真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

黒い手帖 より「公明党の重鎮がフランスでしたこと」その二

2012-02-05 13:58:47 | 「黒い手帖」紹介

第四章 カルト化する「池田教」より

「公明党の重鎮がフランスでしたこと」その二

 高野氏の訪問目的は明らかだ。その発言は、創価学会擁護に終始している。
 高野氏が自身もいっているように、本当に一個人としての身分でUNADFIを訪ねたのなら何も問題はない。だが、現実には公人としての立場を利用しているとしか思えない。
 高野氏は自由時間を使ってといっていたが、大使館の職員を伴って訪問している。この事実からも、公職に就く人間としての訪問であるのは明白だ。広岡氏によると、そもそも日本の国会議員という身分でなければ、UNADFIの関係者との面談は成立しなかったらしい。UNADFIでは、宗教団体関係者を事務所に迎え入れることはないからだ。

~中略~

 不偏不党の立場を守るためだけではなく、UNADFIの関係者と会ったことを根拠に、いかにも公認されたかのように宣伝する宗教団体が出るのを防ぐためである。
「もちろんUNADFIの会員には、さまざまな宗教の信者がいる。が、ひとたびそのドアを開けた時からみんなただの一市民になる。まえに日本の統一教会被害者問題に携わる牧師達が訪問し意見交換したことがあるが、これも、牧師としてではなく人権を守る市民としてきたから門戸開放したのである」と広岡氏は記述している。
 したがって、もし高野氏が議員でなければ、UNADFI側は面会を拒否した。しかし、打診があったのは日本大使館からで、しかも公明党の議員だとは知らされていなかった。

~中略~

 たとえ高野氏が一個人としてUNADFIを訪ねたのだとしても、フランスへの渡航費は国民の血税があてられている。公費を使って、創価学会のために働いたことに変わりはない。
 そのうえ、国会議員という立場を利用し、大使館を動かし、面会をセッティングさせた。これでは、政教一致どころか、主権者である国民への裏切りではないだろうか。

 カルトや政教一致に関して日本では論議が盛り上がらず、ことにカルト的な宗教団体が野放しになっていると聞く。この裏には、政治に影響力のある大きな宗教団体が、カルトについて論議することを好まないという風潮がある。
 また、宗教団体の反発を恐れて、カルト研究の専門家の著書も、出版社は出したがらないといわれている。カルトに関する論議自体が、タブー視されているのだ。
 政教一致の問題も同様で、国会で論議しようとすると、どこかからか牽制球が飛んでくる。

~中略~

 信教の自由は保障されるべきでも、どんな宗教でも存在していいというわけではない。社会の安寧を乱し、政治をあかしな方向に歪める宗教団体が大きな勢力を持てば、他の宗教を信仰する人の信教の自由を侵害する事態にもなりかねない。何らかの基準と規制の論議は必要なのではないか。

私はこの公明党議員の高野氏がどのような人物かは知りませんが、この一連の行動は高野氏個人の考えで行われたものだとは到底考えられません。

つまり高野氏の学会愛が行き過ぎた結果、というわけではなく、高野氏よりも高い立場からの命令・指示であったのでしょう。

それが学会であったのか、公明党であったのかは分かりませんが、どちらにしろ学会上層部が事前に知らなかったわけはありません。

このことは、創価学会は自分達の組織の益のために、日本を国際的に貶めようとも構わないと、そういう行為であったと思います。

高野氏がフランスでやったことは日本の恥だと私は思います。

フランスで高野氏が面会したUNADFIのピカール女史は、学会をセクト指定したことは間違いではなかったのだと確信したでしょう。

はるばる遠い国まで国会議員の立場を利用し公費を使って、セクト指定された宗教団体の擁護のために労力を惜しまない。日本は国会議員にそれを許す国なのだと、国際的に見られても仕方ないのです。これが国の恥でなくてなんなのか。

それくらいのことが高野氏は、いや、これを指示した学会上層部は分からなかったのか。自分達の組織のために他の事は見えなくなっていたのでしょうか。

高野氏は国会議員となるくらいでしょうから、それなりの学識も見識もあったでしょうに、自分でそのことを考えられなかったのでしょうか。

こういうところにも選挙の大切さが繋がってきますね。

さて、早いものでもう2月ですね。正月はあっという間でしたw

各地でインフルエンザが猛威をふるっているようです。乾燥しているとやはり感染しやすいようですね。

寒さ対策や美肌にも効果がありますし、加湿をして元気に美しく(笑)過ごせるよう心がけましょう。


黒い手帖 より「公明党の重鎮がフランスでしたこと」その一

2012-01-29 17:55:55 | 「黒い手帖」紹介

黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録 黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録
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第四章 カルト化する「池田教」より

「公明党の重鎮がフランスでしたこと」その一

~前略

 二〇〇四年夏――。広岡氏は、フランスのセクト(有害カルト)被害者対策市民団体UNADFI(個人と家族を守る会全国連合会)会長・カトリーヌ・ピカール女史から連絡を受けた。
「セクト問題に関心のある(日本の)上院議員(参議院議員)が来訪するのだが、通訳が同行するかわからない。同行したとしても、こちら側にも日本語のわかる人がいたほうがいいので、同席してくれないか」との要請だった。
 ピカール女史は、全国民議会議員で、二〇〇一年にフランスで成立した「基本的な人権と自由を侵害するセクト的集団に対する予防と取締強化のための法」を担当した委員だった。
 広岡氏が指定された七月二三日、UNADFIの本部に着くと、間もなく四人の日本人が到着した。一人は日本大使館の職員で、他の三人が会議室に入室、うちの一人の名刺には「参議院議員 高野博師」とあったそうである。
 高野氏は、元外交官で、福本潤一氏と同じく、新進党時代に参議院に初出馬、後に公明党に移籍し、参議院議員計三期を務めたが、与党に逆風が吹いた二〇〇七年七月の参院選で、公明党から立候補して落選した。
 高野氏は二〇〇四年九月に環境副大臣の要職につくことになる重鎮だが、その場でどのような会話が交わされたのか、広岡氏のレポートに基づき再現してみよう。
 高野氏は、広岡氏の表現を借りれば、「まるで原稿を読むようによどみなく」来訪の趣旨を説明した。
「いまテロリズムや大災害への法案準備のため、参議院の派遣団の一員としてヨーロッパを訪問しています。」

~中略~

 高野氏は、続いてオウム真理教への取り締まり強化など日本の現状に触れたあと、創価学会と公明党の関係などを話し始めた。その後、ピカール女史が、「本日は、参議院議員のメンバーとして来たのか、創価学会員として来たのか」と問うと、「今回のミッションは、緊急事態に対してどのような法で対応するかであって、セクト問題は関係ありません。参議院の代表団の一員としてきました。今は自由時間で、ほかの団員はみなショッピングなどをしています」と答えたという。
 そして、「日本の創価学会はセクトではない。フランスでのセクト指定は迷惑だ」という趣旨の発言が続いた。その一部を紹介すると――。
「日本の創価学会はセクトという概念には入らないと思います。創価学会の目的は平和、文化、教育、生命の尊厳です。
 創価学会は公明党の支持団体です。創価学会に支持されている公明党として、人権問題をいろいろやっています。公明党は、日本でも八〇〇万から一〇〇〇万の信者のいる宗教団体に、政党として支持されています。いま、公明党は自民党と連立政権を作っています。連立政権の重みは増しています」
「創価学会がセクトのリストに入っていますが、フランスでセクトとされたのは理解できません。もっともセクトの定義も明確ではありませんが。
 テロや人権問題を起こしたことがあるのでしょうか。そういう問題はありません。それなのになぜセクトとみなされているのか理解できません。
 そういう位置づけをされているので、日本の政治で、我が党が、フランスでセクトだという理由で攻撃される。だからわれわれは困ったものだなと思うわけです」
 広岡氏によると、UNADFIと高岡氏の議論は平行線を辿ったまま、小一時間ほどして終わったそうである。

…その2に続く

冒頭ピカール女史に通訳を頼まれたという広岡氏は、パリ在住の国際ジャーナリストで、このレポートは『FORUM21』に寄せられたものです。

一見すると政治家の立場を利用し公費を使って学会のために動いた人の話ですが、この高岡氏の発言はよく読むと自爆していますね。

公明党と創価学会の説明で、学会が支持団体と言っています。それはまあ誰でも言うでしょう。

しかしその後「日本の政治で、我が党が、フランスでセクトだという理由で攻撃される」って、自ら公明党=創価学会であると明言しています。

それが「困ったものだ」と思うのならば学会がすることはセクトでなくなる宗教団体になる改革努力をすることであり、学会員議員を走狗にして権力をチラつかせセクト解除を得ようなどと卑怯な算段をすることではないのではないでしょうか。

また「テロや人権問題を起こしたことがあるのでしょうか。そういう問題はありません」なんて加害者側である学会の人間が言って何の意味があるのでしょうか。

それにしてもよくもそんなことが恥ずかしげもなく言えたものです。口が曲がりますよ。

さて、たぶん次でこの「黒い手帖」のカルト問題に関するシリーズは終了です。

また他の本の紹介を記事にしていきたいと思います。

日本中寒い日が続き、インフルエンザも急激に広まっているみたいです。

どうか皆様、くれぐれもお体をお大事に。


黒い手帖 より「法曹界、官庁、警察など公権力すべてに浸透」その二

2012-01-15 16:29:04 | 「黒い手帖」紹介

黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録 黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録
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第四章 カルト化する「池田教」より

「法曹界、官庁、警察など公権力すべてに浸透」その二

 今でも創価大学は、学生諸君に資格を取るように熱心に勧めている。創価大学の学生には、公明党というバックがあるうえ、学会系の企業も多いので、就職には事欠かない。創価大学生は官庁への就職も、公明党の後押しがあり、力さえ養っておけば、有利に進められる。
 一説によると、法曹界や外務省職員の学会員は三桁をくだらない、各省キャリアにも数人から数十人はいる、といわれている。地方公務員や小中学校教員となれば、数万人にも及ぶはずだ。
 しかも、学会は、これらの公職に就く学会員を組織化している。たとえば、外務省の学会員組織は「大鳳会(たいほうかい)」、学会検事は「自然友の会」などという、一見すれば何だか分からない親睦団体の名を借りて、統括されている。
 ちなみにその「自然友の会」には次のような逸話が残っている。
「自然友の会」の懇談会に出席した池田氏が
「私が、今衆議院選なんかに出て、バンバンやれば、日本の国は大変なことになるだろうなぁ。しかし、私は、今そういうことはしない。私が戦ったのは、戸田先生の復讐のためだけだ。革命とは復讐戦だよ。……私の復讐は弟子達がやるんだ。……君は将来検事総長になれるか? なれるのなら祈ってあげよう」と、一人の青年に問いかけた、その青年とは、当時は検事で、後の公明党代表となる神崎武法氏だった。

後略~

さすがだなぁ、と思わず感心せずにはいられない学会組織。

ここまで狡猾に徹底して権力に浸透する宗教団体が他にあったでしょうか。

池田氏の神崎青年への発言はしかし、よう言えたものですよね。

復讐ね~。仮にも仏教系宗教の指導者が信者に対してそんなことを口にしていいものか。

しかも検事総長になれなかったら祈ってくれないんですって!

器の小さい男よ。

学会員検事にさえこの態度じゃ、一般の末端会員なんてアウトオブ眼中でしょうね。

けれどその言葉を真に受けてかどうかは分かりませんが、神崎氏は頑張って出世して公明党代表にまで登り詰めるんですね。

そうやって皆、総体革命のコマとなって邁進するんですね。

おお、「総体革命」って「革命」だから復讐戦でもあるんですね。

復讐して勝ち得た世界はどんな景色でしょう?そこはまた必ず復讐によって奪われる修羅の世界ではないでしょうか?

広宣流布や総体革命と名を飾られ、そうとは知らず革命の復讐戦に身を投じている学会員の皆さんは、そろそろ自覚しなくてはいけないのではないですか。

復讐に囚われても本当の幸せを感じることは決してできませんよ。


黒い手帖 より「法曹界、官庁、警察など公権力すべてに浸透」その一

2011-12-18 16:01:52 | 「黒い手帖」紹介

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第四章 カルト化する「池田教」より

「法曹界、官庁、警察など公権力すべてに浸透」その一

「公権力への浸透」といえば、私は具体的にその名を聞いたことはないが、多くの関係者の証言によると、学会内部に「法学委員会」なる組織があったといわれている。従来、学会は、司法試験や公認会計士試験、国家公務員試験などを目指す学会員の子弟の支援に注力してきた。
 その背景には、
「総体革命」という考え方がある。一言でいえば、政界、官界、言論界、教育界、法曹界など権力の中枢機構に人材を送り込み、影響力を行使しようという戦略である。とくに池田氏が会長に就任した一九六〇(昭和三五)年以降、強力に推進しようとした。

~中略~

 その法学委員会はどのような趣旨で設置されていたのかは、昭和五〇年代に桐ヶ谷氏がまとめた文書を読めば一目瞭然だ。

〈「法学委員会の新体制について」
 法学委員会の設置。
「法学委員会は現在学生部に所属し、受験生の掌握、指導、合格者の輩出という点に重点を置いて活動している。
 しかしながら、合格者も年々累積し、また社会活動の面でも年齢的な面においても学生部に所属し上記活動のみを行えばよいという段階をすでに通り越している。
 また総体革命の中において各分野にどのように切り込んでいくか(青法協=若手裁判官達の任意組織=等に対抗する組織の構築、官僚機構等に対する食い込み、そのあり方等の検討等)を検討していかなければならない段階に差しかかっている。
 更に、学会の諸活動に関するブレーンの本格的信心の訓練や育成、ということも考えていかなければならない」

 こうした上で、法学委員会を既に資格取得したOB中心の組織と受験生中心の組織二つに分け、前者では次の活動をすると記している。

「OB中心の組織は青年部又は社会本部所属とする(但し、…表に出せない面があるのて、特殊組織にする必要がある)。
 その主な役割は、
(一)合格者の掌握、信心訓練
(二)総体革命戦略の構築(各分野にどのように切り込んで行くか)
(三)特殊問題に関する戦略ブレーンの育成
(四)情報交換、情報提供
(五)受験生組織へのバックアップ」〉

 また、桐ヶ谷文書には「検事は五年後には各都道府県に一人、一〇年後には二人宛配置できる人数になる」「国家公務員は各省庁に、外交官は各国に配置できるようにしていく」などとの目標が記されていた。

その二に続く…

特殊組織て!!

なにゴッコじゃ?

思わずツッコミを入れてしまいましたが、この文書を書いた「桐ヶ谷氏」とは創価大学の教授であった桐ヶ谷章氏であり、後に学会副会長となっている方です。

この法学委員会で箇条書きにされている役割で面白いと思ったのは、(一)の信心訓練の文言です。

なるほど、如何に学会員の弁護士や裁判官、官僚などを輩出したって学会のために働いてくれなければ意味がないということですね。

そして(四)の情報提供。

守秘義務は無視ですか。宗教団体が、政界や言論界、法曹界などで従事する人間からどんな情報を提供させなければならないというのでしょう。

法学委員会で合格者を輩出しよう!というその目的地はおおよそが自分達(学会)を取り締まり監視する側の組織です。

平たく言えば、スパイを養成しよう、ということなんでしょうか。しかも情報を持ち帰るだけのスパイではなく、信心訓練によって学会有利に事を進める工作員を送り込むといった意味合いが強いのかも。

ちゃちなCIAゴッコかもしれませんが、まあ実際に無視できない人数が既にそれぞれの組織に入り込んでいるのですから、笑えない話です。

特に公明党はタチが悪い。

そんなわけで(?)、二週間後はお正月という今年も残り僅かな今日この頃。

このブログも今年はあと一、二回かな?

最後までよろしくお付き合いください。


黒い手帖 より「『月刊ペン』事件での私の役目」その二

2011-12-04 16:11:51 | 「黒い手帖」紹介

黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録 黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録
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第四章 カルト化する「池田教」より

「『月刊ペン』事件での私の役目」その

 そもそもこの裁判には非常に難しい条件があった。池田名誉会長の法廷への出廷は絶対あってはならない」、これが学会の絶対条件だったからだ。池田氏は当事者だ。相手の弁護士や裁判長が、池田氏を証人として召喚する。これは当たり前のことなのだが、それを許さないようにやってくれというのである。

~中略~

 しかし、副会長に膝詰め談判され、拒否し続けるのはむずかしくなり、最後には二人の弁護士を紹介した。その二人が、山崎弁護士の著書に出てくる伊達秋雄、小谷野三郎両弁護士である。二人の手腕によって、名誉毀損の告訴、異例の容疑者逮捕と、学会の思惑通り進んだ。

~中略~

 ところが、その間、池田氏にお寿司をご馳走になったとき、池田氏から、それこそ、きびしい指導があった。池田氏は私に「お前は、信用できない。裏切り者だ」「学会の副会長を法廷の晒し者にした」などと、指導というよりほとんど罵声のような叱声を延々と続けた。私は、意味が分からず、黙っていた。
 なぜ叱られたのか、あとで聞かされるが、
すでに学会は、私に内密で相手側と和解の話し合いを進めていて、学会側は、山崎正友弁護士に三〇〇〇万円をわたし、被告側に二〇〇〇万円を届けた、という話だった。山崎氏は、そのとき、すでに、三億円を自分の会社シーホースに学会から捻出させており、さらに追加の金を要求していたらしく、学会側はそれを拒否したため、山崎氏は学会に反発し「月刊ペン事件で山崎が被告側に学会側の金二〇〇〇万円を届けた」という内容の上申書を最高裁に提出していた。(山崎氏は一九八一〈昭和五六〉年、三億円恐喝、五億円恐喝未遂をしたとして逮捕された)。
 
名誉を毀損されたと訴えている原告側の学会が、しかも一審、二審と勝訴しているのに、被告に金を届ける、というのは、まるで逆の話で、不可思議千万なことだった。最高裁が一審差し戻しを決めたのは当然のことだ。わたしはこの内情を、最高裁で一審差し戻しの判決が出て、初めて北条氏から聞いた。

~中略~

 後日、心労が重なって、北条会長(当時)は突然逝去される。逝去される寸前、関西にお見えになった北条氏は、私と二人きりだけのとき、しみじみと「ペン事件、君には悪いことをした。(このままでは池田先生が法廷に喚問されると)内部からやいのやいのと突き上げがあって、抗しきれず被告側に金を渡した。自責の念に堪えない。池田先生からもそういう意向があってなあ」といいにくそうに話をした。これらの経過は私の手帖、資料などに記載されており、私は北条氏の話を聞いて、「ああ、苦しんでおられるのだな」と思った。
 ここでいいたいことは、
池田氏が「おれを守れ」と指示したら、学会組織は経緯を無視して超理論で動いてしまう、という非常識な体質があることだ。

みなさんこんにちは。

今年も残すところあと僅かとなりましたが、如何お過ごしでしょうか。

妙な肺炎なども流行っているようですし、冬本番くれぐれも体調にはお気をつけください。

さて、今回の記事は少し間が開いてしまったのですが「黒い手帖」での月刊ペン事件の続きです。

書き始める前までは「乱脈経理」のことを書こうと思っていたのですが、ブログを読み返してみると月刊ペンの記事が途中で止まっているので、このままにして次に進むのも気持ち悪いので「黒い手帖」でのことをしばらく書き切ってしまいたいと思います。

月刊ペン事件はこの後、差し戻し審で隈部氏が一審、二審とも敗訴し最高裁に上告しますが、ご本人が亡くなるという結末で幕を閉じます。

ウィキにはこの学会側が勝訴しているにも関わらず、隈部氏に大金を渡していたという事実は書かれていないのですね~。

何か月刊ペン側が凄い名誉毀損を起こしたように書かれていますが、学会の動きの方が凄いよ!とんでもビックリだよ!

そうそう、今から予告しておきます。

私、決意しました。

来年最初の記事は、ブログのデザインテーマを変更します!

………大した決意じゃなくてすいませんw

もう二年以上同じデザインなので、気に入っていたのですが心機一転(?)替えてみようと思います。

おなじみの緑の画面とトカゲじゃなくても間違っていないので、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m