真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

乱脈経理 より「ルノワール事件」 その3

2015-10-25 22:01:02 | 乱脈経理
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第四章 ルノワール事件と宗門戦争より

「ルノワール事件」 その3

 また三菱商事ディベロッパー事業部は、学会の墓苑を含め、学会関連施設の土地探しと買収・開発を一手に引き受け、業界では〝学会のお抱え〟と言われていた。三菱商事の学会関連土地の開発を巡っては、これまでも土地買収のために裏金が使われていた、といった話が学会内でたびたび取り沙汰されてきた。
 ルノワールの名画と実在していないフランス人、日本最大の商社の三菱商事、さらにいまやマネースキャンダルの常連となった創価学会までからんだこの怪事件に日本中の関心が集まった。
 朝日の記事が出た日の夕方、八尋氏が、かなり取り乱した様子で電話をかけてきた。八尋氏は、絵を東京富士美術館が買い取ったことを認め、「知らせなくて申し訳ない」と謝罪したが、なぜかしきりに「私は無関係だ」と強調していた。

・・・その4に続く

何故に三菱商事ディベロッパー事業部が出張ってきていたのか、ここで関係が明らかになりました。まあ、周知の事実ではあることなのですが。

これでルノワール絵画の取引が最初から創価学会のものであるということが分かります。

実在しないフランス人から三菱が買った2点の絵画を創価学会が買った、ではなく、創価学会が裏金作りのためにセッティングした取引に三菱を使った、と見るべきでしょう。

天下の三菱が。上得意様にはいいように使われてあげるわけですねw

あるいは最初から三菱商事のディベロッパー事業部も、創価学会の方々が入り込んでいるという可能性もあるのかな?

自作自演も学会お気に入りの手法ですからね。

話は変わりまして。

先週は我が家(実家)で法事でした。

これが以前にもこのブログでチラッと話題にしたのですが、開催方法について激しく揉めまして。

うちは親戚が少なく、実質父方のいとこ家族だけなのですが、絶縁宣言と言ってもいいくらいうちの母親にキレてしまい・・・。まあ、それくらいのことを母親がした(言った)んですけどね。そしてそれを調整・管理できない父親にも相当キレられてしまい。

今に始まったことではないのですが情けない話です。詳しくは避けますが、一応無事に滞りなく済ませることができました。は~疲れた。

そして昨日友人らとランチして話していたのですがね、友人らの周囲にも非常識な学会員さんがいるそうで、その愚痴に大盛り上がり。

結論として「良い人やね~って言える人格のある学会員ておらんよな」「自分ら(学会員)が学会の評判を下げてるんやんな~」ということに落ち着きましたw

草の根運動で学会の右に出るものはいない・・・w

もう一つ別の話題。

芸人・長井秀和のフェイスブックで更新がありましたのでお知らせまで。しばらく更新がなかったので止めちゃうのかと思っていましたが、色々なお寺を回っているようです。

更にもう一つ。

以前ご紹介させてもらった元創価職員のブログですが。こちらもちょくちょく更新されているようなのですが・・・。

学会の自作自演臭がきつくなってきた気がするのは私だけですか。彼ら元職員さんお三方は、学会の上の人に「お前ら、学会のために・・・死ねるな?」と肩を叩かれたってことはないですかね。

学会が釣りたい人間(アンチ側の人ですな)が、彼らに接触を試みることを狙っての「餌」とか・・・。陳腐ですが二重スパイみたいな。

いや、彼らのように純粋に心酔するあまり現実の見えない人っていうのもこの世には存在するんでしょうけど、あんまりにもあんまりで。

私の心が曇っているからなのか読解力の問題なのか、あちらの表現の問題なのか・・・。しばらく生温く見守っていきたいと思います。


乱脈経理 より「ルノワール事件」 その2

2015-10-11 23:07:14 | 乱脈経理
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第四章 ルノワール事件と宗門戦争より

「ルノワール事件」 その2

 三菱商事は一九八九年三月に帝国ホテル「桂の間」で、「ハーマー・ワーウィック」と「ジャン・ピエール・ベルン」と称する二人のフランス人からフランス印象派の巨匠ルノワールの絵画「浴後の女」と「読書をする女性」の二点を三六億円で買い取り、資産として計上した。
 絵画を買ったのは、これまで一度も絵画取引をしたことがなかった三菱商事の開発・建設部門であるディベロッパー事業部だった。
 大手商社が個人と高額の取引をしていることに不審を抱いた国税当局が二人のフランス人の入国記録を調べたところ、その名前での入国者はいなかった。また三菱商事は二人のフランス人のサインが書かれた三六億円分の領収書を持っていたが、領収書に書かれた二人のスイスの住所地にも該当者がいないことがわかった。
 また、この取引の現場に東京・港区の画商がいたことや、三六億円のうち約一五億円が行方不明であることも国税当局の調べで明らかになったが、三菱商事と画商は国税に対し、詳しい説明を拒んでいて、解明作業は難航しているということだった。
 私の目が釘付けになったのは、その後の絵の行方についての記述だった。朝日によると、二点の絵は三菱商事の取引当日に創価学会系の東京富士美術館(東京・八王子)に運び込まれ、翌年秋に東京富士美術館が三菱商事から四一億円で買い取ったというのだ。

・・・その3に続く

学会員の皆様には説明は不要ですが、創価系の東京富士美術館というのは池田名誉会長の一声で作られた美術館であります。

この矢野氏の著書によると、美術館には池田氏の巨大な写真が飾られた部屋があり、また学会の帳簿や財産目録に記載されていない池田氏の公私混同がらみの絵画も所蔵されていたとのこと。

「私が愛した池田大作」でもこの辺りの話には触れられておりまして、池田氏は気に入った絵画を世界中で買い集めていたが会計は学会。帳簿上の管理も曖昧なままで、いつの間にか池田氏の自宅に飾られていたりもしたと。そして池田氏自身、「これは俺の絵だ」と周囲に自慢して見せびらかしていたようです。

これまた有名な話ですが、この時これら池田氏の公私混同の美術品を国税の目から遠ざけるために24時間日本中をトラック移動していたという噴飯モノのエピソードがありましたね。

財産目録に載っておらず実態は池田氏所有であるが、金を出したのは学会である、ということです。創価学会の皆様にはもしかしたら、それの何が問題なのか分からないような方もいらっしゃるのかもしれません。

それくらい創価学会=池田名誉会長ですもんね。学会内でもあまり問題視する声が上がらないのは「センセーは悪くない、悪いのは側近」とする考えと共に、池田氏と創価学会の線引きができない人が多いからではないかと思います。

池田氏の個人財産と個人の趣味での物品購入、それからもちろん家賃も(池田氏が居住している豪華学会施設に家賃は払っていなかった)。これらは宗教法人である学会の会計とは切り離さなければなりません。でも学会員さんたちにとっては「そんなのどうでもいい」んでしょう。池田氏が捕まらないと分からないのかな~?

さて、絵画取引などに無縁な私ですが、上記の紹介部分で「?」と思ったのは絵画代金の差額。行方不明の15億円も問題でしょうが、三菱商事が購入した金額が36億円で、そこから創価学会が41億円で買い上げたと。

一年半ほどの間に5億円値上がりしたんですねー(棒)。

しかも三菱が買った当日に創価の手に渡っているわけなので、後日代金を上乗せして支払う理由がありません。常識的に考えるとまともで正当な取引でないことは誰の目にも明らかです。

なぜ三菱のディベロッパー部門だったのか。お察しの方も多いでしょうが次回に説明出てきますので。

ではでは、また(たぶん)来週に。良い休日をお過ごしください。


ただの補完材料

2015-10-04 23:48:30 | 創価学会問題

希望さんのブログ「白バラ通信 パンドラの箱」で紹介されていたのでご存知の方も多いかと思います。

私もザーッと読ませていただいたのですが。一応ご紹介。

「元創価学会職員3名のブログ」

タイトルの通り、元職員の方たちが実名を公表してご自身たちの体験を語っているブログです。

まだご存知でない方はさほど記事数は多くないので、今のうちにザーッとご覧になってみて下さい。

何と言いますか、やっぱり創価学会は池田教なんだな、ということがよく分かります。

創価学会に身を置いた方が読まれるとまた違う感想なのかもしれませんが、私的には些かも賛同できない感じです。

書かれていることが全部本当だとして、呆れる他感想が浮かばないというか。

まあ、ここまで催眠術にかけられる池田氏が凄いってことなんでしょうかね。

この人らは池田氏が今どこでどのような状態なのか全くご存じないのでしょうかね。

彼らの手紙や報告が「お元気な池田氏」に届いたとして、さして彼らの状況が変わっていたとも思えませんが。

さて、内部告発とも取れるようなあちらのブログですが、別に私は元職員の方々の体験が全部が全部嘘だとは思いません。

しかし、どこまで信じていいものやら、っていうところもあります。

そして彼らの叫びが心の底からのものだとしても、その叫びこそ創価学会にとっては今にも崩れそうな部分を補強してくれるありがたい材料となっているでしょう。

その相互関係を考えると、真実の叫びであればあるほど、皮肉なものでしょうね。