久しぶりに音楽会へ行ってきました。母親が府中の森芸術劇場のドリームコンサートの4公演セット券を購入していて、今日はお誘いがありました。お彼岸の中日でいつも一緒に行っている伯母が行けなくなったためピンチヒッターです。
府中の森には娘の吹奏楽イベントで行く機会が多いのですが、本格的な音楽会は久しぶりです。曲目は前半がチャイコフスキーのバイオリン協奏曲、後半はマーラーの交響曲1番「巨人」です。オーケストラは日本フィル。このオケを聞いたのは何年ぶりでしょうか。纏まっていて安心して聞いていられますが、可もなく不可もなしといったところ。印象に残るような個性を感じられません。でもオーボエやフルートのソロがうまかった。マーラーの音楽は苦手で良く分からないのでコメントは差し控えますが、今一つだったかな?
指揮は金聖響。初めて聞きました。堅実な音楽作りですが、結構いい音を引き出しています。2階席で見たので指揮振りが良く見えました。流れるようでかつ切れ味もあります。絵になる指揮者ですが、誰かに似ています。家に帰りふと思い出したのですが、音楽作りは全く異なりますが、シャルル・デュトワに似ているのです。
さて、前半のヴァイオリンのソリストは、高校生の山根一仁さん。中学生のときに日本音楽コンクールで頂点に立ち、今年4月から桐朋女子高等学校音楽家(共学)に特待生として入学したそうです(何と娘と同学年!)
エネルギッシュでとても歯切れの良いチャイコフスキーです。技巧的にも素晴らしく演奏が終わると盛大で暖かい拍手にブラボーも混じっていました。音色が美しいですね。今後、齢を重ねれば音楽的にも厚みが増して、深い音色を聞かせてくれると思います。
アンコールはクライスラーの「レチタティーヴォとスケルツォ」。じっくりと聴かせてくれました。とても将来が楽しみですね。
後半はマーラー。私が苦手な作曲家です。長くて退屈という先入観があり、全く演奏会で聞いたことがありませんでした。実際に聞いてみると、美しい旋律が散りばめられているのですが、うーん・・・やはり長い。各楽章共に終わりそうで終わらない。
前半のチャイコフスキーは是非もう一度聞いてみたいですが、マーラーは結構ですね(笑)。後半は何となく印象に残らない、魅力に欠ける演奏だったからかもしれません。
← プチッと押してね!
府中の森には娘の吹奏楽イベントで行く機会が多いのですが、本格的な音楽会は久しぶりです。曲目は前半がチャイコフスキーのバイオリン協奏曲、後半はマーラーの交響曲1番「巨人」です。オーケストラは日本フィル。このオケを聞いたのは何年ぶりでしょうか。纏まっていて安心して聞いていられますが、可もなく不可もなしといったところ。印象に残るような個性を感じられません。でもオーボエやフルートのソロがうまかった。マーラーの音楽は苦手で良く分からないのでコメントは差し控えますが、今一つだったかな?
指揮は金聖響。初めて聞きました。堅実な音楽作りですが、結構いい音を引き出しています。2階席で見たので指揮振りが良く見えました。流れるようでかつ切れ味もあります。絵になる指揮者ですが、誰かに似ています。家に帰りふと思い出したのですが、音楽作りは全く異なりますが、シャルル・デュトワに似ているのです。
さて、前半のヴァイオリンのソリストは、高校生の山根一仁さん。中学生のときに日本音楽コンクールで頂点に立ち、今年4月から桐朋女子高等学校音楽家(共学)に特待生として入学したそうです(何と娘と同学年!)
エネルギッシュでとても歯切れの良いチャイコフスキーです。技巧的にも素晴らしく演奏が終わると盛大で暖かい拍手にブラボーも混じっていました。音色が美しいですね。今後、齢を重ねれば音楽的にも厚みが増して、深い音色を聞かせてくれると思います。
アンコールはクライスラーの「レチタティーヴォとスケルツォ」。じっくりと聴かせてくれました。とても将来が楽しみですね。
後半はマーラー。私が苦手な作曲家です。長くて退屈という先入観があり、全く演奏会で聞いたことがありませんでした。実際に聞いてみると、美しい旋律が散りばめられているのですが、うーん・・・やはり長い。各楽章共に終わりそうで終わらない。
前半のチャイコフスキーは是非もう一度聞いてみたいですが、マーラーは結構ですね(笑)。後半は何となく印象に残らない、魅力に欠ける演奏だったからかもしれません。
← プチッと押してね!