うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

これから起こること

2019年09月21日 | 日記・エッセイ・コラム
次の台風が来ているのに、房総半島の災害復旧はなかなか進まない様子で、ここでお見舞い申し上げますぐらいしかできることはないのだが、いやまったく。
ハザードマップを見ると現宅付近は水害(昔は水が引けないので苦労した土地)地震(地盤は相対的に強固で断層もない地域)ともに問題はない。あるとすれば竜巻かな。それと交通か。前宅は南北1~2キロ先に、並行して走る鉄道が2本通っていたので(ために鉄道経営には不利であるらしい)、事故があっても必ずなんとかなる、という安心感はあった。いまは全然だめだ。最寄りの駅までリムジンバスが来ているので、電車がとまったら空港まで行ってバスに乗る、とよく冗談を言っている。

前回の台風(15号台風)の被害、ご近所を車で通るとどちらかの農家で納屋の屋根(トタン張りらしい)がとれているのを見かけた。ので、この辺でもやはり風は強かったのだと思う。
そしていちばん気になるのは、近所の野鳥。駅前と、そこから伸びる通りぞいにある街路樹に、たそがれ時になるとムクドリが集まっていつも大騒ぎしていた。不思議なことに駅から離れたところにある街路樹には来ない。駅前がいいらしい。夏などは朝になると彼らの羽根が大量に歩道に散乱している。お店のドアのあたりに吹きだまりになるので、職員の人たちが毎日掃除をしていた。また、夜になるとムクドリよけの警報(ムクドリが嫌がる音の出る装置)を鳴らしたりしていた。

それが台風後、ふと気がついたらまったくいなくなっている。道にホワ毛が落ちてないし、夜になっても鳴き声がしない。聞くところによると、台風で数千羽のムクドリ、雀が死亡したらしい。あれだけの強風の中、逃げる場所も暇もなかったのかもしれない。

地震の被害は深刻だ。昨年は大阪、北海道、数年前の熊本、そして東北の大震災と、たしかに規模の大きな地震は増えている気がする。しかしそれ以上に、台風や豪雨による災害は毎年起き、それも年々被害が酷くなっている気がする。
そして、実際に被害に遭われた方は決して忘れられないだろうし、その後の気象情報にも敏感になっておられると思うが、自分たちのような直接影響を受けなかった人たちは、ある意味災害情報に不感症になってきているような気もする。濁流に流される橋や、水に漬かった家の映像など、毎年のように見て酷いな、と思うが、それが毎年日本のどこかで起きているというのは・。

酷暑なども慣れの一つで、最高気温35℃で外出は控えよといわれても、それほど驚きはしなくなった。まあ毎日繰り返されれば驚いてもいられまい。
とにかく、気候は昔と同じではない。人間の営為は影響を与えてるとは思うが、それだけが原因ではないのかもしれない。この千年間には色々な時期があっただろう。
地球上のどこか、今は人がいるところでも、住めなくなる土地も出てくるかもしれない。世界の人口は百年で4倍近く増えているそうだ。今は戦争や内乱による難民が問題となっているが、たとえばあと30年したらどうなっていることだろうか。。
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