『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『いつまでも一緒にやりたい仲間』

2009年12月18日 | Weblog
今年はインフルエンザでサッカー部の忘年会に参加できなかった。
その代わりではないけれど、今日は僕のサッカー仲間と飲み会。
今日のメンバー42歳になるKoji、36歳になった守備的MFのKuwa、
もうすぐ39歳になるゲームメーカーIkuyaの3人。
たった4人だったけれど、こいつらは凄く大事な仲間、
単純に言うと『いつまでも一緒にやりたい仲間』。

一人は一回り歳下のKoji、典型的なストライカー。
40歳を越えた今は、子供の指導に一生懸命で滅多に試合には来ない。
せいぜい昼休みのミニゲームでお互いのプレイを批評しながら
楽しんでいる間柄。

Kojiが入社してきた時は、僕が結婚直前で、試合に行けないこと多く
いざ復帰した時にはGKが辞めてしまい、僕が監督を兼ねてGKをやる事になった。
3シーズンほど一緒にやったが、フィールドでパスを交換するプレイは
ずっと後になるまで出来なかった。
結局僕の『負けないサッカーをやろう』と言う考えが
その当時の若手から『消極的』と批判を受け監督を降りた。
そしてそのまま引退、僕はシニアチームに参加し若手チームはいつしか
人数が揃わなくなり、試合に人数がやっと揃うようなチームになってしまった。

その後、Kojiは膝の半月版を痛めていて手術のためチームから離脱。
それをきっかけに僕が現役復帰し『背番号11』を引き継いだ。
あくまでKojiの代わりと言うことで、点を取ることだけが僕の目標になった。

そしてもう一人は、僕の現役復帰を勧めてくれた18歳歳下のKuwa。
Kuwaが入社した時、僕が監督だった関係でKuwaには辛い思いをさせてしまった。
前年までのチームが成績も良く、メンバーを代える理由が無かった。
おまけに一気に7人入って来たから、全員試合に出すのも無理で、
『どれくらいサッカーがすきなのか?』を試す形で、結局一人も試合に出すことなく、
一年近く、Kuwa達の世代には、試合に出る機会を制限した。
今になってみれば、それでも来た人間が今でも主力で残っているから
あながち僕の考えは間違っていなかった気がする。

Kuwaは、ボランチと言うポジションで献身的な守備をして
チームメイトから自然に『背番号10はKuwaが着るべき』と言われる存在になった。
僕が40歳の時に、現役チームに復帰したのもシニアチームで、
ある人間に理不尽な扱いを受けていたのを見かねて、
その頃、キャプテンになったKuwaが『こっちに来ませんか?』と声をかけてくれたのだった。
そして前出の『背番号11』を僕が引き継いだと云う訳。
その後、Kuwaは数年前にアメリカ駐在になって、チームから離れた。

もう一人のIkuyaはそれから数年して、それまでゲームメーカーをしていた
男が台湾駐在になってしまい、チームメイトが別のチームで一緒にやっていた
Ikuyaを助っ人として、チームに招き入れた。
そして『背番号11』は、このIkuyaに譲った。
そんな訳で、僕とKoji、Ikuyaは『背番号11』を巡る、不思議な間柄でもある。

Ikuyaは元イタリア代表のロベルト・バッジオの崇拝者で、スパイクも
バッジオモデルを履き続け、とにかく『バッジオ命』の可愛い奴。
と言っても、顔つきはK1の武蔵にそっくりの、いかつい顔。
本人曰く『俺が武蔵に似てるんじゃなく、武蔵が俺に似ているんだ』と
確かにIkuyaの方が年上だから、間違いないんだけどね・・・・・

こいつはとにかくサッカーを楽しむ。試合に来ても、出番が無い僕に
『試合に出なよ、皆サッカーやるために来てるんだからさぁ』と言ってくれる。
そうは言っても、メンバーが揃っている時に若手を押しのけて出るのは
僕が満足しても、チームに良い結果を生むとは思わないので我慢していたけれど
そういう気持ちを伝えてくれるだけでも嬉しいものだった。

たまに一緒にやることがあるんだけれど、Ikuyaとやるサッカーは本当に楽しい。
サッカーが好きで、楽しむためにひたすら頑張る典型的なサッカー馬鹿。
こいつが僕を尊敬の意味を込めて『スーパー爺ちゃん』と呼ぶ。

延々、酒を交わしながらお互いを誉めあったり、けなしたり、戦術やら
終りの無いサッカーの話で盛り上がる。
来年は僕が主宰してシニア中心のチームを立ち上げると話をしたら、
3人とも『俺も仲間に入れてね』と、嬉しい事を言ってくれた。
勿論、こいつらは僕がサッカーを続ける限り『いつまでも一緒にやりたい仲間』
こいつらとは年齢の差など超越して、信頼しあい、励ましあい、楽しみあって
この先も楽しいサッカー人生を一緒にやって行ける気がする。
まぁ、僕が一人でそう思っているだけかも知れないけれどね・・・・・

そういう意味ではこの日のメンバーは、僕にとって最高のメンバーだった。
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