設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

母親達の役割

2011年05月22日 16時47分47秒 | 独り言
我が家は息子二人なのだが、超時代錯誤(?)か、
とんでもない勘違いの人に
「息子さん二人で家も老後も安泰ですねえ。」なんて言われる。
はあ~~?家ですか?老後ですか~?と
今は家制度バリバリの江戸時代か?と言いたくなる。
大昔の大奥じゃないのだから、男だろうが女だろうが
まーーーったく関係ないと思うけど、今でも皇室と
歌舞伎界なんかは男の子を生まないと大変な事に
なってしまうらしく・・・・正直 大きい声じゃ言えないけど
くっだらーーーんと思う。

ここまで極端じゃないけれど異性の子供というのは
母にとって格別らしく、息子を持つ知り合い母達は
程度の差はあっても、娘より俄然可愛い!を連発する。
うーーーん、自分超ひねくれなので、この感情
いまいちわからないのですよねえ~~~~

よく「嫁にもらう」とか「嫁がせる」という言葉を
自然に使うけど、この発想、逆の方が現代は
絶対うまくいうと思う。
だから自分は、息子が結婚したら(出来るかどうか問題だけど)
絶対「嫁がせた」気分になるだろうな、いや、そうなろうと
思っている。
相手のご家庭に よろしくお願いしますという感じ。
逆に娘だったら、ようこそもう一人の息子よって
感じで、受け入れなくてはとも思う。
だってその方が絶対双方が幸せなのではと・・・

今や二世帯住宅も表札二つをよくみる。
マスオさん現象も 嫌がる古くさい人達も多いけれど
逆の二世帯より圧倒的に問題は少ないような・・・

まるで所有物のように息子を扱う知り合い達も多い。
子供が自立出来ないのではなく、母が子供から自立出来ない。
こういう現象を見るたびに うう~~~!とぞっとする。

結局 これからの世の中動かすのは、自分の息子達の世代。
勿論女だって動かす。でも圧倒的にやっぱり男が動かす。
会社も政治も経済も。。
そう考えると、息子を育てるって結構肩に力入る。
同時に いかに自立した母じゃないといけないのか焦る。

でっぷり太った中年親父になってしまっても
何かと 母親を頼りきる大きな大人子供。
またそれを うっとりと支える超高齢な母親。。
この構図だけは避けたい。

極端だけど、混迷した今の世の中、決断出来ない大人。
行動出来ない大人。自分のない大人。
これ作ったのは、案外自分と同じ母親達かもしれない。