真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

財務ってなんですか? その13

2013-08-12 23:12:01 | 創価学会問題

-創価学会基礎知識・その14の(3) 「財務ってなんですか?」

【「白バラ通信 パンドラの箱」コメント欄】より

「財務ってなんだろう」:その二 『マスメディアと金権支配』 

★言論の自由、知る権利と金権支配  

◇創価学会は『言論の暴力を許すな』、『言論による人権侵害を許すな』などと声高に叫びながら、一方で「金力」を駆使し、狡猾な手法で創価学会へ批判的な言論を封じ込めることに必死になっているのが現状であろう。 

少し前に遡ることになるが、平成8年、創価学会が「中外日報」に年間8500万円もの大金を提供し、創価学会の代弁をさせている事実が暴露されたことがあった。
平成10年、学会寄りの偏重報道をしてきた「中外日報」は他教団から購読を打ち切られ経営難となり、トップ役員の更迭により経営方針が刷新された。
 

◇インターネットの普及に押されて新聞産業が衰退する中、新聞社にとって聖教新聞、公明新聞などの印刷を請け負うことは、ある種の経営戦略でもある。
しかし、新聞倫理綱領には『新聞はあらゆる勢力からの干渉を排するとともに、利用されないよう自戒しなければならない』と述べられている。
 

にもかかわらず、ニュースの選択基準は、必ずしもこの理念通りにはなっていない。その結果、創価学会に不都合な情報は発信されず、創価学会に都合のよい情報だけが発信されるという、憂うべき状況が日本社会に生まれている。 

◇具体的な実例を挙げれば、平成9年4月18日「日刊ゲンダイ紙」は、創価学会が「朝日」「毎日」「読売」「東京」「産経」「時事」「NHK」の各社の記者を豪勢な『花見の宴』に招待した、大メディアと学会との癒着ぶりを暴露している。
また、平成13年5月、「朝日新聞」が名誉会長に「教育改革」についての寄稿を求め、報道界に波紋を起こしたが、次いで、7月に「読売新聞」が、9月には「産経新聞」が池田氏にインタビュー記事を掲載し、最後は「毎日新聞」が大々的にまとめの記事を掲載した。
特に、「産経新聞」のインタビューでは、言論出版妨害事件については、30年前に謝罪をしながら、反省どころか、藤原弘達氏を誹謗し、創価学会が被害者であるかのようにすり替えた言辞を弄している。創価学会にとって不利な歴史の改ざんを図るものである。
 

各社これらの記事の特徴は、池田氏のご高説拝聴の姿勢で、池田氏の勝手な言い分を無批判に伝えていることだ。
平成11年、公明党の政権への擦り寄り、12年の政権参加によってこの傾向は一層拍車がかかっていくことになる。
自・公の連立政権がいかに政治を不正常なものにしているかは、大部分の政治家やメディアも十分承知しているが、票欲しさや広告欲しさで見て見ぬ振りをしているのである。
 

平成24年2月、「毎日新聞」の「A社長」に「聖教最高栄誉賞」が創価学会から贈られている。この前日、毎日新聞出身のジャーナリストT・I氏は公明新聞で対談し、『公明新聞だけ読んでいれば、だいたい世の中の動きが分かるようになっている』とまで述べているのである。(宝島社:「池田大作と暴力団」P53*黒藪哲哉氏記事より)

続いております「白バラ通信」での桃太郎さんのコメントの紹介です。

情報を制したものが勝つ。その姿勢が窺える創価学会のメディア支配の一端です。

このメディアに影響力を及ぼすというのは、まあ創価学会に限ったことではなく、戦後は特に特定勢力による重要な戦略として日本を蝕んでいます。

血を流さない戦争。そう呼ばれ仕掛けられたこの戦は、現状日本の完敗に近いですね。

インターネットの普及でかなり真実に近い情報が広まり始め、テレビや新聞が必ずしも正しくはないという固定観念は崩れつつありますが、まだまだですね。

少なくとも民主党政権時と現在の自民党政権下で、政権に対する報道姿勢が全く違っていることに気づいている人は、残念ながら少数派でしょう。

創価学会に話を戻しますと、聖教新聞や公明新聞を毎日新聞などに委託して刷ってもらっているというのは知れた話ですが、それ以外にも実際に印刷業、出版業に携わっている学会員さんたちがスパイめいた行動を取るということもあります。

かつての「言論出版妨害事件」はまさに、印刷所に働いている学会員さんからのリークによりかなりの妨害工作がなされたようです。

同様のことは桃太郎さんのコメントにもあります、池田氏の寄稿を無批判に載せるという新聞社にも言えることでしょう。

「総体革命」の目的通り、それぞれの組織に創価学会の意のままに動く人間は入り込んでいるでしょうから。

無論、その方たちが創価学会や池田氏の為に報道倫理に反するような行動をしたという確証などありはしません。

しかし「総体革命」の目的が既に知れており、実際にそれが脈々と行われ続けているという事実を受けて、そういう疑いの目を向けられるのは当然というものです。

文句を言うだけ狭量であり、疚しさを持つのだと自ら証明しているようなものですからね。

さて、私は今週まるまるお盆休みでダラけておりますが、皆様如何お過ごしでしょう?

酷暑も「もうえぇわ~」と項垂れたい気分ですが、元気にこの夏を楽しんで乗り切りましょう。


8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確かに確かに・・・ (カノン)
2013-08-14 19:48:13
確かに確かに・・・

一般紙に池田氏の事が載ったりして
「ついにマスメディアも創価学会の事を認めざるをえない時代になった!」
と浮かれていた時期がありましたね。
内容は忘れましたが中外日報の記事のコピーを対話に活用しよう!みたいなのも、ありました。そんな事しませんでしたけど。

球場に聖教新聞の広告が出たのも同時期ではなかったでしょうか・・・。
新人間革命の広告が電車に吊られたり、新聞に載ったりして「先生は次々に先手を打たれている!」ってこういうことなのかと。
でも、一体どれだけお金がかかっているのかな、と思うより先に
「全部、先生からの激励なのよ!」と言われてなんとなく納得してしまっていました。

なんてアホだったんでしょうか・・・。

今、テレビを観てても創価学会のCM多くて嫌になりますが、
「先生からの激励」と言われて学会員は感激しているんだろうと思います。


ところでサザンオールスターズが復活しましたね。
そういえばサザンに以前大森とかいう学会員がいたっけ・・・ナントカりょう子っていう池田氏お抱え通訳の人と結婚して・・・
とふと思い出したのですが、
サザンを脱退したのも何かと迷惑かけての事だったようですし、
ナントカりょう子さんと結婚した後、大麻と覚醒剤所持で夫婦で捕まってたんですね。
・・・知らなかったです。

池田氏側近だ芸術部だといってもこのザマ、
なにをかいわんやですね。
返信する
クロさん おはようございます♪ (ミルフィーユ)
2013-08-18 09:43:33
クロさん おはようございます♪


朝から暑くてたまりません(>_<)

記事にあった「中外日報」ですが思い出しました。

カンナさんのコメントにもあったように、確かにあの当時 会合が会館で行われるたびに受付では中外日報の記事のコピーを配布してました。


宗門に関する記事のコピーで、「日蓮正宗の実体はこうだ!」みたいな…


当時、中外日報ってなんだろう?と疑問でした。

確か幹部が「中立的な立場で宗教に関して書いてる新聞だから」と言ってましたねえ。
ところが違ったわけなんですね。 今ならピンと来たでしょうけど。


ホントにしょっちゅう記事のコピーを貰いました。

宗門は悪い!と植え付けたかったんでしょうね。

その当時、「日蓮正宗」をいつの間にか「日顕宗」と呼び始め 「日顕・山友撲滅唱題会」と銘打って毎月会館で唱題会をやってましたね。


学会顧問弁護士第1号で色々裏の仕事もやらせたであろう山崎正友氏のことも山友と言ってましたねえ。


2人を倒すまで祈り続けるんだ!みたいな。冷静に考えたら恐ろしいですね。
他人の不幸を祈るんですから。

今宗門は日如氏が猊下の座にあるのに、 未だに「日顕宗」「日顕宗」と言って執念深いこと(笑)


カンナさんのコメントにあったサザン元メンバーの大森氏。

芸術部所属で男子部でも大幹部でしたね。聖教に体験談が載ったこともあったし。
学会から本も出してたはず。


奥さんがあの名誉会長専属通訳の矢倉涼子さんだったなんてだいぶ経ってから知りましたけどね。



当時の創価ビデオやSGIグラフには名誉会長の海外訪問に付き添う彼女の姿が必ずありました。

婦人部のあいだでは「素敵な美人通訳 」と話題でした。


そんなバリ活夫婦がなぜ~?でしたね。

学会の信仰では救われなかった?(笑)


そうそう今日の【桂冠詩人の世界】の写真は太陽の写真で名誉会長が1984年7月に撮影したもの。 「長野」とあるので軽井沢の避暑中にでも撮ったんでしょうね。


博正お坊ちゃまは聖教によれば、タイのタマサート大学からお父上が「名誉哲学博士号」を戴いたのでタイに行かれたようです。


SGI副会長の職にあるわけだし、息子として父親の代わりに拝受かな。

SGI会長になるのもそう遠くないのかな?(笑)
返信する
すみません(^^;) (ミルフィーユ)
2013-08-18 10:26:24
すみません(^^;)


暑さのせい(笑)か「カンナさん」なんて書いてましたね。

「カノンさん」でした。 ごめんなさい!
返信する
ミルフィーユさん、ご丁寧にすみません。 (カノン)
2013-08-18 19:45:05
ミルフィーユさん、ご丁寧にすみません。
ややこしいですよね (--;)

それにしても創価学会はなんでもかんでもコピーしまくって、ほんとに紙を湯水の如く使いますよね。
どれも大方は速攻でゴミ箱行きなのに、もったいない使い方します。
いつも思ってました。
公明党のジャーナルなんかも、良い紙にフルカラー印刷。
環境保護もなにもないです。
こんなご時世に、人に渡すのも恥ずかしい。

朝夕に『世界の平和と一切衆生の幸福』をご祈念してるのだから、こういう事から意識改革していけないものでしょうか・・・と
何度か意見したことありましたけど、完全無視でした・・・。
返信する
カノンさんへ (クロ)
2013-08-18 20:51:02
カノンさんへ

恥ずかしながら、「中外日報」って新聞の存在を全く知らなかったのですよね~。
私もまだまだです^^;
今回「中外日報」とはなんぞや?とウィキってみたところ、宗教専門紙なのですね。
溶接技師専用の新聞があるくらいですから、そりゃそういう新聞もありますわな。
桃太郎さんのコメントの通り創価との癒着が知れることとなり、2年後の平成10年に「近年、不幸にして、創刊者涙骨翁の精神に背(そむ)き、『公器』である紙面の一部が歪められてまいりました・・・」との記事で社長解任を告げ紙面の刷新を図ったと。
創価学会を賛美した記事を掲載して「紙面の一部が歪められた」とは、コレ如何にw
お金を貰ってても内容が真実ならば「歪めた」ことにはならないはずです。
こうして自浄努力をされるだけ、創価学会よりは遥かにマシのように思えますね。
中外日報がどのような新聞か、まだ全然知らないんですけど^^;

以前に記事にして紹介したことがありますが、創価学会は以前はマスコミ広告などを打ち出すことは「多くの新興宗教の取るべき、悪質な企業宗教の手段にほかならない。正法は、断じて法を下げるような方法は取らない。取る必要がないのである」
などと言っていたのですよね~。
人間革命での台詞ですから、池田氏の発言に等しいはずですが、それなのに「先生からの激励」とは、コレ如何に!?
人間革命をよく読め!と言ってあげないといけないですねw

サザンの大森夫妻の話は「池田大作の品格」という本にも詳しく書かれています。
元々、矢倉女史を創価の対外用パンフのモデルに抜擢したことから、事は始まったようですね。
このパンフが池田氏の目に留まり、池田氏の傍に上がり語学力を活かして専属通訳となったと。
彼女にはハワイに婚約者がいましたが、池田氏の反対により結婚を諦めたとのこと。
その後、サザンのメンバーであった大森氏と結婚したとのことです。
そしてご存知の通り、夫婦で麻薬に手を染めて逮捕→脱会となったわけです。
このような公になるような事件・不祥事を起こした学会員さんはほとんどが「脱会」となりますね。
本人たちが「学会に迷惑をかけるわけにはいかない」と自主的に脱会、と言いますが実状は「除名」を体よくしただけのようですね。
有名な姉歯建築士のご夫妻の時に、そのような話を目にしました。学会ならばさもありなん、というところです。
本の著者である小多谷氏は、矢倉女史が麻薬に手を出すまでに至った理由として、元々信仰篤かった人が池田氏の俗の姿を傍で見続けたがゆえに、精神が翻弄されてしまったのではないかと推測しています。

創価学会に環境意識を求めるならば、マイ聖教から辞めないといけませんよね!
個人の功徳(幸せ)よりも世界環境に配慮してこそ、立派な宗教者ではないでしょうか。
ていうかそもそも、聖教新聞に功徳はない!って気づかないとですけどね。
返信する
ミルフィーユさんへ (クロ)
2013-08-18 21:11:32
ミルフィーユさんへ

本当に暑い日が続きますね。
汗をかきながら寝てますよw

中外日報、そりゃ大金積んでるんですから、モトを取らないといけませんよねw
学会員さんでも中外日報の存在を知らなかったんですね。
宗教関係者からしてもマイナーな新聞なのか、或いは学会は外の情報を遠ざける傾向にあるので知らない人が多いのか・・・。
両方の理由のような気もしますね。
中外日報を使っていたようなやり口は、現在に至るまで創価学会の常套手段ですね。
第三者に創価賛美をさせ、批判者や宗門のネガキャンをさせ、それを「みんなが言っている」として学会内で広める、と。
カルト宗教にはよくある手です。
この、「カルト宗教にはよくある手」であるという事実が社会周知されなければいけないんだよな~、と最近よく思います。

悪名高き「撲滅唱題会」!
これって、全国展開ですよねぇ。矢野氏の著書でもそのように書かれていましたが。
私もネット上で撲滅唱題会の日程表みたいな紙をアップした画像を見ましたよ。
いえ、「対話を求めて」というシニフィエさんのブログで男子部の方が「そんなことはやっていない」と断言しているのですよね。
いわゆる荒らしっぽい方ではなく、本気でそのように思ってるようなんですが・・・釣りかな?
婦人部で盛んであるということは知っていますが、男子部だからって全く感知していないとか、幽霊部員でもないのにw

池田ファミリーの目論見では本命はSGIと言われていますからねー。
博正氏が学会ではなくSGIの会長に就いても「世襲でも問題ない」と言えますし。
世襲NGは学会の会長職の話ですものね。
そのため学会の資産はSGIに移動させているそうです。やりたい放題です。
SGIは宗教法人ではないし、学会の資産は学会員の共有財産となりますが、その会員の了承もなく非課税の浄財を任意団体へ資産移動するのは何らかの説明があって然るべきと思うのですけれど。
でも・・・学会員さんたちから見たら「先生に使っていただく」「広宣流布のために」という目的には違えていないのだから、オールオッケー!てことなんでしょうか。
そうなりそうですよねぇ。うん・・・。
返信する
学会活動をやればやる程裏目に周りのしつこさ信心... (なし)
2013-10-07 21:39:20
学会活動をやればやる程裏目に周りのしつこさ信心が足りないでかたずけられて鬱になりそうで活動辞めてみました。ら過ごし易いです。ただ財務が残ってて…。今年は我慢します。
返信する
なしさんへ (クロ)
2013-10-13 17:57:10
なしさんへ

初めまして。コメントありがとうございます。

「信心がが足りない」はバリ活さんの常套句ですね。
そうやって問題の本質から目を逸らし、思考停止するのが目的なんでしょう。
ただ学会活動さえやらせれば、何かの成果を他の努力などの功労にさせずにおくことができますから。
良いことも悪いことも、人生において様々起こるのは誰しもです。
そのことすら考えないようにするのが、学会信心というものです。

財務、今年は我慢ということは断れないということですね。
払いたくもないのに払わなければいけない状況と言うのは、本当に腹立たしいものがあることと思います。
「真心の財務」って何でしょうね。戸田二代目会長は「やりたくなければやらなくていい」とハッキリ仰っていますが。
どうか今年を最後に、なしさんがご自分の人生を思い通りに歩けることを願っております。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。