『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『終身刑』の囚人生活

2015年01月29日 | Weblog

まだ木曜日。
月曜日に会社を休んだのに、今週は1週間が長い事・・・・
ところが、帰りの送迎バスへ一緒に乗り込んだ先輩Iさんは
『いやぁ…一日があっという間に終わるねぇ』と言う。

Iさんは、サッカー部の大先輩で、僕とは山仲間。
昨年、雇用延長の契約期限を終えて退職されてから9カ月間、
気ままな生活をされて、のんびり暮らしていたらしいのだが、
ここへ来て、機械設計の人出が足らず、3カ月のアルバイト扱いで
応援要請があったらしく、この正月明けから会社に来ている。

Iさんは『人出が足らないんじゃなく、能力が足りないんだよ』と言う。
僕が見ても、使えない人間が3人、その一人がらリーダーなんだから
仕事の指示なんか、的確に出せるわけが無い。
こんなのが、この会社にはゴロゴロいるから困ったもの・・・・
これは僕の電気設計も全く同じ。
そもそも『設計』なんてやっちゃいないんだから、能力が無いと言われても仕方が無い。

まぁ、それでも何にも気にせず仕事が出来るんだから、羨ましい。
昨日の日記じゃないが、全てが『Que Sera, Sera(なるようになる)』
的な感じで、問題意識も持たずにやって行けるメンタリティーには敬服する。

Iさんが『一日が短い』と言ったので、僕は『一日が長い』と返した。
Iさんは、図面の最終チェックを受け持たされて、毎日忙しい。
人間、忙しい時は時間があっという間に過ぎてしまう。
多分、これはどなたでも感じた事があるんではないでしょうか?
なにか目標を持って、物事をやると特にそう感じるものです。
だから、僕はそんなIさんが羨ましく見えるのです。

ただね、これはあくまで会社と言う『刑務所』に居るからの事。
まともな仕事を与えられずにすでに2年半、まるで『終身刑』の囚人みたいな
目標を持っても、誰も相手にしてくれない生活だから仕方が無い。

休日は家族と食事に出かけたり、いまは芝居の稽古やら、サッカーの試合やら、
やる事が多すぎて逆に、あっという間に終わってしまう。

定年退職後は、自分のやりたい事をやろうと思うんだけれど、
そうなったら忙しくならないと困ったもの。
好きな事に没頭して、Iさんのように
『いやぁ…一日があっという間に終わるねぇ』
と言える生活に戻さないと、
棺桶に入るまでの時間が、長く感じるんじゃないかな?

コメント
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