うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

吉田拓郎 『アジアの片隅で』

2015年12月20日 | 音楽

週末銀座に行ったのは、このCDを買うためだった。

去年もクリスマスのころに、ローリング30を、やはり銀座山野楽器で買っている

オリジナルのLPレコードは1980年秋の発売だった。

『ローリング30』もこの「アジアの片隅で」も、発売当時にFM放送で紹介された数曲を、エアチェックしてくりかえし聴いていた。

当時FM東京(いまの東京FM)で、夜10時台だったか、マクセルが提供する15分ぐらいの番組があった。タイトルは忘れたな・・。たしかアール・クルーの曲がテーマ音楽だった。新しくリリースされたアルバムを、1週間かけて紹介するという企画で、1日に1、2曲、曲中のナレーション、フェードアウトなしでかけてくれた。アルバム全曲がかかるということはなかったとは思うけど・。

FM放送をエアチェックしてカセットで聞く、というのは、かなり普通のことだった。レコードも高かったし。

そんなわけで、このアジアの片隅でも、録音したテープを今でも確か持っているはず。

今更買うのもどうかな、とも思ったが、やっぱり持っておきたい、と思ったもので。

アルバムタイトルにもなった『アジアの片隅で』はライブ録音でかなり長く、メッセージ性の強い曲だ。ので、まとめて拓郎の曲を浴びるように聞くときは(そんなこともときどきするんですが)、「人間なんて」とか「準ちゃんが・・」とともに、いつも聞き飛ばしているのですが。まあ、でも高校生のころは結構わけのわからないなりに、かっこいいなと思いながら聞いていた曲です。

今こうして聞くと、「古いメロディ」なんていうのは、味わい深いですね。このCDを買って聞いていること自体、この曲のテーマそのものです。

古いメロディ 

こびりついて 離れないぜ

やりきれないね

・・・

確かに、若いころ聞いていた音楽を今改めてコレクションするのも、たまにはいいものです。

ただ、前回「ローリング30」から1年あけて、これを買ったのには理由があって、あまり昔を振り返ってばかりいるのもまたきついというか、ちょっと間を置きたかったのです。

これはずっと昔からそう感じていたのですが、懐古趣味というのは、若いころのほうが気兼ねなく浸れるようです。

30代のころに、子供のころ見たアニメなんかを肴に飲むのは楽しかった気がする。むしろ、世間的にそういう昔話が似合う年頃になってくると、なんだかなあ、という気にもなってくる。むしろ昔より新しがろうとしたりしてね。

それで、そうなるんじゃないかと、30代のころに想像していたのですが、近頃やっぱりそうなるのかな、という気がしています。

とか言いながら、今日はスマホにいれたドリカムの「決戦は金曜日」「晴れたらいいね」とか聞きながら、いいなあ、あの頃、懐かしいなあ、とかおもったりしていたので、これはどう考えたらいいのかな・・。

出先で、ものすごく久しぶりにマックに入った。近頃マスコミをにぎわしているようだが、どうなっているかな、と思って。

これはビッグマックセット。メニューの構成がよくわからないまま頼んだのだが(ああいうところの店頭で、慣れないものを注文するのはかなり難しい)、サブメニューにポテトが見つけられず、仕方ないので目に着いたミネストローネを選んだ。値段もどこに書いてあるのかわからないまま、最後に聞いたら740円だった。昔500円でおつりが来たことを思うと、確かに高く感じられるな。絶対的にはモスバーガーやバーガーキングなんかのほうが高いのだけど。

最寄りの駅のマックも先週閉店したようだし、二つ先の駅にあった店もなくなった。外野席から見ていても、なかなか厳しそうですな。この業界。

僕は当面、昼はコーヒーだけか、せいぜいドーナツ程度にしておきます。

 


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