僕の上司が部下たちを直接指揮する仕事があり、これが蓋を開けてみたらかなり大変な事業であることがわかった。先週末はそれで、土日にもかなり彼らの作業等の動きがメールログに次々と流れていた。
部下に声はかけたが、今思えばもう少しインボルブするべきだったかもしれない（上司への遠慮とか、色々考えてしまい・）。。同僚ならもうすこしきめ細かに作業に立ち入って一緒に作業したりするのだが。。
とにかく先週の土日はどうも落ち着かなかった。
朝は早いほうが効率がいいので８時過ぎには出社したいが、以前のようにその分早く帰ることがやりにくくなった。他のスタッフの出社は概して遅く、仕事のピークもしたがって遅いからだ。
本当は遅い時間の打ち合わせは、無駄に時間がかかって良くない。のだが、このコロナ禍づづく中にあっては、時にはそうやって顔つき合わせるのも必要かとおもうようになり、結構長時間打ち合わせしている。
結果、朝８時から夜９時半まで仕事、なんてことが珍しくなくなった。在宅勤務をすることと、前はフレックスでなかった点が違うが、ちょっと入社直後の状況に似てきた。２０２０年１月、世界がコロナの闇の中に潜り込む直前のことだ。
多少大変でも、それほど辛くない（といっても時にかなり疲弊するけど）のは、いくらかでも自分の成長を実感できるからだ。
まあ残り時間も計算しないといけないお年頃でもあるんだけど。
今年は所有するマンションの、管理組合理事長をしているのだが、委託している管理会社の担当者の対応に頭を抱えている。
管理会社はこの６月に別の業者に代わった。前の業者は長年ここを担当していて、僕も相談したことがあったが、信頼のできるベテランの人だった。
この人が退職して、社としてマンション管理事業を撤退することになり、大手の賃貸不動産を扱う会社の子会社に委託することになったのだ。
僕は前の担当者に頼まれて、理事長を引き受けたのだが、そのときは細かなことは担当者に任せておけば安心、みたいなところがあった。担当者も、やることは書類を受け取って時々捺印する、あとは１１月の総会に出ることだけです、といっていた。
それはその通りなのだが、大手町に会社のあるこの新担当者、連絡は全部メールで（８月のコロナ最盛期に面会したい、と言われたのでちょっと、と言ったためもあるけど）、その文面が、大至急対応しろ！、私は昼から外出するので返信対応できなくなる、と余計な修飾がいっぱい入っている。
雨漏り調査費が随分高いと思ったので、疑問を呈して他の理事とも相談したいといっても、これが普通だし大至急だから、と返してくる。そして自分の判断でしたいろんなことを、確認しろ、と言ってくる。
メールと言うか、文章の形になったものはこういう時、厄介だ。対面口頭なら別に問題ないことが、とてもきつく、あるいは不遜に感じられたりする。ネットなんかその主戦場でカオスと化しているが、これは現代人の宿痾ですね。
決定的だったのは？うちの区分で水漏れ調査をしたい、と言ってきて（一度では見つからなかったので二度調査した）、あなたの専有部分（風呂）が原因とわかったから調査費を自弁して欲しい、と言ってきたことだ。そして、浴槽や配管も直した方が良いので、見積書を送るとも言ってきた。
管理業者が専有部分のリフォーム工事見積もりを提案してくることが、こういう場合に一般的なことなのかよくわからないが、これまでのいきさつから、これはちょっとヤバいかもしれない、と思うようになった。
メールで送られてきた見積書にある業者に電話して、直接詳細を聞いた。町の小さな業者らしいが、くだんの担当者からかなり細かい指示を受けて、作業したり見積書等を作成したりしているらしい。大企業と下請けみたいな関係か。。
担当者はここでも、大至急対応しろ！などとせっついているのかもしれない。
理事長としてこれまで「確認」判断をした事には、もちろん責任はある。
しかしこれは、ちょっと何とかしないといけないと思っている。。
そんなわけだったので、総裁選がどうしたとかいう時はぜんぜんニュースが見られなかった。
台風が来たのも、朝ちょっと雨降ってるなと思ったぐらいで、ぜんぜんわからなかった。帰るころには雨が上がっていた。。
あと、嵐がなんちゃら、もね。
