ウリパパの日記

自由気ままに・・・

富士山の笠雲 (ライブカメラより) 2014.11.2

2014-11-02 19:02:40 | 自然
関東地方は風も弱く穏やかな一日になりました。山では南西の風が強く富士山には午前中から笠雲がかかっていました。午前9時頃には僅かに山頂を隠す程度でしたが、一時間もすると二重、三重と成長。ライブカメラを通して珍しい笠雲の姿が見られたので紹介しておきます。まずは三つ峠から4重の笠雲。風上の西側に雲が成長しています。


忍野村からの映像です。北側の裾野に雲が広がっています。


西側の本栖湖からの映像です。低い雲が切れて富士山が姿を現しました。


参考に午前9時の天気図を添付しておきます。南北に延びる深い気圧の谷が通過して日本列島に暖かい湿った空気が入ってくる様子が分かります。
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東京文化財ウイーク 広園寺公開 2014.11.2

2014-11-02 18:21:24 | Weblog
早くも霜月に入りました。先週は一時的に冷え込みが強まり、水曜日(29日)の朝は友部駅から赤塚駅にかけての畑には霜が降りていました。八王子でも最低気温が5.9℃まで下がりこの秋一番の冷え込みとなったようです。今日は日本海の低気圧に向かって南から暖気が入り、午前中に晴れ間も広がったこともあり最高気温は21.5℃まで上昇しました。

昨日は久しぶりの休日出勤で、常磐線で自宅に戻ってからも深夜まで仕事があってヘトヘトになりましたが、今日から2日間は休みです。恒例となった研修の宿題もたっぷり残っていますが、適度に息抜きしないと倒れてしまいます。今日はちょうど東京文化財ウイークの催しとして山田町にある兜率山広園寺が公開されているので、さっそく午前中に見学してきました。


南側通用門の前には、東京文化財ウイークと書かれた幟が立っています。


門を入ります。広園寺は1390年創建の臨済宗南禅寺派寺院です。本ブログでは桜の季節を中心に何度も紹介していますが、いつ訪れても荘厳で閑寂な雰囲気に心が洗われます。


今年もボランティアの方が説明してくれるので、団体さんに付いていくことにしました。まずは開山堂です。いつもは外から眺めるだけですが、今日はガイドに引率されて中に入ることができます。


建物中でカメラは使えないので、外から望遠で開山堂の様子を撮影させて頂きました。中央には開山法光円融禅師の尊像(都重要文化財)が安置されていました。広園寺で最も古い木像で室町時代開山示寂の頃のものです。暗くて見えずらいですが力強さを感じました。向って右側の木像は対照的な柔らかい表情です。4月6日の開山忌にはこちらの仏像が開山巡道の行列に加わるそうです。

その後、開山堂や方丈(本堂)内部、方丈庭園、金屏風の説明などの詳しい説明がありました。


向って左が開山堂、右が方丈(本堂)です。普段は立ち入り禁止になっているエリアですが、毎月第1日曜日には本堂で座禅会が開催されていて、どなたでも参加できるそうです。今日は公開日と重なったため、座禅会は明日に延期にされました。


開山堂の左にたたずむ石像。今日は間近に見ることができます。


文化財ウイークでは仏殿内部も公開されます。仏殿は江戸中期の建立で本尊の弥勒菩薩が安置されています。


本尊弥勒菩薩です。兜率とは弥勒菩薩の浄土で山号の兜率山は弥勒菩薩に由来します。


仏殿の天井には龍の絵が描かれています。


仏殿東側の鐘楼です。こちらも江戸中期の建立と言われています。梵鐘は昭和43年に新鋳したレプリカで、文化財に指定されている古鐘は仏殿内に安置されています。


最後は総門(勅使門)です。年一度の開山忌(4月6日)に門が開かれ開山巡道の行列が通るそうです。


広園寺を見学後、甲州街道のイチョウ並木の様子を見てきました。この一週間で色付いてきました。2週間後のイチョウ祭りでは黄金色に染まっていることでしょう。

(参考)2011年11月5日の文化財ウイーク(広園寺公開)の様子
http://blog.goo.ne.jp/uripapa_as/e/464849dbce8eabf4e956e39cb16c269d
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