

2013年12月11日 | 昔のラジオ、テレビ

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YouTube: ムーミンのうた

ムーミンのテーマパークができるとか・・。

僕らにとってムーミンといえば、この古い方だ。ウィキペディアによると、旧版のムーミンは当時作者トーベ・ヤンソンがその脚色ぶりに難色を示し、より原作に忠実な平成2年の楽しいムーミン一家が放送されると、昭和版は再放送や、DVD等の販売が控えられるようになったらしい。

当時の日本の状況を考えれば、親しみやすい形に脚色するのは自然なことだったのだろう。以前はとても人気があってよく再放送をしていたし、交通安全週間?か何かのポスターに、毎年使われていた。

平成版の方は見たことがないが、たとえ平成版の方が原作に忠実だったとしても、子どもの頃見た昭和版が、僕にとってのムーミンだ、という思いがある。本物はどっちだ、ということよりも、やはり懐かしい声や音楽の方が、心を震わせてくれるものなのだがなあ。

このテーマ音楽のことは、しっかり心に残っていて、よく頭の中で鳴り響いている。特に間奏のストリングスのところはとても好きで、よく口笛を吹いたりする。

ムーミンの声は岸田今日子。アルトの、深みのある声でとても良く似合っていた。ムーミンパパは髙木均。紳士的なパパぶりだった。スノークは広川太一郎。気取っているようでどこか間の抜けた台詞(王立学習院の卒業生ですからねえ)が好きだった。

スノークが「はずらかしい(=恥ずかしい)」という言い方をしていた(これは広川さん流か)ので真似して、人前で言うと「・・どこの方言??」と言われたりした。

原作(もちろん日本語訳)は小学校2年の時、読んだ。学校の図書室ではなく、クラスの本棚にこの本があって、借りて読んだ。結構文字数が多くて、読み応えがあるなあ、と思った記憶がある。同じクラスの寺田さんという女の子が、次私に貸して、と言ったので、酒屋さんをやっていた彼女の家に届けに行った。今あの辺の街はどうなっているんだろうな・・。

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