『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

次のステージへ

2011年02月13日 | Weblog
お袋の最期を看取るために、帰国していた姉貴が
いよいよ明日のフライトで帰国する事になった。
3ヶ月間、本当にご苦労様と言いたい。

豪州へ渡って当初は3年間の予定で帰国するはずだったが、
向こうで伴侶にめぐり合い、そのまま結婚して豪州に在住した。
通算で26年間という空白の時間を埋めるかのように、
姉とお袋はこの3ヶ月間、お袋と親父の出会いから、
結婚当時の楽しかった話や苦労話、我々子供が生まれてからの話を、
じっくり聞いてやれたように思う。
まだまだ、話し足りなかったかも知れないとは思うけれど、
それでも、お袋は穏やかな顔で、旅立って行った。
きっと、お袋は一番姉貴と話をしたかったに違いない。
そういう意味では、3ヶ月間は幸せな時間だったと思う。

お袋は当初、11月下旬まで生きているかどうか?という状態だった。
それが姉貴が帰国すると聞いて、元気が出て驚くほど生き延びた。
この間、兄貴が帰国、正月を迎え、兄貴もギリギリまで日本に居たが
「頑張ってやって来い」と旅立つのを見送って、
兄貴がブラジルへ到着した時間に、この世を去った。

我家の子供の合格を祈願し、お陰で次女は推薦試験で合格。
姉は、諦めていた来期の担当クラスの仕事に
ギリギリのタイミングで間に合うようで、明日帰国する。

お袋は最期に、みんなに看取られて、誰にも迷惑をかけず旅立った。

先週末の慰労会に続いて、今日は弟夫婦と4人で最期の夕食。
「木曽路」というレストランで、姉貴が食べたがっていた「すき焼き」を食べて
弟夫婦とも、色んな話をして解散した。

明日は会社を半日で切り上げて、成田空港まで姉貴を送って行く。
一年間、日本で暮らしていた姪も一緒に帰国する。

これで、また兄弟はバラバラになって、それぞれの暮らしに戻る。
僕にとっても、姉が離日した26年前から始まって、
今度は自分にとって「サードステージ」が始まる。
次のステージは、どんな人生が待っているのだろう?
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