真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

池田大作の品格PART2 第一章より「矢野元公明党委員長逆転勝訴」

2010-02-28 15:52:18 | 創価本の紹介

「池田大作の品格PART2」 より

第一章 池田公明党の専横ぶりを糾弾する 小川頼宣

五.矢野元公明党委員長逆転勝訴

平成二十一年三月二十七日、予期せぬ朗報が届いた。矢野絢也元公明党委員長の裁判で、東京高裁が矢野勝訴の判決を下したのだ。傍聴していたマスコミの話によると、学会側弁護士は裁判官が判決文を読み上げると、一瞬、表情を無くし、しばらくものが言えなかったそうである。同じ学会系のマスコミも同席していたが、こちらは事態が呑み込めていなかったらしく、何の変化もなかったという。「あれは、学会からもらった資料をそのまま書いているだけのジャーナリストだな法廷闘争の知識に全く疎い」と言っていた。

中略

学会弁護士は矢野氏に「その際テープをあなたは録音していませんか?」としつこく聞いた。矢野氏がテープは録音していないと答えると、おもむろに録音テープを出した。私達にはそこがひっかかった。「テープを改ざんしたな」と思った。

中略

問題はそのテープだ。学会はテープ改ざんの為、最新鋭の設備を常設していた。池田大作のスピーチをもっともらしく聞こえる為に、この設備が必要だからである。池田のスピーチは論旨はあっち飛びこっち飛び、日蓮大聖人の御所の引用は適当でいい加減。品のない冗談を連発する。下ネタもお構いなしだから、まともに全国に流せば永遠の指導者どころか、ただの酔っ払いの放言とも取られかねない。その可能性を小多仁氏と私が指摘すると、あるルートを使って矢野氏とのコンタクトを図った。

中略

検事総長を動かして小沢秘書を逮捕させたのはたぶん池田だろう、と誰かが言った。
「そうですね。神崎前公明党代表も東京地検出身ですからね」と、誰かが相づちを打った 。
「すると、余勢を買って最高裁にも圧力をかけてくる可能性もありますね」
「しかし、それは池田大作にとって危険すぎる賭けだ。ばれたら元も子もない。リスクが大きすぎる。ポイントは黒い手帖だ。矢野氏に返還されればゲームオーバーだ。あとは池田お得意の裏取引に出てくるだろう。十億単位の現金を積まれれば誰だって心は動くからなあ」と私が答えた。
「じゃあ黒い手帖を軸にねちねちと報道していきますか」と言ったところで話は落ち着いた。

中略

出版間近で最後のゲラ校正をしていた七月一日、参議院議員会館で開かれた「矢野絢也さんに話を聞く会」に参加した。民主党、社民党、国民新党の国会議員の先生方が五十名近く出席し、活発な質疑が交わされた。
そこで矢野氏から驚くべき話があった。百冊の黒い手帖の返還は、礼儀上、任意で求めていた。ところが先週、内容証明付きで「返還の意思はない。強制執行で来ても返すつもりはない」と返事が来たという。

矢野氏の黒い手帖裁判は、何度かこのブログでも紹介している通り、矢野氏の勝訴で終わりました。これは大きな事件でしたので、しつこいですが何度も取り上げたいと思います。

裁判での公明党OB・学会側のやり方の汚さ、目に余るものがあります。

強制執行さえも「従うつもりはない」と明言するということは、この国の法律を守るつもりはないと言っているようなものです。あまりにも世間のルールを軽んじている発言ではないですか。

あくまで裁判の相手であった公明党OBの大川清幸氏、伏木和雄氏、黒柳明氏の三人の意思だとしても、このうち大川氏と黒柳氏は公明党の顧問に最近就任しています。

このような考えの人たちを政党の顧問に呼び戻すというのは、神経を疑う行為です。学会の中でどのような地位にいても関係ないかもしれませんが、公明党は一応「公党」なんですよ。国政に関わっているんです。

しかも公明党の人事が、学会を通して行われているのは周知の事実ではありませんか。

先週でしたか、公明党代表の山口氏がテレビに生出演して、市川氏を始めとした大川、黒柳氏の顧問就任にも触れていました。その際私は心の中で、どれほど司会に「最高裁で負けた人ですね」と言ってくれ!と思ったことか(笑)。

もっともっと多くの人が、こういった事実を知って欲しいと思いますね。創価学会や公明党に興味も関係ない人も、正すべきおかしな事実(事件)として認識して欲しいです。

今のメディアに期待できないのが、情けなくも口惜しいですね…。


にゃん・にゃん・にゃん

2010-02-22 23:46:19 | にゃんだふるライフ

今日は2月22日です。

そう、「にゃん・にゃん・にゃん」との語呂合わせから猫の日と定められている日です!

さあ本日は猫の日ということで、気兼ねなくブログのタイトルとは全く関係のないにゃんこ話を記事にしまーす(笑)。

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こちらはみんなのアイドル・シロにゃんです。

人見知り、猫見知りですが、懐いた人(猫)にはとことん甘えまくるという困ったちゃん。

このシロにゃんに最近、ある異変が…。

みなさん、猫にニキビができるって知ってました!?

私は知りませんでした。全くの予想外でした。

ニキビと言っても、人間のもののような吹き出物ではないのですが。

アゴ下に黒いゴマのような汚れがポツポツ付着していて、最初なんだろ~?と思っていたのですが、取っても取ってもまたすぐ汚れている。

猫飼いの先輩である友達に聞くと「それ猫のニキビやでー!」との答えが。

私は「えーっ!猫ってニキビなんかできるの!?」とビックリ。

猫はアゴ下を自分で舐められないので汚れが溜まるらしく、皮膚の汚れが原因なので人間で言うところの「ニキビ」らしいのです。

へーっ、とネットで調べてみると、確かに「猫のニキビ・アクネ」とされていました。

予防法としてはこまめに拭いてあげる、シャンプーも効果的であるそうな…。

そして「もしや…」と思ってメタボン(最近痩せた)も確認してみると、ポツポツと黒い汚れが…。

お前もかー!!

君ら…、青春ですか。青春の証なんですね…。

そしてお姉ちゃんは、二匹の嫌がるにゃんこのアゴ下をウエットティシュでふきふきするのが日課となりましたとさ。


池田大作の品格PART2 第二章より「あきれた御題目の商標登録」

2010-02-17 22:58:08 | 創価本の紹介

「池田大作の品格PART2」 より

第二章 すべての元凶は池田大作にある 小多仁 伯

四.池田大作の歴史に残る迷語録

<信仰度ゼロ編>
四.あきれた御題目の商標登録

私が本部職員の頃、ある副会長から、創価学会として御題目(南無妙法蓮華経)の商標登録をしているよ、と聞き、「まさか!」という気持ちと、その行為自体に非常に違和感を感じたことを覚えています。
たしかに、池田大作は創価学会を「世界的な宗教にする」「君達は一流の人間を目指せ」「世界一の高給取りになれ」等の指導を行い、私たちを督励していました。
しかし、創価学会の拡大路線と御題目の商標登録をする行為とは、根本的に信仰の筋目が狂っています。
創価学会が特許庁へ申請した資料と、聖教新聞の言い訳の記事を見て、創価学会の救いようのない実態が浮き彫りになりました。
創価学会は昭和三十七年九月に、縦書きの「南無妙法蓮華経」の商標登録(第十七項-被服・布製身回品)を行っています。
そして、十年後の昭和四十七年一月には、続いて横書きの「南無妙法蓮華経」の商標登録を行っています。両方とも出願者は池田大作です。

聖教新聞に掲載された言い訳記事として…

①商標登録することにより、悪用を未然に防ぐ必要があった。
②"商品"についての標識だから、題目や本尊を法的に独占する意図ではない。
③正本堂の落慶をひかえ、これに関する商品販売のため防衛上おさえておく必要があり、出願した。
④宗教用語は登録になじまないので、特許庁として「認めない」方針になったので、出願を取り下げた。
以下のことから、創価学会の欺瞞体質が明らかになったのが、この御題目商標登録といえます。
もとより、他宗の人たちがお題目の悪用を考えて商売ベースにしたところで、それは日蓮正宗の宗旨本義から判断すると、どうでも良いわけです。
その裏には、池田大商人が正本堂で大儲けしようとの社長会記録にあるように、自らの商魂を他人から邪魔されたくないという、御題目を商売道具として独占したいという、実にさもしい魂胆が隠されています。
商標法に「未登録商標といえども、周知のものであれば、これに抵触する商標の登録はできず、かりに誤ってなされた場合異議の申し立てが可能である」とあります。
即ち、たとえ第三者が御題目を商標登録しようとしても、御題目は七百年以上前から使用されているわけで、それは世間周知のことであり、また、教義の根本に触れることなので、異議申し立てをするだけで充分対抗できていることは、多くの事例を見れば分かることです。

…とあります。
お題目の商標登録についてはこのブログでも最初の方で記事にしました。

「発想が宗教家じゃないですね」(真実と幻想と創価学会)

華さんのブログ「妻はアンチ、夫はバリバリ」のコメント欄で「題目商標登録」の話題が出ていたので、本の紹介としては前後しますが、改めてこの事件を紹介します。

勝手に連動企画です(笑)。

この事件のインパクトからいって有名なことかと思っていましたが、知らない方も意外に多いみたいですね。

商標登録はこの二回の登録申請の後、昭和五十二年五月二十日に正式に取り下げられています。
登録申請については立正佼成会などが中心となって、「信教の自由を踏みにじる池田氏の暴挙」と批判、異議申し立てが行われ、この異議申し立てが認められたのです。

題目になんの愛着も信仰も持たない私でも、この商標登録には不敬さと浅ましさを感じます。発想もそうですが、宗教家どころかまっとうな人間レベルの感覚すら窺えません。

ところで…もし登録されていたらご本尊って「被服・布製身回品」になってたわけですか。

すごいものを拝ませるつもりだったんですね!


変化

2010-02-14 01:28:55 | 我が家の創価問題

我が家では、祖母が亡くなってから祖母が持っていた仏壇を引き取って使用しています。この仏壇は私の生まれる前からある仏壇で、当然日蓮正宗仕様。鶴のマークです。

祖母が使っていたときと同様、別段そこを(私が気付かなかっただけかもしれないけど)問題視することはなく、もう何年もそのまま使用していました。

しかし先日実家に帰った際、気付いたのです。

仏壇の鶴のマークに、現在の創価学会のシンボル・八葉蓮華マークが貼られているのを…!

つい数日前まで、少なくとも一ヶ月前にはこんなものはなかった。

こんな感じで貼られてました。

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軽いプラスチックのメダルのようなもので、両面テープで貼り付けてあります。学会専門の仏具屋のホームページを見ると「八葉紋」として売られていました。仏壇の欄間に貼り付ける用のものだそうです。使用方法としては合ってる。

私はちょっとゾッっとしました。去年の財務といい、このメダル…。

この日もみんな仕事で家には誰もいません。だからそのまま何もせず、にゃんことだけ戯れて帰ってきたのですが、なんだかむわ~んとしたもやもや気分。

去年年末の財務の時に、私は母親と絶縁することも考えました。今もその気持ちはあるのですが、私は「親子の縁を切る前にまだできることがたくさんある」「私はまだ何もしていない」「縁切りは最後の手段」と思いとどまり、なるべく母親と距離を取ることで今のところ衝突を避けています。

財務のこと、すぐにでも問い質してこちらの思うこともぶつけてやりたいのですが、そうすると私はたぶん堰を切ったように学会批判が止まらずそのままサヨナラとなってしまいそうなので、現実問題何も解決していません。

ちなみに財務は両親名義の分だけ、一口ずつ行われたようです。仏壇に控えが供えてあったので。

創価学会を調べるきっかけとなった我が家の「財務事件」からもう丸一年が経ちました。

それからの母親の変化はじわりじわりと現れています。

学会に疑問を持つことなく、学会に傾倒していくという悪い方向へ。

学会員の方はみんな持ってるんでしょうか?「福運積み立て帳」。一日の勤行時間や毎月のご祈念を記入する手帳です。

仏壇の前に置かれた(アホらしい)「福運積み立て帳」には毎日勤行一時間の時間が記されています。これが学会員の間で短いか長いかは知りませんが、この一日一時間は「財務事件」の前より明らかに長いのです。

つまり去年の二月以前は、母親は一日一時間も勤行していなかったということです。

その後、マイ聖教で2部新聞を取ったり、夏の選挙ではマンションのフロア全戸を回っての戸別訪問。それを嬉々として電話で報告する愚かで醜悪な姿といったら、見るに堪えられませんでした。

そしてこの八葉蓮華のメダル貼り付け。

なんですか。子供が脱会したり批判したりして、ますます学会活動・信心頑張って申し訳ない気持ちを払拭しようということですか。子供の分まで母親が頑張るから!って感じでしょうか。

反対されればされるほど燃え上がる恋じゃないんだから。

それとも信心の力で子供も学会の素晴らしさに目覚めてくれるとでも…?だとしたら笑かしてくれる。

私はこの様を見て、やはり距離を取ろうという結論に達しました。本当はぶつけてやりたいです。この一年、受験勉強より遥かに勉強した創価学会の知識を。

たまに夢を見ます。原因は様々ですが、母親に対して激しく怒って怒鳴りつけている夢を。その夢のように気持ちをぶつけてやりたいです…。

しかしそうすれば、ますます母親は学会へのめりこんでしまう気がするのです。

学会は恐らく今、転機に差し掛かっています。私たちはこの転換期を自分の目で確かめられる幸運に感謝しなくてはならない。他力本願ちっくですが、もう少し学会の揺れが大きくなって母親自身に疑問が浮かび上がるのを待ってみようかと思っています。

もしかしたら、何かの弾みにアンチ節が炸裂してしまうかもしれませんが…。

正月とこの前の墓参りしか、母親とは顔を合わせておらず、電話もスルーしてます。会っても必要最低限以外会話はないのですが、悲しいかな、学会問題以前からうちの家族関係ってその程度だったので、母親にしてみれば何も変わってないのでしょうね。

スッキリはしませんが、母親のこと、少し静観してみます。嫌な気持ちは晴れませんが、距離を取っている分ストレスも少ないですし。

私のことを弱腰だ、臆病だと思われる方もいるでしょうが、私の目的は自分の主張をぶつけて母親を傷つけるところにはありません。それで母親の目が必ず覚めるというならしますが、娘の私の予想ではそれは逆効果です。

私は本当は、結構キツイ子供なんですよ。母親に「アンタみたいなコワい子知らん」と言われるくらい(笑)。何と言うか、私の家では正論を是とする性格の人間が私だけなもので、お金を持っている(貯められる)こともあり、普段の権力的に私がトップの不思議な家族です。

その私が本気になると、修復は難しいくらいの親子関係の崩壊を迎えるでしょう。マイ聖教問題からひと月も経たずに家を借りて独立した性格ですから。

私は自分のその性格もよく承知していて、しかし最後の希望も捨てたくないとの望みも持っています。その希望は一回諦めてしまえば終わりかもしれないので、持てるうちは持っていたい。

いつの日か、母親が分かってくれる時がくれば、それが最高の結末なのですから。


池田大作の品格PART2 第一章より「核爆弾級と言われる矢野元公明党委員長の『黒い手帖』」

2010-02-13 18:47:10 | 創価本の紹介

「池田大作の品格PART2」 より

第一章 池田公明党の専横ぶりを糾弾する 小川頼宣

四.核爆弾級と言われる矢野元公明党委員長の「黒い手帖」

東京高等裁判所の平成二十年二月十三日の判決で、「日蓮正宗の日顕上人および理境坊所属妙観講および同講頭を誹謗中傷する違法ビラを全国に大量配布した事件につき、創価学会幹部三名に対して二百八十万円の損害賠償を命じるとともに、この事件が多数の学会員らによる組織的犯行であることを認定した」(「慧妙」平成二十年三月十六日)との文を引き、私は、猊下に向けられていた刃が向きを変え急に池田の喉もとを狙う形になったのだ、と指摘した。犯行が認定されたということは、次の裁判で、その組織の責任者が有罪判決をうけかるないということだ。さらに、この裁判に負けたことと、福本前議員の参考人招致と、小多仁伯著「池田大作の品格」出版パーティーが一連の流れであると池田大作には見えたはずである。しかも、その先には自らの証人喚問が待っているとなれば、池田の驚きは大きいであろう。

~中略~

そこにもう一枚、頭痛のタネがつきささった。矢野氏が学会を提訴したのだ。
五月十四日の矢野提訴問題に最も辛口の分析を加えたのは溝口敦氏でする。月刊「フォーラム21」八月号で
「ここで注意すべきは、矢野氏が池田大作氏を訴訟の相手としていない点である。池田という本丸を攻めなくては根本解決があり得ないことは十分承知していながら、あえて本丸は脇に置いて、学会の幹部達を威嚇、相手の出方によっては池田攻めにエスカレートも、あるいは逆に中途での手打ちも、という和戦両様の構えとみられる」
「だが、矢野氏はあえて池田氏の存在にほおかぶりをして、一言も言及しない。この辺りが矢野氏の狡さであり、人に信用されない理由だろう」

~中略~

「家捜しする方もする方だが、させる方もさせる方である。個の尊厳や真実に対する尊重といった考え方は毛ほどもなく、後から『大事な手帖を持っていかれた、返せ』と騒ぐのはみっともいい話ではない。手帖なしで矢野氏は今後どう創価学会と戦うのか、人ごとながら心配になる。創価学会・公明党側は返さないだろうし、矢野氏が頼りにできるのは自分の記憶しかない」と結んでいる。矢野氏にとっては仮借ない裁断である。

ちょっと前の聖教新聞だったか発行物で、(学会批判の)ビラ配布について、「昼間からこんなことして、仕事していないのか?社会からあぶれた脱落者の嫉妬に狂った姿」というような主旨の台詞が踊っていましたね。

私は「相変わらず自分たち(学会側)のことを言ってる」としか見えなかったですが。

矢野氏への辛口批判はもっともだと思う部分と、仕方ないよな…と思う部分があります。が、そもそも手帖を奪いに来る方がオカシイのです。

こうして最高裁判決前の文を読み返してみると、改めて「手帖が帰ってきて、ほんっっっとーに良かったね!」と思います。

もちろんこれからも大変なことには変わりないのですが。むしろこれからの方が大変かも、ですね…。矢野さん、がんばろう!