うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

背中

2013年11月21日 | セキセイインコ

さいきん、ペンに嫌われてる。手をさしのべても、ついと逃げられてしまう。

ぺんちゃ~ん、といっても、背中を向けている。

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日中ケージを置いてある部屋に、鉄道模型のレイアウト(ジオラマ)がある。
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さいきん主人は帰宅して挨拶すると、ペンへのあいさつもそこそこに、背中を向けて運転に夢中になっている。相手にされてないと思ったペンは、

「とりだよ!とり!」

と主張するのだが。一緒の部屋にいるのに、僕のことを見てくれないなんて・・。

主人は気になって、仲直りしようよ、と色々ちょっかいを出すけど。

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あん?

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今日はペンを肩に乗せて、キッチンのシンクのところにいたら、水浴びしたがった。寒いのに、大丈夫なのか?

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やけ酒ではない、ボジョレーヌーボーを買った。スーパーで、安いやつね。

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ドライブ・マイ・カー

2013年11月21日 | 本と雑誌

文藝春秋12月号に掲載された、村上春樹の書き下ろし短編小説。
タイトルは「ノルウェイの森」みたいに、ビートルズの曲を思い起こさせるが、本作に音楽の話は出てこない。副題として、女のいない男たち、とある。

事情で一時的に運転できなくなった熟年の俳優と、愛想はないが腕のいい若い女性運転手、の話。男は妻に先立たれてずいぶんたつが、妻の生前の浮気について、自分の中で整理ができずにいる・・。

村上氏の"女性観"について、考察したコラムを読んだことがある。個人的にはさいきんの長編に出てくる女性、たとえば青豆やふかえり、なんかはあまり魅力を感じない。どうも、設定が極端で、人間的な接点を見つけにくいのだ。
ああ、多崎の沙羅は良かったな。一番好きなのは、世界の終わり、の図書館の子(世界の終わり/ハードボイルドどちら側も)。

本作のみさきも、色々と変わった経歴が与えられているが、役回りはまっとうで、なんというか、切れ味が良い。
全体の完成度はさすがだ。

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