そうか、今日はそんな日か

7年前世界貿易センターが崩れ落ちたとのニュースを見なければこんなこと思い出さなかったんでしょうね。

あの事件が起きる一ヶ月ほど前ぼくはアメリカにいました。
学校の研修で2週間ほど滞在していました。その中でニューヨークの街並みにびっくりしながらのほほんと見学していたものです。

早いものであれから7年も経ったんですね。
日本に帰ってから一ヶ月後、飲み会から帰ってきてテレビを付けると映画のような映像が流れていました。
どう見ても映画です。でもニュース番組なんです。不思議な感じでした。
自由の女神に登りはしませんでしたが、周りを船で回って貿易センタービルも写真におさめてきました。
そんなビルが一瞬にして崩れ落ちたんですね。

まぁ、何が悪いとか誰が悪いとか言いません。
映画のような本当の映像を生で見てもどうすればいいのかが分かりません。
ただ、その現場というかテレビの中に起こることに震える、いや震えることさえも忘れるほどにただ見ているだけでした。
帰ってきてテレビを付けてしまったことを呪うのか、ずっと見つめていたことを経験と体験として糧とするのか、それは分かりません。

言葉だけの平和なんて望みません。
人と人がいればケンカだってします。
それが国と国なら特にです。
だからって戦争がどうのは言いません。ぼくらは戦争を知らないわけで報道される写真と映像でしか戦争を知りません。
このあたりのことを書くと長くなりそうなので割愛します（それほど大層な話にはならないでしょうが）

とりあえず人が笑って生きられればそれでいいのです。
誰かが死んだら誰かが悲しい。多分それだけなんです。
だから笑ってこそ人は楽しいんです。

そんなことを考える今日の日です。

夜が来るよ

もうすぐ夜が来るよ　そういって赤い花は閉じてしまった
昼間だけ咲いて　夜には眠りにつくように
いつの間にかここにある花　いつからか咲いている花