真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

アンケート

2009-04-30 18:20:28 | アンケート

興味深いアンケート結果がありました。

創価学会についてどう思いますか?

  1. 嫌悪感がある…33.5%
  2. 嫌い…25.3%
  3. 殺意を感じる…17.7%
  4. 実は私も創価学会員…11.7%
  5. 特に何も感じない…10.2%
  6. その他…1.6%

回答数3347名のアンケートで、75%以上の人が否定的な意見であることが分かる。

しかし「実は私も創価学会員」との答えが11.7%もあるのも、驚きです。やっぱり多いんですね、学会員さん。

もうひとつ、名誉会長について。

貴方は創価学会の名誉会長、池田大作氏をどう思いますか?

  1. 嫌悪感を感じる…42.7%
  2. 日本が生んだ世界の恥だ…33.7%
  3. なんとも思わない…11.2%
  4. 日本が生んだ世界の偉人だ…7%
  5. 素晴らしい人だと思う…5.4%

こちらは1209名の回答です。

これの4と5の回答を足すと12.4%。上記の「私も創価学会員」の割合(11.7%)とほぼ同じです。分かりやすい!

うーん、関係ないけど、このリンク先の円グラフをブログに貼ろうとしたけど上手く行かない。

説明の通りしたのに…。まだブログの機能を使いこなせません(泣)。


創価小学校受験にて

2009-04-28 18:05:43 | 我が家の創価問題

創価小、受験したのは私ではありません。下の弟です。

母親と祖母にしてみれば、全員入れたかったのでしょうが、私と上の弟が小学校上がる頃は我が家の第一次家庭崩壊の危機(笑)の真っ只中だったので、それどころではなかったと思います。

少し年の離れた下の弟の時、だいぶ経済的にも落ち着いていたので、いよいよ受験させよう!と思ったのでしょう。

ただ残念なことに(幸いなことかも)、下の弟は勉強の方がちょっとアレでして…。楽しい性格なんで兄弟としては大好きなんですけどね。「ういっしゅ」のDAIGOにちょっと似てます☆

結果は予想通り「不合格」でした。

母親は受験の日、面接に両親が揃ってないからダメだったと、当時言っていました。

父親にも面接に来てと頼んでいましたが、「やるんなら勝手にやれ、オレは協力しない」と言っていましたし、この貧しい家庭で大黒柱が仕事休むのは考えられないことでした。受験日は平日の昼間です。

ちなみに面接で両親が揃っていなかったのは、母親が見た限りは自分たちだけだったそうです。

で、面接の内容では弟は最後の質問以外はちゃんと答えられたと、母親は言っていました。

私が「何が答えられなかったん?」と聞くと、その最後の質問内容は驚くべきものでした。

最後の質問「池田先生は、今どこでなにをしておられますか?」

えーっ、それ正解の答えあるの!?エスパーか!?

と私はツッコミいれずにはおられませんでした。

「そんなん分かるわけないやん、どう答えたらいいの」と聞くと、

母親は「先生は今、世界で広宣流布のために頑張っておられます。でいいねん」と模範解答を教えてくれました。

オイオイオイ、本気ですか?

私は「そんなん分かるわけないやん。電話で確認してんの?海外にいるんなら時差で寝てるかもしれんし、ご飯食べてるかもしれんし、トイレ行ってるかもしれんやん!」と爆笑しながらツッコミました。

母親は「そういうもんやねん」と言ってましたケド…。

しかしコレをバッチリ答えられる5歳児っているんですかね。いたらとっても怖いんですけど。

創価の学校はいくつかありますが、確か学会員でなくとも入れると聞いています。実際少数でしょうが、非学会員の生徒はいるでしょう。しかし、面接内容を聞く限り、学会員以外を取る気はないんだな、と思います。

そういえば創価高校で、在学中に脱会した生徒に教諭らが執拗に退学を迫ったという事件もあります。

でも実際、両親が仕事を休んで面接に臨み、あの正解が何だか分からない面接を乗り越えた熱心な学会員生徒の中で、非学会員を貫くことは容易ではない気がします。


脱会の前後の話

2009-04-28 00:45:17 | 我が家の創価問題

学会員さんには一大イベントな脱会について、少し詳細に書いてみたいと思います。

私は2世(3世?)ですが、生まれてこの方、自分から望んでご本尊に手を合わせたことはありません。全く信じていないからです。私は無神論者です。

でも母親と祖母、またその周りの方が熱心に宗教を信じている姿を見て、宗教そのものを否定する考えはありませんでした。

私は創価の問題を知った今でも、宗教は人の心の支えであり、自らを戒めるためのものであると思います。「おてんとさまが見てる」とか「嘘をつくと舌を抜かれる」とかも宗教的な戒めではないでしょうか。

ただし創価を宗教とは認めませんけど。

こんな私が、ましてや信じてもいない宗教の罰論を怖れるわけもなく、脱会届を出すことは躊躇いありませんでした。配達証明の値段が思ったより高かったことが、一番躊躇したところと言ってもいいくらいです(笑)。

しかし多くの2世、3世の学会員さんで脱会したいと思う方は、親との関わりで一番躊躇われるように思います。脱会すれば親が悲しむ、との話をネットの中ではよく見かけます。

私の場合ですが、まず脱会するにあたり母親に相談はしませんでした。了解を取る気は最初からありませんでした。(両親とは同居しています)

それは何故か。私は自分を学会員だとは思っていなかったからというのが大きいです。つまり、学会員であるのも名ばかりであり、脱会するのも名ばかりなのです。

私や弟たちが信心しないことを母親は、もうだいぶ前に諦めています。しかし母親との間で財務の問題が起こり、私が脱会したと知れば悲しむだろうことは分かっていました。

冷たい、薄情と思われるのを覚悟して言うならば、母親が悲しむのは自分のためのエゴであると私は思いました。

母親が子供たちを大事に思い、それ故に自分が信じる宗教団体に入れた気持ちは分かっています。でも、子供が同じものを信じてそれを喜ぶとは限らない。そして、喜ぶとは限らないその現実を、母親は認めなくてはならないのだと思いました。

私は母親の子供であると同時に、全く別の意識を持った一人の人間です。

母親と同じ考えや感性を持つわけではなく、違うことを認めてそれを尊重しなくてはならないと思います。

まあこういう考えなので、母親のために名を置いておく、なんてことを考えるまでもなくネットで紹介されている脱会方法を参考に、脱会届を書きました。

しかし母親は今までそんなことしたことなかったのに、私が入浴中に私の部屋に侵入し、書きかけの脱会届を見つけて(一応伏せてあった)同じマンションに住む学会員さんに電話で相談していました。

風呂場と私の部屋は隣合っていて家も大きくないので、風呂場にいながら母親の行動は物音だけで容易に分かってしまうのです。電話も母親の声ははっきり聞き取れました。

しかし母親はこれらの行動をバレていないと思っていました。母親は耳が悪く、普段補聴器をつけています。でも入浴中は補聴器を外すので、風呂場で音が聞こえていると分からなかったのでしょう。

財務発覚問題から脱会届を出すまで一週間、それから配達証明が届いて再び母親と話すまで更に一週間ありました。この二週間の間、私と母親は口も利かず目も合わせずの冷戦状態でした。

この時期が一番キツかったです。口を利かないといっても、母親は毎晩酒を呑んで酔っ払うので、夜になると家中に聞こえる独り言で「親を親とも思わん」とか、「何様のつもりや」とか、散々撒き散らしてくれました。このときはまだ母親に創価のやってることはおかしい(ヤバい)という話はしていなかったので、母親にしてみれば一応家計を握っている親に対して財務がどうこうと子供が口を挟むな、という感じでしょうか…。私は今反論すれば余計に互いの傷口を広げてしまうと思い、耳を塞いでいました。

そして互いに疲弊の色が濃くなり、母親の方から「配達証明のハガキがあったけど、学会に何を送ったん?」と白々しく聞かれ、私は「勝手に部屋に入って調べたんやろ」と、返しました。

母親は「私の嫌がることしてそんなに楽しいんか!?そんなに私がイヤか!?」と怒っていました。私もうこの時のやり取りははっきり覚えていませんが、母親の信仰心を否定するのではないと、創価は組織としてまともではないと、それだけは伝えねばと喋ったと思います。涙流しながらでしたが、口論のきつい口調だったと思います。

これを読む方の中には、たかだか一人一口、家族四人分(上の弟は独立)四万円の財務で、よくここまで問題にすると思うかもしれません。

最初に財務が見つかった時、私は「四万円も!」と怒りました。しかし母親は「これでも最低の金額や。それでもせめてと思っての私の心や」と言いました。私はその瞬間、怒りがピークに達したのを覚えています。

何度も言いますが、我が家は貧しいです。昔、借金取りから夜逃げしたこともあります。家族全員がお金がないことで大変な苦労と惨めさを味わってきました。そしてそのことで一番苦労したのは間違いなく家計を預かっていた母親なのです。

その母親が四万円を「最低の金額」と捉えていることが信じがたく、激しい怒りを覚えたのです。

ですから、家族と暮らしている母親がここまで自分本位に物事を考えているなら、わざわざ脱会の了承を得る必要も感じませんでした。

脱会後初めて母親と喋った時、

私「私は母さんの信仰の自由を認めてるやん、私の信仰の自由は認めてくれへんの?」

母親「信仰なんかしてないやん」

私「信仰しないという自由や!」

母親「認めへん!」

と平行線です。結局「親泣かせてそんなに楽しいんか!」に行き着きます。私は「そう思うんならそう思っとけばいいやん」と、まあ売り言葉に買い言葉です。

友達のアドバイスや、色々なブログ主さんを参考に、ゆっくり時間をかけて話さなければと思い、今は少しずつ落ち着いてきています。

母親が創価を脱会することはまずないでしょう。しかし、いつか私の、他の人の信仰しない自由を認めてもらいたいです。

できれば財務と選挙活動だけは無意味だと気づいて欲しい。

少しずつ、話していけば可能性はゼロではないと今は信じたいです。


悲劇の主人公の理由

2009-04-27 00:05:35 | 創価学会問題

前回の記事で、学会員さんは法戦などの学会活動の中で思うように行かないとき、他人に理解されないとき、「悲劇の主人公ぶる」と書きました。

普通の一般的な感覚を持った人間なら、他人に自分の主張を話して認めてもらえないとき、自分の話し方や考え方が間違っていなかったかと、少なからず自問自答すると思います。

また相手の言い分を相手の立場に立って理解しようとします。

価値観の相違により口論となっても、自分にも非がなかったかと冷静になれば考えることでしょう。

学会員さんにはこのプロセスがありません。

自己否定を否定します。反省はしません。絶対正義の信心です。

ではその「絶対正義」が何故他の人に通じないのか。これは「魔」の働きと捉えます。

「新会員の友のために」によれば…

「魔」とは、私たちが仏道修行するのを妨げる働き全般を指すといっていいでしょう。ですから周囲からの非難中傷によって、あなたの心を揺るがされ、信心から離れる心が生まれれば、それはまさに「魔」の働きなのです。

つまり批判されて自分の中に「ほんとは間違いじゃないか?」という疑問が生まれたら、それは仏道修行を妨げる働きだから、批判されたこと自体が学会が正しいということの証だというのです。

批判される=「魔」の働き=学会の言っていることは正しい

となるわけです。上手くできてます。

更に具体的な「魔」の働きも紹介しています。

自身の心のなかの欲望や怒りなどの煩悩に負けたり、病気などによって心が揺らぐとか、さらには、権力者の身となって弾圧するとか、低俗で悪質な一部マスコミの記事、夫や妻子、父母などが信心を妨害し、やめさせようとするなど、いろいろな形、働きをとってあらわれてくるのです。

全部先回りしています(笑)。自分たちを良く分かっていますねぇ。

しかし私的にちょっとカチンときたのは、「夫や妻子、父母などが信心を妨害し」の件です。家族が反対するのを「魔」の働きだと言っているんですね。

オイオイ、人のことを勝手に「魔」にするな!批判する人間は批判することを自分で選んで批判しているんだ!勝手に「魔」に入り込まれたような言い方をするな!どうしても「魔」のせいだというのなら、私の中から「魔」を引きずり出してこの目に見せてみろ!

さてさて、批判してくる者を「低俗で悪質」と決め付けてみたり、家族の心を踏みにじるが如くの言い方には到底寛容な仏道精神は見られません。

家族が反対するのは心配だから、その相手を思ってのことに決まっている。その思いをけったくその悪い表現で片付けられるのは心外です。

今回のタイトルの内容からちょっと外れてしまいました。

悲劇の主人公の理由とは、つまり批判されるなどの「困難にぶつかることこそが、自分たちが正しい証拠だよ~」と教えられているから、という話です。

また、人のために理解されなくても頑張っているんだ、という自己陶酔ですね。

ですから学会員さんたちは、理解されないことに人間の心としては傷つきながら、「やっぱり私たちは正しいんだ」と信心を深めていってしまうんですね。そこに本当の批判の理由や原因を探す考えはなく、従って反省もない。反省がないと成長もない。

負のスパイラルですね。


都合のいい法戦

2009-04-26 01:38:43 | 創価学会問題

創価学会は支持母体として公明党を応援しています。

それはそれは、熱心に応援します。自分の住んでいる地域だけでなく、他の都道府県で地方選挙がある場合でも「その地方に親戚やお友達いませんか?」「誰か頼める人はいませんか?」と家まで個別に訪ねては、必ず聞いてきます。

学会員の母にしてみれば、公明党を応援するのは「議員さんは同志だから」と言います。

私は最初何を言っているのか分からなかったんですが、つまり、「立候補者は同じ学会員」だから応援する、というのです。

政策や公明党がしてきたことなど興味ありません。応援し、当選させること、それだけが目標です。

学会にしてみれば、与党という権力の旨みを知った今、そこから離れることはできません。創価学会、学会員に都合のいい政策を通す。創価学会に都合の悪いものを排除するための法律を通す。

以前にイラク派兵問題の記事で書きましたが、所得税の定率減税廃止は創価学会の都合によるものです。

また、強い権力でメディアに圧力をかけなければならないという理由もあるでしょう。

しかし私は、この公明党を応援するという選挙戦は、また違った一面も持っていると思います。

選挙戦を「法戦」と称して学会は、F票(フレンド票)という学会員でない人たちの公明党への票を獲得しようとします。学会員さんは、普段付き合いのなかった遠い友人、親戚に票をお願いしに行きます。当然、選挙のためだけに連絡を取るのだからいい顔はされません。

時には学会員さんに拉致られて強引に投票に連れて行かれる、という話もよく聞きます。

学会員さんたちは、自分の友達からどんどん信用を失います。友達を失った、という人も少なくないでしょう。

でも学会員さんたちは、自分たちが悪い、迷惑だなんてこれっぽっちも考えません。相手の気持ちは考えません。

でも自分たちの思うように行かない場合が多い。「理解されない」ということを、悲しみます。

悲劇の主人公ぶります。陶酔の世界です。

「戦っている人間は清らかに見える」と、いつかのガンダムで言っていました…。

そしてまた題目に縋ります。学会員同士で慰め合います。そしてまた不毛な「F獲り」に走るのです。そうすると自分は「戦っている、活動している」と思います。

法戦を戦う(変な日本語!)と学会では功徳が得られると言います。福運がつくと言われます。崇高な戦いであるように煽られます。その「崇高な戦い」を熱心にすればするほど、学会員さんたちは一体感を覚え、充実感を得られます。

つまり法戦は、票を得るためだけのものではなく、学会員さんたちに活動することによっての妄信度アップを計れるのです。

創価学会にとっては一石二鳥にも三鳥にもなるのです。

恐らくですが…、多くの学会員さんたちは最初から妄信のバリ活ではなく、こうした活動を繰り返すことによって「真の学会員」になっていくのではないでしょうか?

勿論、最初からバリ活の人も、逆に法戦に疑問を持っている人もいるでしょうが…。数は少ないと思います。

さて、では学会員さんが公明党を応援してはいけないのか、というと法律の範囲内であれば全然問題ないでしょう。友達失おうが個人の自由です(戸別訪問は違法)。

問題は、学会員が議員になるということの方だと私は思います。被選挙権があれば立候補することはいけなくはないでしょう。

でも学会員さん、議員になって誰(何)のために働くんですか?

池田名誉会長を守るための公明党と、冬柴元幹事長は明言しています。公明党の掲げる「庶民」はイコール「創価学会員」という意識がありますよね?

何より学会員さんが師匠と仰ぐ池田氏が「私の理想は全体主義」と言っているのに、学会員議員が民主的な政治を考えてくれるとは思えません。

国民のため、地方のため、の政策よりも、学会員議員は池田氏・創価学会・学会員さんを優先させます。「信者の利益>国民の幸福」という図式です。

そんなに創価の創価による創価のためだけの政治をしたいなら、有り余る資産でもってどこかに土地を買って独立王国作ってやってくださいよ。

できれば人の少ない土地でお願いします。無人島とか。その時には日本との国交は遠慮してくださいね。

でもその中でだけ大人しくしてくれるとはとても思えないから、やっぱり問題ありですかね…。