真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

財務ってなんですか? その9

2013-06-02 21:51:19 | 創価学会問題

-創価学会基礎知識・その12 「財務ってなんですか?」

【「白バラ通信 パンドラの箱」コメント欄】より

財務ってなんですか?その二

◎ ”勲章”や ”称号”と金権工作 

◇創価学会は、もともと日蓮正宗の信徒団体だった。戦後、正宗「本山」は微々たる勢力でしかなく、それを巨大にしたのは、戸田会長、池田会長であった。また、池田氏は戸田会長にならい、「世界平和や弱者救済」といった主張でたくさんの信者を集めた。

しかし、池田氏がどれだけ慧眼を発揮しようとも、しょせん信徒にしか過ぎず、教義を広める中枢、トップにいる『法主』にはなれなかった。
また、言論出版妨害、政教一致の激しい政治活動などで、信徒を増やすことに壁ができてしまった。
 

昭和47年頃から、強引な折伏・布教など、信徒拡大路線は少なくとも表面上は大きく転換し、研修施設の建設、墓苑の建設、文化活動などを手広く展開するようになった。 

◇同時に始まったのが、著名人との対話、勲章・名誉博士号の獲得であり、池田氏が自分の名前を歴史に刻もうとしてきたことだけは確かである。 

昭和47年、トインビー博士との対話 「21世紀への対談」。発刊は3年後。
昭和49年、パナマのノリエガ将軍と初対談。

昭和50年、初めて「モスクワ大学」の名誉博士号を手に入れる。
昭和50年、創価学会インターナショナル(SGI)が発足。1月26日をSGIの日に。

昭和54年、池田氏が、日蓮正宗への教義違反や社会的不正の責任をとって辞任させられる。
昭和58年、池田氏が、前年約4千万円を寄付し「国連平和賞」※を手にしている。 

※創価学会では、この「国連平和賞」を池田氏の国際平和、ことに国連に対する多大な貢献の「証し」であると喧伝する。 

しかし、池田氏の前の「国連平和賞」の受賞者の一人が、日本船舶協会の会長「笹川良一氏」(ボートレースの胴元)で、世界保健機構へ巨額の寄付が行われていたのと同じように、池田氏も「国連口述史」の広報局編纂室への寄付による「平和賞」の受賞である。
平たく言えば、寄付による「国連平和賞」である。
 

昭和58年、ルーマニアの「チャウシエスク大統領」との歓談が行われる。
「建国の指導者、愛国主義者、平和主義者、民族主義者であることがよく理解できました」と絶賛する。
(後に、大統領は独裁者として民衆の手によって銃殺された)
 

昭和59年、ブラジルのサンパウロ議会議員(創価学会員)のセルジオ・モリナガ氏が、池田名誉会長のブラジル疑惑を告発する。(週刊時報 2.27)  

「池田氏のブラジルへの入国と大統領との会見の実現のため、政府高官に取り入り、約3億円もの金権工作をおこなった」と証言。
(日本でこれが明らかになるのは、平成2年、週刊文春の12.20号で)
 

昭和59年初め、ポーリー女史(トインビー博士の孫)を創価学会が日本へ招待。
(英国の「ガーディアン紙」のコラムニスト。夫は同紙論説委員 )
 

5月、帰国後「祖父の肖像の価値」を「ガーディアン紙」に寄稿し、痛烈に池田氏を批判する。※  

※ 「彼の職業を聞かれて、宗教家と答えられる人は殆んどいないでしょう。私は、各種の指導者と会ったことがあります。しかし、池田氏のように、絶対的権力のオーラを持った人と会ったことがありません。
彼は、長年にわたり、あらゆる自己の気まぐれを通し、全ての命令に従わせ、そしてそれに対する軋轢に触れないよう、逃げてきた人間なのです。
私は、めったに恐怖を感じることはないのですが、彼の中にある何かにゾッとしました」と。
 

昭和62年2月、ノリエガ将軍と3度目の対談。帰国後、「ノリエガ庭園」を造成する。
この頃、欧米への豪勢な外遊が続く。(外務省内の学会員を通して、大臣並みに便宜を図ることを要求)
 

7月、ゴルバチョフ氏との会談。
事前工作に数億円の裏金が使われたと言われている。
 

昭和63年1月、インドの「ラマチャンドラ賞」が池田氏へ贈られる。
この賞の制定者「N・ラダクリシュン氏」は、インド政府から「問題人物」として告発を受けている、いかがわしい人物である。
 

平成2年4月、アルゼンチン、コロンビア、ブラジルの南米三か国から相次いで、7つの勲章を貰い有頂天になる。
「これが妙法である。信心です。5か月間に世界の勲章を三つ貰える人は、これまで一人もいなかった」
 

平成3年1月、創価学会が宗門批判のキャンペーンを大々的に開始。
11月、日蓮正宗が創価学会とSGIを破門。
 

平成14年6月27日、「聖教新聞」によると、国家勲章が22か国より、名誉博士号が128、名誉市民が220で計362の称号を獲得している。 

平成14年6月、「聖教新聞」に、「池田SGI会長の功績は世紀の大思想家に並ぶ!」と掲載。※  

※ 池田氏が肩を並べたとする、「世紀の大思想家」12人の顔写真が麗々しく掲げられ、その上に池田氏が世界各地から賞を受けた写真が飾られている。 

〇ガンジーに並び、池田氏は「共通の平和運動」
〇キングに並び、池田氏は「非暴力を体現」
〇ダビンチに並び、池田氏は「万能の天才」
〇ナポレオンに並び、池田氏は「英雄の精神遺産」
〇トルストイに並び、池田氏は「叡知の求道者」 
( 他の7名は省略 )
 

※創価学会と池田氏は、あたかも、表記の人と肩を並べたかのように宣伝する。池田氏の辞書には、「謙譲」という言葉はないようである。 

◇創価学会・聖教新聞では、池田氏に対する勲章や名誉称号などの顕彰を「民衆絶賛の証し」などと宣伝している。 

しかし、実際には寄付行為を初めととするさまざまな「金権工作」の結果であることは、すでに多くの創価学会幹部や関係者によって明らかとなっている。 

◇海外在住の元SGI幹部N氏は、スペインのマドリード大学に対して、図書贈呈と引き替えに、「池田氏が「名誉称号」を貰えるよう、創価本部の指示によって依頼したことを証言している。
このことからも、池田氏への称号や勲章は、池田氏が高潔な人格者であることの証しにはならないばかりか、むしろ、池田大作氏の人間的な「浅ましさ」を示している、と言える。

★昭和54年、宗門に対する教義違背や宗門支配の失敗の後、会長辞任に追い込まれた池田氏は、権威を復権するために、(宗門からの独立も想定しながら)ますます自画自賛、自己顕彰は激しさを増していくこととなる。

先週は土日共に出掛ける用事があり、更新お休みでした。

2週間ぶりに、皆様いかがお過ごしですか?

続いております桃太郎さんのコメントのご紹介です。

「財務ってなんですか?その4」(真実と幻想と創価学会)でも触れました「国連平和賞」

この「国連」はあの「国際連合(United Nations)」に非ず。紛らわしいですが注意しましょう。詳しくは「その4」をご覧あれ。

しかし世界の要人(しかも主に政治家)と会うために数億貢ぐというやり方は、かつてオウム真理教の麻原がロシアの政治家と会うために2億ばら撒いたとかいう話と同じですね。

統一教会の教祖サマも、世界の有名人と握手しにいくのが多いと聞きますが。

これらはまあ言ってしまえば、マインド・コントロールの典型ですね。

世界の要人と会うことができるほど、自分たちのリーダーは素晴らしいんだ!という効果をもたらします。

学会的には「そんなのは嫉妬だ!」という反論なのでしょうが。

私なら数億円を惜しげもなくポンと出せる財力があるなら、間違いなく別のことをしますけどね。

学会も先々のことを考えておけば、もっと慈善事業に投資しておけば、そのうち要人の方から金積んで会いに来るでしょうに、どうしてそういう方策を採らなかったのでしょう。

時間が掛かるからかな。

目先の欲望に捉われる辺りも学会的ということなのでしょうね。


5 コメント

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クロさん おはようございます♪ (ミルフィーユ)
2013-06-07 08:29:41
クロさん おはようございます♪

今日の聖教1面には牧口初代会長の生誕記念勤行会の写真が。

お~ッ! 出た~ 『第2別館』!

いつも通り原田会長ご一行様は本部別館です。
その写真は載せるけど 第2別館で勤行・唱題したとある名誉会長+各部代表の写真はナシ!
全国の学会員は第2別館の名誉会長の写真のほうが見たいのでは?(笑)


3面の【随筆 我らの勝利の大道】には相変わらずいかにも元気そうな文面が。

「思えば、過日の聖教新聞では、埼玉の行田市で生き生きと活躍する同志の姿も紹介されていた(5月16日付『地域紀行』)な~んて。

いかにも私は毎日聖教新聞しっかり読んでますみたいな…

行田には「忍城 おしじょう」と言う史跡があるとか。

その城主の妻、真名女(まなじょ)のエピソードを取り上げ 女子部婦人部が偉大だから学会は万代に磐石だと言いたかったようです。

見出しも「勝つと決めれば力は出る」

「時代を変える女性の慈愛と勇気」

「祈り 語り 動いて築け 常勝の城」などとあり 選挙支援にガンバれと言わんばかり。
なのに【我が友に贈る】は

「『仏法と申すは道理』 睡眠時間の確保など 疲れをためないよう 賢明な生活を! 健康第一で前へ! 」ですって。 笑える~。
睡眠不足にして疲れさせてるのはどこの団体ですか~?(笑)


そうそうきのうの「寸鉄」に面白いのがありました。

「車上荒らし・置引に注意。貴重品や鞄の放置は絶対するな。短時間でも用心」
アハハ、わかりやすいと言うか何かあった?

5日付けの1面に「世界池田華陽会の日」の記事と 名誉会長夫妻の2ショット写真が載ってたんですがこれがまた4年前のもの。

その記念日に女子本陣会の大会が創価女子会館で開かれ
世襲副理事長(笑)の博正氏が 「師匠の人生に学び、広布の新たな歴史を開きゆこう」と語ったそうです。

師匠の人生に学び…って自分の父親のこと?
まあとにかく姿を現さない父親に代わって 博正さんは世襲の道をまっしぐらですか…
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センセイは梅雨を引き連れて第2別館にお隠れです... (河童)
2013-06-07 21:10:52
センセイは梅雨を引き連れて第2別館にお隠れですかね?
「広布の要諦は全部伝えた。後は皆さんで頑張れ」みたいなメッセージと共にお隠れになったんだから、本幹で大昔のビデオを流したり元気を装うようなメッセージを連発するのは如何なものですかね。今思うと、当時は余程の緊急事態で焦りすぎて勇み足の宣言だったのかな?

その信濃町から地域に贈り物が届いているようです。
「月の石」ならぬ「総本部の壁材」だそうです。
拠点の仏壇に飾れってことらしいですが…もしかして新本尊?
舐めたことをします。建築端材で喜ぶ学会員がいるとでも・・・狂喜するな皆の衆!

しかし本当に石が好きな団体です。
総本部には「三代会長ゆかりの石」等も埋め込まれたらしいです。
ゆかりの石って何でしょう。世間から投げられた石礫のコレクションですかね?
地域に会館が建つ時なんて「地区の石」を持ち寄れと号令がかかったりします。
山川じゃあるまいし石なんて落ちてねぇんだよゴルァ、みたいな。
言うことを聞かないとセンセイに睨まれて石にされそうですが。

話は変わって先日、嫁が近所に出来た珈琲専門店に行ってきました。
知人から「不味い」と聞いていた店です。
「ねえねえ、あの珈琲屋さん行ったよ。貴方も行ったら。不味いよー」
「不味い店に行けとは何なんだよ」
「だって専門店なのに本当に不味いんだもん。面白いよ、笑える」
「面白がってどうする。ネタで行くのか?」
「口コミで被害の拡大を防げるじゃない」

あ、それと同じこと前からしてたYO!
ネタで会合に行ってブログにコメするとか。
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ミルフィーユさんへ (クロ)
2013-06-09 17:16:53
ミルフィーユさんへ

こんにちは~♪
今回も聖教情報、ありがとうございます。

恒例「第2別館」のご登場ですね!
誰か第2別館で張り込みして出入りする主の姿を激写してくれませんかね・・・。
しかし創価タウンは確か職員が不審者を取り締まっているという話ですから、張り込みも難しいか。
取り締まっている方々の方が普通の街では不審者ですけどね。


>いかにも私は毎日聖教新聞しっかり読んでますみたいな…

いいんじゃないですか。
しっかりチェックしてもらっている体の方が、あの醜悪な内容も先生公認でしょ、ってことでw
ちゃんと責任を取れるリーダーでしょうから~。

女性アゲは選挙も近く、ここは婦人部と女子部に頑張ってもらわないといけない正念場ですからね。
「創価学会・公明党ファイル」の新しい記事にも書かれてありましたが、婦人部で学会活動は回っているといっても過言ではないのでしょう。
その割には上級職は完全男社会で、口では持ち上げるけど用途は馬車馬という、憐れな学会女性陣です。

最近の寸鉄に見られる情報漏えいの警戒示唆ですが、完全に何か漏れてますねw
もしも盗難の目的が金銭ではなく情報であった場合、学会は窮地に立たされるようなことなんでしょう。
時期が時期だけに選挙関連の政教一致情報かとも思いますが、その他にも叩けばゴマンとホコリ舞う創価学会ですから、色々大変でしょうなぁ。
すねに傷を持つ身は、気の休まる間もなくお疲れでしょう。
学会が車上荒らしや盗難の心配をするなど、そもそも信仰の功徳をハナから否定しているようなものでは、という気もしないでもないですけれどね~w
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Unknown (クロ)
2013-06-09 17:23:48
非公開希望の学会二世さんへ

このコメントを読んでくださっていたら良いのですが・・・。
コメントありがとうございます。
母親だけが学会員であるうちよりも、ずっとご苦労されたことでしょう。
なのに私のブログにも共感してくださり、ありがとうございます。
このブログを始めてよかったと、とても励みになりました。

またいつでもお気軽にコメント下さいね。
返信する
河童さんへ (クロ)
2013-06-09 17:32:52
河童さんへ

先生はきっと第2別館にお住まいなのでしょうね。
第2別館がどんなとこかは知りませんがw
以前も学会施設に居住していて国税から家賃の支払いを指摘されて後から慌てて納めたこともありましたっけ・・・。
第2別館の家賃はいかほどなのでしょうね~。


>その信濃町から地域に贈り物が届いているようです。
>「月の石」ならぬ「総本部の壁材」だそうです。

www
産廃処分じゃないんしょうかね~?
何かの記念品よりも金がかからない。むしろ廃棄物処理代が浮く!


不味い珈琲専門店の話、こういうのありますね!
私も友人から「スッゴイ不味いから飲んでみて」と外国産のジンジャーエールをもらったことがありましたw
とりあえず冷蔵庫で冷やしてたら、その日のうちに弟が勝手に飲んでしまったというオチですがw
なんでしょうね~、こういうのって。
怖いもの見たさ?当たり前じゃないことに面白さを見出すっていうか。
そういう意味では遊園地のアトラクションと大差ないですね。
学会もそれを体験した人たちが「口コミで被害の拡大防止」に役立っていますものね。
ほんと、私のような未活脱会者よりも、活動経験者の方たちのお言葉がいかに重要でありがたいことか。
河童さん、いつも感謝しています!
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