以前紹介させてもらった芸人・長井秀和のフェイスブックはご覧になられましたでしょうか。
「創価 コミュニティ」の方で引き続き記事がエントリーされているのですが、それが興味深いものであったので再びご紹介させてもらいます。
前回紹介した時点(2015.06.28)では学会の会則変更、本尊の取り決めに対して「教義がとっちらかっちゃってる」と疑問を呈していました。
それから長井さんは、なんと日蓮正宗のお寺に行って題目をあげてきたとか(7/15の記事)。その中で
創価学会としては、弘安2年のご本尊でなければ、どの日蓮大聖人の本尊でも受持の対象になったので。 あれこれ拝みに行けますね。
~中略~
創価学会員の方も、この会則変更中に、行っておきましょう。
と挑発的とも取れることを書いていますw
また、別のお寺で日蓮さんの真筆のご本尊を拝んできたとか。
これ、学会的に大丈夫なんですかね~?仏敵認定されません?聖教新聞や創価新報あたりで過去のスキャンダルを持ち出して叩かれたりしませんかね。
また、7/23付けの3連記事では創価学会の旭日会館相談室なる場所で相談員の方と面談したことが報告されています。
こちらの内容は創価学会・相談員の話ということで創価学会の公式見解として取れるワケで、興味深く読ませていただきました。
1本目の記事で、本尊の問題に関しては「弘安二年の本尊」はその本尊自体を認めないのではなくて単に謗法の地にあるので受持の対象としない、という答えだそう。
また「創価学会が正しい」という主張に対しても、
何故、創価が正しいか→創価学会が正しい法を広めている
何故、広めている法が正しいか→広めている創価が正しいから
というカルト宗教の常套手段である循環論法であるとして「困ったことを言っていました」と括っています。
2本目ではその本尊のコピーに際しての改ざんに対しての質問で、日蓮正宗から破門されても新規入会の人に日蓮大聖人に縁させたいので、という回答だそう。
広宣流布という崇高な目的のためには、手段を選ばずと言ったところでしょうか。 と長井さんの感想。
学会オリジナルの本尊制定もありえないことではないと、長井さんは見解を述べています。
そして3本目では日蓮正宗との決別に至った経緯についての質問がされたようです。
学会相談員の人の話では学会から何度も正宗に話し合いの場を持ちたいと丁重にお願いしていたが、一度も取り合ってもらえず一方的に破門された、との回答。
これに対してこの記事でのコメントで「時局資料館本館」というサイトが紹介されていました。これは破門に至るまでの正宗と学会のやり取り(公式文書)が順序に沿って掲載されているものでして、私もまだ全部読んだわけではありませんが興味深いものでした。
特に学会の二枚舌というか、今と同じ口が言ってんのかっていうやつですねw
興味のある方はサイトを覗いてみてください。
最初は長井さんの立場から、アンチとしては少し距離を置いて見るかな~と思っていたのですが、この行動力はさすが芸能人ですね。
学会内の不満、ちょっとした疑問を持つような方々の緩衝材になってしまうのかと思っていましたが、ここまで動いてくれるのならばちょっと応援したくなってきました。
元々そんなに長井さんのことを知らなくてウィキってみたら、無名芸人時代にあの鳥肌実とよく共演し、仲も良かったようで。そりゃ、こうなるわな。
鳥肌実って皆さんご存知ですかね。池田名誉会長や学会の批判・風刺ネタをする芸人さんで、それ故にテレビには出られない事実上ライブ専門の方です。
そうすると長井さんはたぶん、あれですね。ブレイクして池田氏と共に壇上に上がって学会員さんから拍手喝采を浴びていた頃から、今のようにドライな目で学会を見ていた可能性が高いですね。自分のモノマネをする池田氏をどんな風に思って見ていたんでしょうか。
いずれその辺りの頃の話とか出てきたら面白いなぁと思います。