うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

たこ

2022年02月28日 | 音楽

在宅勤務です。

今(28 Feb. '22 at 23:45 JST)、ウクライナとロシアは停戦協議中ですが、内容に関する報道はありません。もうすぐ国連総会の緊急特別会合が始まるはずです。
ハルキウ(ハリコフ)で都市無差別攻撃が始まったというツイッター情報が気になるところです。

それで、在宅勤務しながら、ちょっと確定申告もできるかな、と良からぬ考えを起こしていたのですが、色々設定に手間取って。。

そういえば、海外の事務所(ITセキュリティ管轄)から、サイバーセキュリティに十分気を付けてくれ、ちょっとヤバそうだぞ、というメッセージが来たそうです。うちのIT担当者は最初、冗談かと思ったが本当らしい。
それで、さっきつい仕事PC開けてメール返していたら、ちょっと届かなかったりしている。。


それはともかく、このところニュースジャンキー気味でもあり、いささか行き詰ってきました。

ふとCD棚を見てたら「おお、そういえばタコ、さいきん聴いてないな」と思い出して、探し出してみた。

こないだスクリャービンのことをちょっと取り上げましたが、そのとき「法悦の詩」を聴いて、そのあとパハマンのショパンとかを聞きました(きれいです)。昨日はプロコフィエフ聞きながら、これ書いてました。

プロコフィエフが亡くなったのは1953年3月5日ですが、同じ日にヨシフ・スターリンも亡くなっています。もうすぐですね。。

プロコフィエフはわりと好きなのですが、『タコ』ーショスタコーヴィチーはめったに聴きません。ラフマニノフもプロコフィエフも、どこかに色気があるんだけど、タコはどうも・。聴くと圧政時代のソヴィエトのイメージがむわあっと広がってくる気がする。。

しかしながら、時節まさにロシアに注目が集まっているということもあり、たまには聴いてみようかと。

いっときバラバラで買っていった、7番と8番と10番の交響曲が見つかりました。前から持っていた、5番/9番のCDが今見つかりません。だいぶ並びがおかしくなってて、一回整理しないといけないのですが。。
ちなみに9番が一番好きかもしれません。

7番は「レニングラード」と呼ばれ、ナチスによるレニングラード包囲戦の最中に作曲されたとされています。ファシズムへの抵抗を歌い上げた、と宣伝されましたが、作曲家は(それに加えて)ソビエトの恐怖や屈従、全体主義を暗に描いた、と後日語っていたとかで、今はそういう視点から評価されているようです。
ちなみに、7番の初演は1942年3月5日だそうです。

というわけで、いまこれを聴いていても敵性音楽、などとはいわれませんが😅 、こうして世の中を憂いながら音楽を聴くのはなかなか・・楽しくないですね。。やはり音楽は洒落たものでないと・。



敵性音楽で思い出すのは、昔朝ドラ「雲のじゅうたん」だ(と思うけど、ちょっと自信がない)。
たしか船越英二さんだったと思ったけど、ちょっと反骨精神のある貴族で、主人公のパトロンというか後見人みたいな人だったのかな。
洒落者で、戦時下でもジャズを聴くのを止めなかった。

特高のコンビがこれを見はっていて、路地で窓ごしに聞こえる音楽を調べている。先輩格のほうはしっかりトッコオさんで、後輩に「おい、ちゃんと見はっとけ!」というのだが、その場では「わかりました!」と答える後輩は、路地に立ちながら小声で「トミ・ドーシー(ニヤリ)・・」、「グレン・ミラーだ!😍 」みたいな感じでつぶやいたり、実はいっしょに聴きながら楽しんでいた。

この、おたっきーなトッコオさんが子供心にかなり好きで、他の登場人物やストーリーはぜんぜん覚えていないのに、そのシーンだけは覚えている。。
コメント
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