うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

車のある風景

2024年02月04日 | 本と雑誌
JAFメディアワークス2023年(kindle版)。

JAF(日本自動車連盟)の機関誌JAF Mateに連載された、松任谷正隆氏の車エッセイ。JAFはうちでも入っていて、この冊子もちらちらとは読んでいる。
JAFにいつ入ったのか忘れたが(たしか最初のバッテリー上がり起こした時だ)、どうやらJAF入ったのと連載始まったのはだいたい同じ頃だったらしい。

松任谷氏はCar Graphicでもコラムを毎月連載していたので、すっかりお馴染みだ。話の内容も車関連+αで変わらない。この方、どういう訳か尾籠なお話好きで、本書でもやたらと(車内でう〇こ漏らした話で盛り上がったとか、納豆を座席の隙間に落としてしまい、そのあとヒーターつけたら車内に匂いが充満したとか)出てくる。読んでると、ああこの人らしいなあ、とか思ったりする。

連載中読んだ内容は殆ど忘れているが、ひとつだけ、売り出し中の若い女優が自宅を訪ねてきて、当時杉並住まいだった松任谷氏の車ナンバーが練馬と聞いて「だっさぁ~!」と言われ、あとを奥さんに任せて自分は部屋を立ったという話は覚えていた。昔は杉並区は練馬ナンバーだったけど、今は杉並ナンバーだし、板橋とか世田谷とか、いろいろ増えてますね。鉄道と逆ですね。どうせなら車も電略で表記すればいいのにね。都ネリとか・*。

*マニア向け発言

松任谷氏は世代的には上の方だけど、親が乗ってたり子どもなりに当時の車知ってるから、多少つながってるところはある。氏のさいしょの自動車(カローラスプリンター)はうちの車ではなかったけど、うちの車(RT40コロナ)が長期入場したときの代車としてひと月ぐらい使っていた。子供がみてもちょっとカッコいいクルマだった。グローブボックスが鉄板のままで安っぽいけど、メーター周りは木目調でちょっといい感じなんだよね。エアコンがないから(コロナもそう)、親が送風機を最大にしてみたりしていた。セダンだけど、初代マーク2もしばらく借りて使っていた。

車で見栄を張るという感覚はバブル期のもので、今はそれほどないのかもしれない。確かに昔は高いクルマの人がエバってるという風潮はあったな。今だとそういう風潮はカメラ爺さんに引き継がれてるんじゃないですかね。。
考えてみると確かに、Sクラスメルセデスって見なくなりましたね。ふつうのEクラスはたくさん見るけど。

氏のさいきんの愛車はどうやらテスラらしい。新しもの好きを明言されている松任谷氏らしい。僕は新しいものが出ると旧いものを買いたくなる変な奴なので(新しい技術は好きだけど)、うちにいるのは内燃車だけど、車好きの氏がEVを楽しんでいることには興味を覚える。

テスラって街で見かけると、どこか車好きの人が作った車というか、車好きのつぼを押さえている感がある気がする。たとえフェイシアが液晶パネルだらけでも、ネットでファームウェアアップデートがあっても、あれは車だな、という気がする。なので・、EV乗っていると内燃式の車と比べてとってもエコ、みたいなこと言ってる人(あまりいないけど)は苦手。電車乗って歩けばいいじゃん。
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