真実と幻想と創価学会

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財務ってなんですか? その4

2013-03-31 22:04:42 | 創価学会問題

-創価学会基礎知識・その7 「財務ってなんですか?」

【「白バラ通信 パンドラの箱」コメント欄】より

財務ってなんですか?その二

財務制度 第三期 その(一)  

★≪ 財務制度 第三期 ≫ (平成元年頃~平成22年頃)

平成元年4月、財務の納金の方法が銀行振り込みとなる。
全国一人ひとりに整理番号をつけ、納金の情報は学会本部が全て直接に把握・管理できるようになり、各県の平均口数が全国県長会で発表され、地方幹部は「目標数値」まで与えられて尻を叩かれ、疑う事のない末端会員を厳しく煽り集金が行われた。
暴走財務が開始された昭和58年頃、いろいろな名目でプールされたカネは、約1千億円と考えられている。

平成14年現在では、財務だけで約2兆円、広布基金は約100億円、聖教新聞社から約60億円、墓苑事業で約1千億円、さまざま加えれば、約3兆円の金が貯められているとも言われている。

◆では、年間の総額が2000億円とも3000億円とも言われている学会のお金は、何にどのように使われているのだろうか?

しかし、財務、広布基金、事業収入など、いずれも信者から集めたお金について、収支は極秘管理されている。
なぜ、秘密にしなければならない特別の事情があるのだろうか?

元学会幹部は言う。

『具体的に知られたくないのですよ。名誉会長はいろいろ個人的に使いたい道がある。例えば、自分の名誉欲、権勢欲のために使う。具体的には専用施設とかですね。』と。

一般に財務問題を考える際に、収奪の問題は大きく注目されているが、それがどのように使われているかの情報は十分ではないし、その把握も限られたものになっている。

「入るお金」の内訳でさえ、幹部の者でも分かりにくい部分が多いといわれており、「出て行くお金」に至っては、余りにも複雑で闇の部分が多過ぎ、池田先生に直近の数名しか分かっていないと言われている。

≪ ピンハネ方式、キックバック方式 ≫
◇会員から集められたお金の全てが本部の一般会計に組み込まれるというわけではない。それらのお金はかなりの部分プールされるであろうが、実際に使われるお金は、「表向きに使われるお金」と「闇の世界で使われるお金」があると、言われている。
一般会計に入れない分が、「ピンハネ」の『裏金』として捻出されるのである。

また、もう一つの「裏金づくり」に『キックバック』という方法がある。
これは、学会はこの不況下、相変わらず全国で会館や研修施設を建てており、一施設あたり数十億円かかっているが、土地の買収や建設会社との取引で、この建設費用の約20%が「キックバック」され 、池田氏のもとに『裏金』として還流していくのである。

こうした「裏金」は、「池田氏個人の資産」として密かに蓄積され利用されているものと、海外での名誉博士号や国内での謀略活動のための「裏工作」に充てられるものとに大別される。
その「池田個人資産」がおもにプールされている場所が、主に「スイス銀行」の秘密口座とされている。

◆その「闇のカネ」の働きどころとして、全国に約800か所に及ぶ会館施設、研修施設などには、いずれも池田氏専用の豪華な施設がある。

例えば、本部横には約5億円をかけた総ヒノキ造り、庭園付きの邸宅、渋谷研修所も約3億円かけた専用施設がある。

全国各地の会館には「池田専用室」もあり、創価学園、創価大学内にも専用施設がある。熱海には数万坪もある池田氏専用の別荘がある。
更に、これらどこの施設の部屋にも、高級家具・美術品なども置かれ、会員から集めた金が湯水のごとく浪費されている。

◇聖教新聞本社の7階約300坪は、池田貴賓室として7億円の見積もりで改装され、フロアーはぶ厚いペルシャ絨毯が敷きつめられ、特注のテーブル、サイドボード、記帳台・・・・・、すべてが池田氏の趣向による超一流品ばかりである。
それだけでなく、執務室の隣と角部屋は、最高級の和室になっていて、大きな掘りコタツも作られ、池田氏がくつろぐための部屋になっている。

◇フランスにはアルニー城、ロンドン郊外にも古城を約18億円かけて池田氏の海外別荘がある。フランスで創価学会カルト批判に大きな影響があったと言われている。

『皆さんには、福運に満ち、将来これらの国々と交流を行っていただきたい。』と・・・・・・。どうして、大多数の会員がこれらの施設を利用できるというのか。
『会館を建ててあげるよ。』との夢をバラまき、貧しい会員に幻想を抱かせながら、池田先生の生活は、会員の悲惨な苦労をよそにひときわ豪華さを増していた。

◇しかし、一般の人と違い、池田先生が何をやっても被害者は怒らない。先生が恥じることなく続ける「宗教の悪用」は、法律で罰せられることもない。要するに池田先生は功徳という目に見えないエサで会員からカネを巻き上げ、一方では数億円のカネは、名誉欲、権勢欲、贅沢三昧のために、好き勝手に使い放題であるということになっている。

※このころから、創価学会の「墓苑事業」が長期計画で建設が始まる。
第三号の墓苑が群馬県に建設されるが、住民の反対運動が始まる。(昭和61年~62年)

◇創価学会が行っている収益事業は2種類ある。一つは聖教新聞、池田本などの「出版業」、もう一つが「墓苑事業」である。※

≪ 墓苑ビジネス ≫
墓苑の販売代金は、全国平均が60万円~70万円と言われ、土地造成と墓石等に要する費用は、一区画あたり20万円を超えることはないといわれている。
信者の財務を資金として建設した墓苑を再び販売し利益を上げている。
一墓苑あたり100億円以上の収益があり、全体では、1000億円近くになり、まさにビッグビジネスである。

昭和58年頃までは、できた墓苑は本山・お寺へ寄付しますと言って建設し、信者に購入を呼びかけていたが、昭和62年頃からはすっかり学会の事業にしてしまった。

平成元年6月、金庫ゴミ捨て事件。(1億7500万円)
金庫番の中西治雄氏の『金庫とお金は全部私のものです。』という記者会見。
財務、広布基金、事業収益金の一部が「裏金作り」としてプールされたものではないか、という疑惑が投げかけられた。

◇スイスにプールされている以外の「裏金」は、世間に表沙汰にはできない裏工作の資金に充てられる。海外での受賞、表彰、名誉博士号などを獲得したり、要人との面会を工作する資金である。但し、その具体的な裏金の経費を把握することは困難である。

平成2年4月、アルゼンチン、コロンビア、ブラジル南米三カ国から相次いで7つの勲章を貰い有頂天になる。

『 これが妙法である。信じです。5か月間に世界り勲章を三つ貰える人には、これまで一人もいなかった。議員でもない私なのに。』

平成2年7月、ゴルバチョフとの会談。( 裏工作に数億円かけたといわれている。)

◇他に有名なところでは、「国連平和賞」(昭和58年)を初めとして、フランス芸術・文学賞勲章など19の国家勲章、90を超える名誉教授を受けている。(平成11年までに)

池田氏が富士宮市の名誉市民賞を手に入れるために使われた裏金は約30億円ともいわれている。

また、昭和59年、世界的著名人「トインビー博士」の孫娘を日本へ招待した際の事前の裏工作、豪勢な持て成しの様子は、孫娘の「ポーリー女史」の痛烈な「池田氏批判」の手記、『祖父の肖像の価値』に詳しい。( イケタ先生の世界より )

今回も「白バラ通信・パンドラの箱」にて桃太郎さんが連載されているコメントをご紹介します。

桃太郎さん、ありがとうございます。

これだけの集金力があるのに、本当に使い道さえ違ったらどれほどの人が助かるのか。残念でなりません。

「捨て金庫事件」については、以前にこのブログでも記事にしましたので、よろしければご覧ください。

上記の「国連平和賞」について少し説明を付け足しておきましょう。

アンチならば周知の事実なのですが、この「国連平和賞」は私たちが良く知る国際組織である通称・国連、国際連合(United Nations)とは全く関係がありません。

ウィキ一つ取ってみても、以下の通り。

賞の名称に「国連」とあるが国際連合が発行している賞ではなく、贈呈・授与者は不明。受賞者には、文化活動家、政治家、宗教家などがおり、日本人の受賞者が大半を占める。

と書かれてあり、国連詐欺みたいな印象を受けます。

たまーに、池田氏を尊敬しまくっている学会員さんの発言で「国連にも認められた先生!」みたいなことがありますが、もしも身近にいたら勘違いですよと教えてあげましょうw

そしてトインビー博士ですね。

学会側の説明と事実に大きな食い違いがあるのも、アンチには周知のこと。

蛍さんの「実事求是」のブログにて、分かり易い検証がなされているのでどうぞご覧になってみてください。

「トインビー対談を提案・要請したのは誰か[1]」 

「21世紀への棒読み対話?--トインビー・池田対談の不可思議」

などなど、創価学会ほど「正直」という姿勢が欠けた組織も珍しい存在かもしれません。

一応、トインビー博士の孫娘であるポーリー女史の池田批判の手記というのも、以下にリンクしておきますので知らない方はどうぞご覧になってみてください。

「私は見た!池田創価学会の実態を」