うさぎくん

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トヨタ「86」

2011年11月29日 | 社会・経済

Car Watchより。

トヨタ自動車は11月27日、スバル(富士重工業)と共同開発してきた小型FRスポーツの名称を「86(ハチロク)」とすることを発表。
(中略)86」は、これまでFT-86と呼ばれていたモデル。2012年春に発売される。エンジンはスバルの水平対向4気筒 2.0リッターをベースに、トヨタの直噴技術「D-4S」を組み合わせ、最高出力147kW(200PS)/7,000rpm、最大トルク 205Nm(20.9kgm)/6,600rpmを発生。ボア×ストロークは86×86mmで、圧縮比は12.5の高圧縮比を実現。燃料はハイオクを用い る。

86というのは、80年代の人気車、カローラ・レビン/スプリンター・トレノの形式名に由来する、と、僕が言うまでもないか。86レビンは何人かの友人が乗っていた。当時はそんな神格化された存在でもなくて、確かにFRで特徴的な車だったが、少し古く、安っぽい感じがする車という印象もあった。もともとFwdにフルモデルチェンジしたカローラシリーズの中で、これだけは古い70シリーズのままエンジンだけ新しくした車だ。シャシーの性能は独立懸架のセリカやカリーナなどの方が高かったと思う。今の車事情は全然知らないが、当時はこういう走りやさん向けの車はたくさんあって、トヨタのこのクラスでは同じカローラ系でもセダン(FF)のGT、後には上級ハッチのFXシリーズ、ミドシップのMR2(初代)、下のクラスにはスターレット(FRのKP61、翌年出たFFの71系も人気があった)、上級のセリカ、コロナ、カリーナも1.6lのシリーズは比較的安く買えた。ただ、86系のように固定軸で後ろが滑りやすい車は他にはなくて(三菱ランサーぐらい)、貴重な存在だったことも確かだ。

ちなみに僕は、少し後だったけど本田のCR-Xという小型スポーツに乗っていたことがある。
で、今回の86は一応若い人向けということになっているけど、その頃若者だった人たちも、ターゲットにしているのだろう。

今の若者が車に興味があるかとか、買うだけのお金があるかとか、そういうことを書くつもりはないけど、それは今の人がどうのというより、時代の違いなんだろうな。
 今の自動車業界のことは全然わからないが、一つだけ思うことは、街を歩いていておっ、と気を引かれる車はなぜかドイツ車が多いということだ。日本ではあまり見られなくなってしまったフォルムのセダン、ワゴン、クーペ・・。そういうのを見て、ほっとするのは、やはり自分が古いからなのだろうか??

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