今日は少し大きな本屋さんに足を運びました。
そして本屋に行くと最早習慣となってしまった、創価学会の関連本探しをしました。
関連本と言っても、「人間革命」とかではないですよ(笑)。批判本の方です。
しかし、「人間革命」とかが置いてある創価学会の書籍が置いてあるコーナーに(大きい本屋では)よく掲げられている三色旗の小旗。創価学会だか聖教新聞社だかは知りませんが、営業さんがこういうディスプレイにしろーってやっていくんでしょうねぇ。
私は二店舗で見たことがありますが、どちらも旗が棚から取れかかっていて、ガムテでぶら下がっている状態でした。むしろ取ったほうが見栄えがいいのに…(汗)。何もそんなに無理して飾ることないのに、何か規定でもあるんでしょうか…。
脱線はここまでにしておいて、社会問題のコーナーに創価批判の本は並んでいました。そこで「『黒い手帳』裁判全記録」(矢野絢也著)を見つけました。
実は今日見つけるまで、この本が出てることを知りませんでした。
他にも「池田大作の品格 PART2」(小多仁伯著)や、
「民俗化する創価学会」(島田裕巳著)、
「創価学会・公明党『カネと品位』」(福本潤一著)などを立ち読みしてきました。
買わないのかよ!とのツッコミが聞こえてきます…。
いえいえ、買いますよ。ネットで。
だけどいっぺんに買うと読む時間がないし、これらの本って結構高いんですよね…。もうちょっと安くして多くの人に買ってもらう方がこういう本は意味があると思うんですけど、まあ仕方ないですね。
で、今日は「黒い手帳」の続編でもある「『黒い手帳』裁判全記録」だけを購入して帰ってきました。
まだ序章しか読んでいませんので、内容はおいおい記事にしたいと思います。
今回はこの本の帯を紹介します。帯って新刊本に巻かれている、読むときかなりウザいあの紙です。しかし書いていることはなかなかいい感じですよ。
逆転勝訴
公明党・創価学会は
蒼白!
「脅迫」「証拠音声レコーダー改竄」の悪辣手口が、法の下で暴かれた驚愕のドキュメント。
裏面
読者の皆さんは、いやしくも政権与党である公明党のOB議員や創価学会が、たった一人の人間を社会的に抹殺するために、そこまでやるのかと驚かれるに違いない。
手帳奪取事件は、はからずも、創価学会という巨大組織の暗部の深さをクローズアップしているとも言える。(序章より)
この帯にある「証拠音声レコーダー改竄」というのはフォーラム21などで、私は最初に知りました。
矢野氏の自宅に押しかけ、家捜しの上手帳を強奪していった三人の公明党OB。彼らは矢野氏とのやり取りをICレコーダーで「(音声)隠し撮り」していました。
そして高裁判決文では、
本件音声データ中には、控訴人らと被控訴人矢野がやり取りの中で談笑する部分が存在するが、これは、控訴人らにおいて、控訴人伏木がICレコーダーを携行して隠し撮りをしていることを認識していたことから、録音結果がなごやかな雰囲気となることを意図して、表面上強い口調や大声を出すことを避け、会話中にあえて笑いを交えていた結果であり、他方、被控訴人矢野においては、平成五~六年ころの文芸春秋への手記の連載のため創価学会等に対して迷惑をかけたとの思いや、控訴人らを刺激することにより今後更なる糾弾をうけたり身に危険が及ぶといった事態を避けるために、あえて控訴人らに迎合する姿勢をとった結果と認められる
と、あります。
隠し撮りも卑怯ですし、それを改竄するなどもってのほか。そして録音内容を意図的に有利にしようと画策する姿勢もまた、恥知らずとしか言えません。
とはいえ、この隠し撮りを改竄して証拠として提出したことにより、創価学会は自らの首を絞める結果になっています。騙し通せる気でいたんでしょうねぇ。舐められたもんです。矢野氏も司法も。
しかしこういう人らが(単なる駒に過ぎませんが)公明党議員だったなんて、日本の政治ってほんとにもう…頭を抱えてしまいます。
この強奪された手帳の山は、まだこの世に存在しているんでしょうか…?
高裁判決で返還するように仮執行が言い渡されましたが、議員達はそれに応じないとの内容証明を送ってきたそうです。とんだ居直りです。
しかしたとえ最高裁で同様の判決が下ろうとも、創価学会としてはこの手帳は返すわけにはいかないのでしょう。
もはやこの世には存在していない、焼却されたのでは、との声もあります。
最後にはそれくらいしそうですね。また、池田氏の命ならば裁判所の判決など無視することも厭わない人は大勢いるでしょう。
矢野氏はどうか、創価学会においての自らの罪を認めるならば、今までのような甘い態度ではなく難しいことかもしれませんが、ハラを決めて創価学会の闇を世の中に引きずり出して欲しいと思います。
矢野氏にしかできないことがたくさんあります。
矢野氏だからできることがたくさんあります。
中途半端なまま終われば結局、「同じ穴の狢だったんじゃん」と言われてしまいますよ。