6月から道交法が改正になり、自転車に関する規則が強化される、という話を、友人がコメントしたSNSの記事で知った。
処罰が厳しくなるが、特に子供などはルールがわからないままに運転してしまうのでは、という懸念を書いていた。
折しも、手持ちの安自転車(西友で買った)がタイヤをバーストさせたので、交換してもらった。しばらく前から中のチューブがおかしくなって、走るたびにごとごとと音を立てていたのだ。
ちょうどいいので、試走をかねて、住宅地をてろてろ走ってみた。なるべくルールに則って、道路の左側、原則車道+状況に応じ歩道を徐行、もちろん信号は守る、という感じで。できれば無理なく。
運転してみて思うに、自転車でちゃんと走るのって、同じところを自動車で走るよりも神経使うし、難しい。
車ならやることは決まっている。みんな当然信号などは守るし、車線も標識が行き届いていて迷うことがない。自転車は、歩道を走っていると歩行者に気を遣うし、車道は車やバイクが怖い。信号も、四つ角を左折するときなど、意思を強く持たないと赤信号で待っていることはできないかも知れない。
昔から思っているのだが、都市は自転車をすごくないがしろにしてきた。本来なら車より自転車の方が効率よく移動できるはずの生活道路さえ、ところによっては走りにくい。自転車レーンの設定も場所によってまちまちで、どうしたら良いのか迷うことがおおい。
他方、おかしな運転をする人が多いのも事実だ。今回もふらふらと、どうしたいのかわからない状態で突っ込んでくる中年の女性とか、音もなく後ろから至近距離で追い越してくるスポーツサイクルの男性などに遭遇した。
スポーツサイクルに乗る人、特に都市部を走る人のことを、時に苦々しくおもうことがある。本人はまったく罪の意識はないと思うが、さっき書いたように音もなく高速で近づいて来て、びっくりさせられるのだ。バイクや車なら、遠くや後ろからでも音でわかる。自転車は、音がしないし、狭いところでの高速は怖さを増幅させるのだ。かといって、チリ、チリとベルを鳴らされても、むっとしたりして・・。そういう人たちが率先して優しい運転をしてくれるといいですね。
話は戻るが、西友の自転車、前輪ももうすぐダメになりそうだ。
ごらんのように、一部の表面がはげ、チューブの関係ですこしゆがんでいる。