一昨日の夕方、友部のアパートから高尾の自宅へ車で戻る途中に水戸の安国寺へ寄り道しました。その前日(水曜日)の朝に見た満開の枝垂れ桜が夜にライトアップされるためです。この安国寺の枝垂れ桜のライトアップは、ほぼ毎年楽しんでいます。
山門の先の境内にある枝ぶりの良い枝垂れ桜
山門の下から見上げます。
萬年山安国寺は、水戸市大足町にある曹洞宗の寺院。創建は寛文3(1663)年と伝えられていて、この枝垂れ桜は樹齢約170年、高さ約10メートル。本堂再建時に植樹されたそうです。
鐘楼脇から見た姿。左側には前日朝にも紹介した銅像
ちょっと暗くて姿が見えにくいですね。調べて見ると右側は曹洞宗の開祖、道元禅師が宋に渡り修行中であった姿、左側は宋の天童山、典座和尚が教えを受けている姿のようです。
樹齢170年の桜を見上げます
再び山門の前から
山門左手には念願成就地蔵菩薩。令和3年の建立です。
山門の下にある御影石は鏡のように境内の桜を映し出します。
山門の石畳に撒かれた水に映る幻想的な姿
境内の左手には淡くライトアップされたミツバツツジと仙台しだれ桜
観音菩薩もライトアップ
東日本大震災の復興を願い令和元年に植樹された仙台しだれ桜
再び迫力の枝垂れ桜。桜の先には淡く朧月が見えています。ちょうど三日月ですかね。
サクラと三日月。薄雲がかかっているため地球照は見えません。
最後に山門に再び山門に映る枝垂れ桜の姿を見て、帰路につきました。
また来年も訪れてみたいですね。