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みなよか日記

NPO法人UDくまもとが発信するユニバーサルな観光情報です。
写真の無断転用は厳禁です。必ずご連絡下さい。

棚田を囲む彼岸花  菊鹿 番所地区

2010-09-26 15:04:56 | 山鹿
こんにちは

この時期、素晴らしい見ごろを迎えているのが彼岸花です。

彼岸花で名所といえば、まずここの名前があがります。
菊鹿にある番所地区です。

棚田の美しさと彼岸花のコントラストが見事ですよ。今ちょうど見ごろを迎えています。是非早めに出かけて下さい。

さて、道中の泗水、七城町は、そばの花が満開!
白い可憐な花を咲かせています。おいしいそばになりますように。
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菊鹿町に入ると、あちこちに彼岸花の群生が見られます。
茎だけがすっと伸びて、美しい茜色の花を咲かせます。不思議な花ですよね。
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午前中のすっきりとした太陽の光が、花の色を引き立てます。気持ちいいほどの美しさです。

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番所地区には臨時の看板が立っていますので、指示に従って車を進めて下さい。
一番見やすいところには、テントと仮設トイレまで設置されています。だいたいこのあたりの道に沿って車を停めるといいでしょう。ちなみに仮設トイレは一般用のみ。車椅子ユーザーは途中に、道の駅がありますからそこで準備をするといいでしょう。熊本市内方面からなら、道の駅泗水や道の駅鹿本。大津方面からなら、道の駅七城などになりますね。
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ここからは、車の中からでも十分景色を楽しむことが出来ます。
ですが、せっかく過ごしやすい季節ですから、車を降りて散策を楽しんでもよし。
そこで、注意です。
棚田の彼岸花は観光目的のものではありません。実際に農家のみなさんが作業される田んぼです。ルールを守るのは当たり前ですね。看板の注意書きをよく読んで行動しましょう。
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棚田というと田んぼのあぜ道しかないようなイメージですが、農作業用に比較的広い道が通っています。この道は車両通行止めですので、安心して利用できます。
自走車いすではさすがにきついので、どなたかお手伝いがあるといいですね。

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緩急がありますので、あまり無理せず、行ける所までで楽しんで下さい。
彼岸花は、遠くから群生しているのを見ても、近くで一輪だけを観賞しても美しい花ですからね。
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山間の棚田に、実る稲穂。それを淡く茜色に縁取る彼岸花。
まさに今だけの風景です。

県外から訪れている方も多く、みんなそれぞれのスタイルで満喫していました。
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この日は、近くの施設でしょうか、たくさんのお年寄りが、車いすや杖、歩行器を使って楽しんでいました。
広い道路だし、車が来ないので、安心ですからね。

今月いっぱいが見ごろのようです。
お天気を見計らって是非お出かけ下さい。

道のりの目安としては、325号線を鹿本から一本松公園方面へ。あとは矢谷渓谷の看板に沿って登っていくと、番所地区彼岸花の臨時看板が出ています。

懐かしく、美しい棚田の風景と秋を告げる彼岸花を楽しんで下さいね。
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<お問い合わせ>
山鹿市役所観光課
TEL 0968-43-1579
山鹿市菊鹿総合支所 市民生活課
TEL 0968-48-3111

 
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花火大会 山鹿灯籠祭り(千人灯籠踊り編)

2010-08-19 11:00:26 | 山鹿
つづいて、翌日行われた千人灯籠踊りのレポートです。
 

今回の駐車場は旅館細川さん。お祭りの期間中は一般駐車場として駐車場を開放されています。旅館細川さんは、僕らもとっても御世話になっている、UD、バリアフリーに積極的な旅館なんですよ。
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ちなみにお祭り期間中は全ての駐車場が環境整備費として有料です。
 


取材とはいえ、暑いのなんの・・・・
みなさんはこんなに早く行かなくていいですからね(笑)
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千人灯籠踊りは、山鹿小学校のグラウンドで行われます。今回の駐車場からはちょっと距離がありました。千人灯籠踊りを狙って見物を楽しむなら、すぐ近くの山鹿中学校グラウンドの駐車場がおススメ。昨日僕らが駐車した場所ですね。このように、町のあちこちに駐車場がありますから、何をメインに楽しむかに合わせて駐車場を選ぶのがコツのようです。

 
 会場は準備も整い、静かにその時を待っています。お天気にも恵まれてお祭り日和。
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会場は、大きな円形に作られています。有料の桟敷席と無料の一般スペースに分かれています。
有料の桟敷席にはスロープが作られていて、車いすのお客さんは最前列で見物できるようになっていますよ。

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一般のスペースには椅子などはありません。地面に座って見物するか、外側の常設ベンチに座って見物するかになります。
一般のスペースでの見物はみなさん座りますから、車いすでも十分見える状態でしたので、時間に余裕があるのだったら、一般のスペースからの見物で十分です。
僕らは、写真の撮影がありますから、常設ベンチの一番上に回って場所取り。まだまだ早い時間なのに、場所取りの三脚がちらほら。まだまだ場所に余裕がありますが、時刻は午後2時すぎ。もし、いい写真が撮りたいのであれば、有料桟敷席の撮影スペースがベストポジションです。僕らも予算があれば、そちらが良かったのですが・・・・

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さて、午後4時を過ぎると、一般スペースのベンチはほぼ満席。僕らのいる一番上は撮影に向いていることもあって、三脚が林立しています(笑)
みなさん好きですねえ・・・・

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ベンチの一番上には、車いすのままでも回り込んで入れます。全体を眺めるにはいい場所ですよ。ただし、三脚に囲まれますが(笑)
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そろそろ日が暮れてきて、イベントがスタートです。
午後6時30分。
ご覧の通り、ベンチは人で埋まりますが、椅子のない前方のスペースはまだまだ広く開いています。車いすで見物するにはこちらもいいですよ。ここなら前の方で見れますし、なにより場所取りが要りません。
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太鼓の演奏や子どもたちの踊りの披露などのあと、いよいよ千人灯籠踊りが始まります。
和紙の細工で作られた金灯籠を頭に乗せた浴衣姿の女性が、優雅に舞う幻想的な踊りです。千人がそろうとさすがに圧倒されます。


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提灯と灯籠の灯りがゆらゆらとゆらめき、よへほ節のゆったりとした流れに乗って、ゆっくりと円を描くように踊ります。
しばらくの間、息をひそめて見入ってしまいました。
九州でも有名なお祭りですが、是非全国のみなさんに見てもらいたいイベントです。このしっとりとした幻想的な雰囲気は、実際に見ないと伝わらないでしょう。
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ライティングが変わるので、雰囲気もずいぶん変わります。
ブルーが強いライトのときは幻想的に。明るいライティングになると踊りの動きがはっきり分かって躍動感が出てきます。
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中央の櫓で踊る事が出来るのは保存会の皆さんの中でも、選ばれた踊り手さんだけ。あこがれの舞台だそうです。
さすがに、踊りのキレが違います。
しばらくじっくり見ていると、「うまいなあ・・・」というのが、はっきりわかるようになりますね。 
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さて、うっとりするような時間もおしまい。
ですが、灯籠祭りはまだまだお楽しみが残っています。それが「上がり灯籠」です。
お祭り期間中に、街中のあちこちに飾ってある「飾り灯籠」を、地元の大宮神社に奉納する神事です。
街中の飾り灯籠が、午後十時に合わせて男衆に担がれ、「はーい灯籠!」の掛け声とともに、神社に集まってきます。

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灯りが燈された灯籠の美しさは格別です。これが全部和紙で作られているんですから驚きですよね!
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ここから、神社の境内へ石段を登って奉納されます。神輿が倒れないよう、みんなで力を合わせて上ります。
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神社で神事が執り行われ、奉納されます。
グッと場が引き締まって、おごそかな雰囲気に包まれる瞬間です。

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男衆は、この神事がおわると、「なおらいの儀」という宴会です。これも地元の方々の楽しみのようですね。
灯籠祭りは夜明かし祭り、と言われていますが、深夜までにぎわいが続きます。
 
お祭り広場での夜店のにぎわいとは対照的に、伝統行事としてのおごそかな雰囲気も残されていて、2日間を通して楽しめるお祭りです。
 
千人灯籠踊りの会場には仮設トイレがあり、車いす対応の仮設トイレも設置されていますから、時間をゆっくり楽しめます。

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全体の印象として、ベビーカーや車いすにも配慮があり、とても過ごしやすいお祭りだと感じました。
実際に、車いすユーザーもよく見かけましたし、お年寄りやベビーカーも多く、みんなお祭りを楽しんでいました。
トイレに困る事はまずないでしょう。
気をつけるのは、駐車場を目的に合わせて選ぶこと。街全体がお祭り会場のような状態ですので、それぞれの会場まで距離があることがありますから、しっかり吟味してください。

花火大会は、混雑を覚悟して、花火大会編でご紹介した見物ポイントを参考に、メインの会場を避けた方が安全だと思います。
千人灯籠踊りの会場は、一般無料スペースでも十分楽しめますし、午後6時45分からの第一部であれば、場所取りの必要もないので、おススメです。

浴衣を着ている人もたくさんいますので、浴衣で行くのもいいですね。
子どもから大人まで、年齢性別、障がいの有無にかかわらず、とっても楽しめるお祭りですよ!
来年の参考にして、是非でかけてくださいね。
おススメです!

8月15日(日)
奉納灯籠(午後/各町内の街かど)
奉納灯籠踊り(18:30~/大宮神社)
花火大会(20:00~21:30/菊池川河川敷 ※雨天の場合は17日(火)に順延)  
8月16日(月)
景行天皇の奉迎儀式(20:20~20:55/菊池川河畔)
たいまつ行列(20:55~20:55/菊池川→市内→山鹿小学校グラウンド)
千人灯籠踊り(第1部 18:45~20:15 第2部 21:20~22:30/どちらも山鹿小学校グラウンド)
上がり灯籠(22:00~各町内→大宮神社)
山鹿市 観光課
〒861-0592 熊本県山鹿市山鹿978

 
 

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花火大会 山鹿灯籠祭り(花火大会編)

2010-08-18 11:37:12 | 山鹿
こんにちは

夏祭りもまだまだ盛り上がりを見せています。
今回は有名な山鹿灯籠祭りの様子を花火大会と千人灯籠の2回に分けてご紹介しますよ!
 
灯籠祭りは全国的にも有名になりつつあり、九州以外からも多くの観光バスが訪れます。15日、16日と二日間行われるお祭りですが、1日目は花火大会がメイン。
 
人出が多いイベントです。心配になるのは駐車場の確保ですね。
おススメの駐車場は山鹿中学校のグラウンドです。
身障者用スペースも確保されているので、安心。ただし、早めに行くことは変わりませんね。
当日は午後2時くらいで、駐車場の約半分が埋まっている状態です。まだまだ余裕です。
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ここからボチボチ歩いて山鹿の街の中へ。花火大会だけを見るのなら、この駐車場より、山鹿大橋のたもとにある臨時駐車場が距離としては近いでしょう。
今回は、お祭りの期間中いろんなところで行われているイベントや体験も満喫しようと思っていますのでこの駐車場を選びました。
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街のあちこちに神社に奉納する灯籠飾りが展示されています。山鹿灯籠は灯籠の形のものだけでなく、様々なモデルを製作するのが特徴。ただし、どんな細工でもかならず紙を切り貼りして中が空洞であることが鉄則です。
なので、この神社も「灯籠」なんです。
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山鹿の街中にはたくさんの多目的トイレがありますので、とにかくトイレの心配はありません。お祭りのプログラムにも地図上に車いす対応トイレのマークが描かれていますから、是非参考にして下さい。
ここは駐車場からイベント広場に入るとすぐにある、温泉プラザ内のトイレ。屋内ですから清潔で涼しく快適ですよ。
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付近には他にも本部テントのある広場と豊前街道沿いの火伏地蔵、惣門、花火メイン会場の土手下の公園にも車いす対応トイレがあります。
 
 
さて、今回のお楽しみのひとつが、「灯籠娘なりきり体験」です!ここは代表永野の出番です。
御世話になったのはエミコ美容室さん。やさしいスタッフのみなさんが笑顔で出迎えてくれますよ。
お店の玄関は段差になっていますが、ご心配なく。なんと、専用のスロープを準備されています。

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車いすでも安心。手早くセットからメイクまでしていただけます。
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灯籠を頭に乗せると、とたんに雰囲気が変わります。灯籠は女性を美しく魅せますね~
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浴衣の着付けも車いすに座ったまま上手にしてくれますよ。
朱色の帯を締めるとぐっと雰囲気がよくなりますね。



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ちょっといい情報。
なりきり体験は午後4時を過ぎると混雑しますから、予約を3時くらいまでにしておくと、写真をゆっくり撮れますよ。
この日は、すぐ目の前の八千代座前で記念撮影。
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いい笑顔です。観光客のみなさんも、いっしょに写真を撮ってました。女優さんの気分で永野もご満悦。

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とってもいい体験が出来ました。エミコ美容室さん、ありがとうございました!
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さて、そろそろ小腹がすいてきました。お祭り広場では地元のみなさんの出店がたくさん。山鹿ならではのおいしいものをリーズナブルに楽しめます。
早速、大川さんが偵察に・・・・・
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焼き鳥や、豚のスペアリブの炭焼きなど、あいもかわらずお肉メイン・・・(笑)
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おススメはスペアリブですね~。3日間たれに漬け込んだスペアリブは、柔らかくてジューシー。炭火の香ばしさもプラスされて、絶品です。
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春のたけんこ街道でおせわになった、ゆーかむさんもおいしい手づくりお弁当を販売中。暑い時期、おなかにやさしいお弁当ですよ。

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しかし、この暑い中女性陣は強いですね~・・・・食欲は衰え知らず。
猫もまたぐほどきれいに骨だけに(笑)

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そろそろ日も暮れてきました。夜店の並ぶ道をのんびり会場へ向かいます。
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豊前街道はいい雰囲気。古くから続く町屋と提灯がよくなじみます。
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花火見物のベストポイントは、メイン会場ではなく豊前街道を土手まで進んだ惣門あたり。
土手の上までスロープで上がると、人も少なく、トイレもあります。車いすユーザーは帰りの混雑も極力避けることができますから、この惣門トイレ前の土手の上が一番でしょう!

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メイン会場は人であふれかえります。通路が限定されるので、かなり押し合いになりますから、ベビーカーや車いすユーザーにはお勧めできません。ただし、会場にもたくさんの夜店が並びますので、そちらを楽しみたければ午後6時過ぎくらいまでに見物ポイントに戻るつもりで、早めに足を運んで下さいね。
 
 写真は午後6時30分のメイン会場の様子。そろそろ上に上らないと身動きとれなくなりそうです。

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いよいよ花火大会スタート!
おススメの見物ポイントからはナイアガラなどの仕掛け花火は見えにくいですが、打ち上げ花火はとても良く見えます。
川面に映る花火の美しさはため息がでるほどです。

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最後はまぶしいほどの花火でフィナーレ。なかなかの迫力でしたよ!
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この花火大会は市内に近い事もあってかなり混みあいます。場所取りはお早めに。この日は午後6時過ぎには場所取りをしました。
ちなみに、この場所、便利ないい場所なのでご存知の方もいるらしく、僕らのお隣にも車いすユーザーが見物に来ていました。いろいろお話できて楽しかったです。
場所が分かりにくい時は、いつでもご連絡くださいね。
 
 

 
花火大会が終わって、駐車場に戻る途中、ちょうど流し灯籠が行われていて、本部前の歩行者天国でしばらく見物できました。


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最後に記念撮影まで出来て、最高の思い出になりました。

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2日間行われる山鹿灯籠祭りの初日。
夜店の雰囲気もいいし、街全体がお祭りムードなので、散策するだけでもワクワクできます。

駐車場は少し距離がありますので、目的に合わせて複数の駐車場の中から選んで下さい。
前述しましたが、トイレの心配はありません。あちらこちらにありますので、極端に並ぶ事もありません。
 
コツはいつもの通り、早めに駐車場に車を入れて、のんびりお祭りを満喫。
帰りもあわてずに、街の雰囲気を楽しみながら時間をおいて帰りましょう。

 
翌日のレポートは有名な千人灯籠踊りです。
お楽しみに! 
 

8月15日(日)
奉納灯籠(午後/各町内の街かど)
奉納灯籠踊り(18:30~/大宮神社)
花火大会(20:00~21:30/菊池川河川敷 ※雨天の場合は17日(火)に順延)  
8月16日(月)
景行天皇の奉迎儀式(20:20~20:55/菊池川河畔)
たいまつ行列(20:55~20:55/菊池川→市内→山鹿小学校グラウンド)
千人灯籠踊り(第1部 18:45~20:15 第2部 21:20~22:30/どちらも山鹿小学校グラウンド)
上がり灯籠(22:00~各町内→大宮神社)

山鹿市 観光課
〒861-0592 熊本県山鹿市山鹿978
TEL:0968-43-1579 FAX:0968-43-8795
 
 
車いすから花火を見るならここ!
 
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鹿北 たけんこ街道!

2010-04-27 08:54:42 | 山鹿
こんにちは

春のグルメとドライブにおススメ!鹿北のたけんこ街道をご紹介します。

鹿北地区はたけのこの産地。おいしいたけのこをもっとみんなに食べてもらおう!ということで、鹿北町の10店舗の飲食店さんが、自慢のオリジナル料理を作ってみなさんをお出迎えしてくれます。
 
今回は、その中でも特に「誰でもいっしょに楽しめる」お店を中心に紹介しますね。
 
下調べをしっかりして、取材をしましたので安心のドライブコースになりました。
まずは3号線を山鹿方面へ。
時間にもよりますが、最初の立ち寄り先としては、道の駅かほくをおススメします。道の駅ですからトイレはもちろんですが、物産館の品ぞろえの豊富さや、食事処お栗茶屋の筍フルコースやだんご汁などとにかく食事がおいしいので、休憩だけでも寄ってみて下さい。
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食事はバイキング形式。厨房でおかあさんたちが、手づくりの美味しい料理をテキパキと作ってます。ついつい取り過ぎますので、注意しましょうね。

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道の駅の裏側は、散策路のある公園になっています。木製デッキで通路ができていますので、傾斜の割に進みやすいです。ちょっとお手伝いがあるなら、自走車いすユーザーでも安心ですね。
木を使って、視覚を楽しませる仕掛けになっているので、なんだか不思議な光景が広がっています。
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さて、ここからドライブコースに戻ります。少し3号線を戻って、岳間渓谷の方へ18号線に入ります。距離はそんなにありませんので、寄り道を楽しみながらドライブしましょう。
すぐに幸の国健康館ゆーかむが見えてきます。

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大きな水車が目印です。ゆーかむは、食事、温泉、プール、ジム、といろんな楽しみがある施設。1日ゆっくり楽しめる場所ですよ。
まずはお食事処山桜。入り口からバリアフリーで、テーブル席も多く、車いすでも安心。
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営業前にお邪魔しましたが、すでにおいしいおかずがズラリと並んでいて、お腹が鳴ります(笑)
期間限定のたけのこバイキングはヘルシーで大人気。たけのこバーガーはテレビでも紹介された逸品です。
この日は残念ながらパンが入手できなかったとのことで頂けず・・・・無念・・・

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人気の筍コロッケ。もちろん手づくりです。ほとんどすべてのおかずは手づくりで、美味しいものばかり。人気のバイキングですから、是非楽しんで下さい。
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温泉もバリアフリーで、シャワーチェアもありますから、体の状態が許す方は一般浴場で温泉を楽しむのもいいですね。
今回特にご紹介したいのは、この福祉浴室。
ここまでの設備はめったにありませんから、普段温泉に入ることが難しい方は、是非利用して下さい。

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広い浴室には特殊な車いすが準備されています。まずは脱衣してこちらの車いすに乗り換えます。


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今回は館長さんにデモをしてもらいました。この車いすに乗ったらあとは安心。このまま、リフトに乗りますよ。

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リフトに車いすをセットしたら、あとはこんな感じ・・・・
車いすごと前にせり出して、ゆっくり下がっていきます。

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上体の筋力が弱い方でもこれなら安心です。お湯もたっぷり入りますから、のんびり温泉を楽しんで下さい。
体の不自由な方に、もっともっとこの設備を利用してもらいたい、と館長さんもおススメです。お湯をためるのに30分くらいかかりますから、事前に連絡するか、お食事前に予約するといいですね。
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ゆーかむはプールもおススメ。お年寄りも子どもも、車いすユーザーも。みんな楽しめる便利なプールですよ!

シャワーを使うときは、専用の車いすを貸していただけます。シャワーが使える施設はめずらしいですよね。
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スロープが付いた、安全なプールです。体を安定させる浮き輪なども準備されていますから、普段車いすを使っている人も、負担の少ない水中で、体を動かしましょう。
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そのほか研修室などもありますから、合宿などでの利用も多いとのこと。
体を動かして、温泉を楽しんで、美味しい食事をお腹いっぱい食べて。ゆっくり時間を過ごしてほしい、優しい施設です。

 
さて、そろそろお腹がが減ってきました。
もう少し先に進むと、大きなお茶の工場が目印の岳間製茶さんが見えてきます。
工場の横の売店の中に、お食事処「山におまかせ」があります。
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カウンターとテーブル席、掘りごたつがありますので、車いすユーザーはテーブル席をおススメします。予約が必要なお店ですので、テーブル席を予約するといいでしょう。

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今回は、もちろん「筍ざんまい」というお膳をお願いしました。もう、とにかく筍。


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お茶屋さんですから、お茶もとびきりおいしいんです。ま、お茶の話はあとで。

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たけのこって、奥が深いんです。社長の中満さんから、たくさんお話を伺いながら頂きました。
竹林の中に、勝手に出てきた筍と、こちらの筍は別のもの。肥料を与え、水をやりながら、お米を作るように筍を育てます。
その手間が、美味しい筍をつくるんですね。
大砲たけのこ、と呼ばれる、太くて短い、ずんぐりした筍は、真っ白でやわらかく、繊維がすっきりと切れます。甘みが強くてあじわいがあり、今まで食べてきた筍ってなんだろう、と思うくらい違います。
山菜は山で採れたものをすぐに調理してあるので新鮮で、味が濃厚。もちろん安心でヘルシー。
野菜中心のお膳ですが、お腹一杯になりますよ。
 
さて、社長に案内して頂いて、お茶畑の見学をさせてもらいました。岳間はお茶の産地ですが、道路沿いには茶畑は見当たりません。お茶は、山の中腹で作られているんです。
どうでしょう、この鮮やかな緑。摘み取る寸前のお茶の新芽。これが新茶になるんです。
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太陽が当たり過ぎないように、遮光してあります。いわゆるかぶせ茶ですね。こうすることで、よりまろやかな美味しいお茶になるんですよ。

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社長から貴重なお茶づくりのお話をたくさん伺うことが出来ました。何代にもわたってコツコツと積み上げてきた努力が、この素晴らしいお茶畑になるんですね。
土の話、お茶の種類、続けていく苦労。
熱心に取り組む方がいるからこそ、これだけ美味しいお茶を頂くことが出来るんです。
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特別に工場の機械も見せて下さいました。摘み取ったら一気に加工するそうで、大きな機械がいっせいに動く姿は壮観でしょうね。

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岳間製茶のお茶は、まろやかで旨みがあります。舌の両側に旨みが残って、飲み終わった後も余韻が深くあとを引きます。
毎日飲めるお手頃なお茶から、高級なものまでそろっていますが、おススメの白折を飲んでみて下さい。
ただし、他のお茶に戻れなくなりますから覚悟が要りますけど(笑)
 
おみやげにお茶を買って、お礼をいい、さらに先まで進みました。
 
地元の方おススメの、お店「長楽」さんは、ちいさなお茶屋さんみたいなかわいいお店。
見落とさないようにしてください。
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こちらの名物はなんといっても鶏のむしやき。
店先の小窓から注文して持ち帰る事もできます。
ももと手羽がありますが、今回はももをお願いしました。

もも身を3つに分けてパックに入れてあるんですが、ボリューム満点!
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正直最初は、ポン酢かなにかつけて食べなくていいのかな、と不安になるくらい真っ白。
ところが食べてみると、絶妙な塩味がついていて、プリプリのもも身の旨みとベストマッチ!肉汁が滴る濃厚さですが、むしやきなので、脂っこさがなくペロリといただけます!

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店内でいただくのもいいですが、こんな天気のいい日は店のお隣のベンチでいただくと気持ちいいです。車いすが入るにはちょっとせまいですが、利用できる方は是非どうぞ。

帰り道はこのまま18号線を菊鹿に抜けて帰ると、さらに寄り道ポイントがありますからドライブを満喫できますね。

3号線から鹿北、岳間を回って春のグルメと温泉を楽しむ素敵なドライブコースです。どこで筍料理をいただくか、ホームページを参考に計画してから出かけて下さい。
予約が必要なお店には事前に連絡しましょうね。

 
車いすユーザーには、道の駅かほくのお栗茶屋か、ゆーかむの山桜、岳間製茶の山におまかせがおススメです。
多目的トイレは、道の駅かほくとゆーかむにありますので、安心です。
 
お天気のいい春の日差しにさそわれて、鹿北をのんびりドライブして下さい。
ここのたけのこは違います!おススメですよ!


<お問い合わせ>
県庁ホームページ内参考HP
http://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/life/1034868_1053941_misc.pdf
 
たけんこ街道協議会事務局 0968-32-2150

道の駅かほく 0968-32-3343
ゆーかむ(山桜) 0968-32-4588
岳間製茶 (山におまかせ) 0968-32-2526
長楽(鶏のむしやきなど) 0968-32-3870
 
 
 道の駅鹿北

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ゆーかむ

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長楽

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山鹿 平山温泉 せと乃湯

2009-10-14 17:06:44 | 山鹿
続いて平山温泉のせと乃湯さんを紹介します。

せと乃湯は、お年寄りにもとても人気のある温泉施設で、宿泊も格安で出来ます。館内はバリアフリーに配慮してあり、車いすユーザーの利用も多い安心の温泉施設です。
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オープンして6年と、まだ新しい施設です。玄関を入ると左手にスロープがあり、スムーズに入る事が出来ます。
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ロビーも広々。卓球台がなんともいえませんね。
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宿泊用の部屋はバリアフリーの部屋が2部屋あります。車いすユーザーは、事前に問い合わせておくと安心です。
和室ですが、廊下からの段差もなく、そのまま車いすで入る事が出来ました。
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大浴場も見学してきましたが、広い脱衣所から浴室までバリアフリーで、車いすで乗り入れても不安なく利用できます。シャワーチェアも用意してありますので、持参するものも少なくて済みますよ。

部屋のすぐ近くが大浴場ですので、便利ですね。他県から障害のあるお子さんを連れたファミリーも宿泊に来られるそうです。お年寄りのお客様が多いとのことですし、受け入れに慣れておられるので安心して楽しめます。

お部屋にも一般のトイレがありますが、すぐ近くのロビーに多目的トイレが設置してあります。

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食事は食事処でいただきますが、体の状態に合わせて対応していただけますので、相談してみるといいですよ。ご家族で経営されている、とってもアットホームな温泉施設です。
料金がとてもリーズナブルですので、連泊して湯治というのもおススメですよ。

入浴のみでも楽しめますし、宿泊用の個室を借りて、お食事とセットで休憩というコースもあります。
日帰りもよし、宿泊もよし。とにかくのんびり過ごすところです。

どこか懐かしい、銭湯の様な雰囲気です。肩の力を抜いて、ちょっとそこまで温泉に・・・・という気軽な利用もできますよ。

対応が柔軟ですので、心配な事があれば事前にお問い合わせしておくと、より便利に安心して過ごせると思います。
ベットこそありませんが、車いすでの宿泊に問題はありませんので、家族や仲間とリラックスして楽しんでください。

<お問い合わせ>

平山温泉 せと乃湯

山鹿市平山5621-2
電話 0968-43-7811

営業時間 午前10時から午後9時まで
定休日  第1第3火曜日


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