『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

僕は『ギター弾き』じゃなくて『ギター聴き』・・・

2017年11月21日 | Weblog

昨日のライブで、久しぶりに竹中俊二さんと会った。
前回会ったのは8月下旬に青山の、小畑和彦師匠との『FUGA』ライブ。

それ以降も行きたいライブが沢山あったのだけれど、
今月の頭に開催された『The North Jouney』の下準備で、
岩手に出かけるために、自分の抱えている仕事だけは終わらせた。

仕事先を出てから都心新宿まで、一番早くても1時間かかるから、
六時半まで仕事をしていると、8時のライブには間に合わないのです。
それに、そういう時に音楽を聴いても、何処か楽しめない。

昨日書いた『音楽を聴く時の心得』は、その反省から悟った事。
・生で聴くべし
・その日の仕事は真面目にやっちゃいけない
と言う訳です。

ライブの休憩時間に俊ちゃんが『ゆうさん、久しぶりです!』
って、僕の席まで来てくれて、新しいギターの話を聞いたりした。
その時に最近嵌っている俊ちゃんのCD『FRETLAND』の話になった。
 

このアルバムは鬼怒無月(Ac.Gt)、有田純弘(A.Gt,banjo)、竹中俊二(A.Gt)
のジャンルの違う3人が奏でるアコースティックギターの演奏が圧巻。
メロディーはそんなに難しい感じじゃないのだけれど、
音の厚みとか、深みとか・・・・何度聴いても飽きない。
東北まで往復1300Kmのドライブを、このアルバム一枚で済ませてしまったほど。
とにかく、こんなギターアルバムが日本人の手で作られているのが驚きです。
アコースティックギターの音が好きな方には、お勧めの一枚ですね。

それで、ギター小僧としてはちょっとさわりだけでも真似してみたいわけです。
ところが最初に収録されている鬼怒無月さんの曲、『Voice of Calling Sun』は
CDで聞いているとロウポジションで、解放弦を鳴らしているように聞こえる。
ところが真似してみると、それだとポジション的に無理があって
『あれぇ?やっぱりこのポジションだよなぁ・・・・』
なんて、素人なりに真似してみても、音質が違うのですよ。

それでそのあたりを俊ちゃんに尋ねたら、解放弦は使っていないと言う。
じゃぁ、あの音は?・・・・って言う質問したら、弦を思い切り押さえたと言う。
『ゆうさん、ギタリスト的な聴き方してるんですねぁ、流石・・・・』
と、恐れ多くも俊ちゃんから言われてちょっと照れ臭くて、
『僕はギター好きだけど「ギター弾き」じゃなくて「ギター聴き」なんだよ』
って話したら、『上手いこと言いますね』と笑っていた。

僕は自分が弾くギターなんて、テクニックが無いから好きじゃない。
それでも、色んなメーカーのギターを買い、色々な奏者のギターの音を聞いて来て、
ギターの特徴や、音の良し悪しは、少しばかり解る気がする。

同じギターでも、弾き方で音が変わったりするから、早弾きやエフェクターで誤魔化しても、
元のギターの特徴が何となくですが解るのですよ。
それとやっぱりギタリストの個性が好き。
誰が上手いとかじゃなく、皆良いのです。

まぁ、俊ちゃんの場合はギターなら何でもいい感じがしますけれどね。
この『FRETLAND』、明日22日に吉祥寺でライブがある。
ところが、この日は大事な『ハゲを増す会』の定例飲み会。
なんせ自分が言いだしっぺで、9月に予約した店なので、仕方がない。

でも『ギター聴き』という言葉に反応してくれた俊ちゃん。
なんか、ちょっと嬉しかったなぁ・・・・
12月は横浜で『アラカルト』という芝居の音楽担当をやるそうです。

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