みなよか日記

NPO法人UDくまもとが発信するユニバーサルな観光情報です。
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多機能民泊ことりのめ訪問(高森町)

2023-12-26 12:46:52 | 阿蘇 南阿蘇村

今年の夏南阿蘇の高森町にオープンした多機能民泊ことりのめさんに訪問してきました。 この宿泊施設は、オーナーさんが元病棟看護師さんと言う事もあり重度の障がいを持たれている方からご高齢の方まで幅広く対応できる設備が整っていたお宿です。 まずは、お宿の場所ですが、最寄り駅の高森駅から徒歩約8分(500m)の所にあります。近くには創業150年の阿蘇マルキチ醤油さんや高森湧水トンネルなどもあり周囲の散策も楽しめそうです。また、オーナーさんは福祉タクシーも運営されており予約すれば高森駅へのお迎えも可能との事です。

 

では早速、お宿の設備の案内です。閑静な住宅街にあり落ち着いた雰囲気の場所です。駐車場から玄関の動線もスロープがあり車いすの方でも十分に対応できる幅が確保されています。スロープの手前が砂利になっていますが、簡易スロープも用意されているのでオーナーさんへお声がけください。

 

次にお宿の中の案内です。玄関を入ったら段差を解消するスロープが設置されています。 右側へ行ったらお部屋へ通じるドアです

 

 

ドアを開けたら縁側兼リビングがあり、奥にトイレ手前に客室があります。訪問した当日は天気も良く縁側リビングに日差しがさし込み気持ちの良い時間を過ごせました。客室は和室を改造してあり落ち着いた雰囲気でゆっくり過ごせる空間です。電動ベッドが設置されているので介助が必要な方でも安心です。追加で簡易ベットも設置でき最大2名様まで泊まれます。

 

 

トイレは入口も十分あり車いすでも楽に出入りできます。室内空間にも余裕があり中には手すりもあります。オストメイトトイレも設置してありましたので多様な障害に対応できます。

 

 次に浴室ですが、浴室も車いすで十分に入れるスペースが確保されています。また、ご高齢の方や重度障がいを持たれている方も安心して入浴できるようにバスボードやリフターが準備されています。ご自身の体の状態に合わせてお使いください。今回は実際にリフターを使って入浴までのシミュレーションをしてみました。まずお部屋のベッドサイドで専用の車いすへ移譲して浴室まで移動します。浴室でリフターへセットしてもらい、いざ浴槽へ。女性でも軽々と回せるレバーをくるくる回すと車輪から離れてシートだけが持ち上がる仕組みです。そこからまたレバーをくるくる回してもらい浴槽へ!乗った感じ恐怖感もなく比較的深く浴槽に入ります。これならゆっくり湯舟に浸かれそうですね。

※リフターには体重制限があります。(最大80kgまで)

最後にオーナーさんが運営されている福祉タクシーについてです。 福祉タクシーには車いす2台が十分乗れるスペースが確保されています。 車いすに乗った状態でも天井と頭の間のスペースも十分あり快適なドライブが楽しめそうです。

 

補足情報 取材後、オーナー様お勧めの阿蘇マルキン醤油さんの醤油最中アイスをいただきました。オーダーしてから最中にアイスを詰めて作りますので、外側の最中はパリパリです!ミルク感たっぷりのアイスにみたらし団子のたれのようなしょうゆベースのソースがかけてありました。 ほんのり醤油の味がして後にミルクアイスの甘さが口の中いっぱいに広がってめちゃ美味しいアイスでした。帰りに際に買った醤油も抜群に美味しかったです。

 

 


キャンプ場情報 休暇村南阿蘇オートキャンプ場

2011-08-29 16:28:31 | 阿蘇 南阿蘇村
こんにちは。

少しずつ涼しくなってきましたね。いよいよキャンプシーズンです。
と、いうことでこれからしばらくは集中してキャンプ場情報を更新していきます。

 
まずはここ、休暇村南阿蘇オートキャンプ場です。
場所は高森。気持のいいところです。
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受付は休暇村の本館で行います。要予約ですので、事前にきちんと連絡しておきましょう。
9月からは週末の営業になりますのでご注意ください。

さて、本館から上に車で進むとオートキャンプ場が見えてきます。駐車場には身障者用スペースもありますよ。
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キャンプ場の中へ車を乗り入れることが出来ますので、車いすユーザーがいっしょでもらくらくですね。
このキャンプ場はとても雰囲気が良くて、森の中の木立の隙間にキャンプをする感じです。木陰が気持ちいいですね。
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常設のテントサイトと持込み用テントサイトがあります。
どちらも利用しやすい場所がありますので、ご紹介しますね。

まず、常設テントサイトを利用するなら、「アカゲラの1」というテントがいいでしょう。
常設テントそのものは、どれも同じですが、地面からの高さがまちまちです。このテントは車いす対応トイレからすぐ近くで、地面からの高さも52cmと、乗り移りやすい高さです。
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トイレは清潔で使いやすいですね。「アカゲラの1」からはすぐ近くです。

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持ち込みテントサイトもたくさんあるのですが、比較的平坦で、前の道に車いすで出入りしやすい場所は「シジュウカラの9」から「シジュウカラの12」までの4つくらいがおススメです。
ここなら、車を乗り付ける場所とテントサイトが平坦で、前の道にも出やすいのでトイレの時も安心です。
ただし、車いす対応トイレからは少し遠くなります。
車を置くスペースの奥がテントサイト。それぞれにテーブルとバーベキューコンロが設置されていますよ。
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車いす対応トイレにこだわらなければ複数のトイレが設置されていますから、身体の状態に合わせて自由に選んで大丈夫です。夜7時までは、園内の車での移動もできますので、トイレまで車を使うのも方法ですね。

 
そのほか、管理棟内にも車いす対応トイレがありますが、夕方には閉まりますので、事実上、キャンプ中に自由に使えるトイレは1ヵ所です。
 
この場所のいいところは、すぐ下に高森温泉館があること。夜7時まではキャンプ場の車での出入りができますので、早めに温泉を利用するといいですね。温泉館はバリアフリーに配慮してありますので、車いすユーザーでも入浴可能です。不安がある方は念のためお問い合わせください。

 
場所が分かりやすく、一般道からすぐ近くですので、誰でも利用しやすいキャンプ場です。


*ちなみに身障者手帳をお持ちの方は受付で提示すると25%割引になります。キャンプ場でこの割引があるのはまれですので、是非ご利用下さいね。


料金などくわしい内容は下のホームページを参考にされて下さい。
ttp://www.qkamura.or.jp/aso/camp.html


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ホタル情報 寺坂水源 2011

2011-06-22 11:27:37 | 阿蘇 南阿蘇村
こんにちは


阿蘇のホタル情報を続けてご紹介。
前述の塩井社水源の近くにある、寺坂水源です。ここも道沿いに看板が出ますので迷うことはないでしょう。
なんといっても、南阿蘇鉄道あそ水の生まれる里白水高原駅のとなり。

看板から道を下ると、小さな橋をわたって駐車場。
夜間は街灯がつくので、安心です。
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この水源は熊本ホタルの里100選にも選ばれたホタルスポットなんです。
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頭上を鉄橋が渡る不思議な感じの場所ですが、舗装してあり車いすでも大丈夫です。
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ホタルの観賞スポットは水源ではなく、横を流れる川沿いをもう少し下流へ進んだところ。
道沿いからホタルをのんびり楽しめます。

この日はあいにく大雨の翌日。
残念ながら数は少ないようでしたが、それでも十分楽しめます。
午後8時くらいからが見頃のようですよ。
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全体が街灯などで明るいので、川沿いの道ですが比較的安全だと思います。
周辺は田んぼが広がり、のどかな風景が広がっています。ゆったりとした気分で楽しんで下さい。

 

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ホタル情報 塩井社水源 2011

2011-06-22 10:54:24 | 阿蘇 南阿蘇村
こんにちは


阿蘇のホタルもいい感じです。

今回ご紹介する南阿蘇湧水群にはホタルスポットも点在していて、あちこちで楽しめるようです。


塩井社水源は、なんといっても風情のある景色とホタルが楽しめる素敵なところ。
場所もわかりやすいので、夕暮れ時でも迷いませんよ。
325号線の一つ下の南阿蘇鉄道沿いに走る道を白川水源に向かって進むと看板があります。
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ここからは看板に沿って進むとすぐに駐車場に到着。
あとは棚田の水田を眺めながら、のんびり歩道を歩きます。
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この歩道がなんともいえないいい感じなんですよ。
田植えの終わった水田と、清流流れる水路に挟まれて虫の声を聞いていると、夏が近いなあ、と感じます。
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歩道の幅はそんなに広くはありませんが、夜間は街灯が点きますので危険はありません。
蛙の声や虫の音を聞きながら、のんびり進んで下さい。傾斜はほとんどありません。自走車いすでもスイスイです。
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水源は神社にあります。
ホタルが楽しめるのは神社手前の水路あたり。
神社境内は未舗装ですので、車いすはちょっと注意が必要です。

 
境内まで入らずに、手前の歩道あたりから眺めるのが一番いいようですよ。

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車いす対応トイレは南阿蘇鉄道の阿蘇白川駅が最寄りです。
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周りの風景や、独特の雰囲気がとても素敵なところです。
日本の原風景を楽しみながら、ホタルを満喫して下さい。


駐車場から神社までの歩道は街灯があるものの柵がありませんので、くれぐれも注意して下さいね。
あ、そうそう、ここは蚊が多いです。虫よけ必須です(笑)


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2011桜 これでしめくくり!一心行の大桜!

2011-04-13 10:01:42 | 阿蘇 南阿蘇村
こんにちは


熊本の桜を締めくくる、一心行の大桜をご紹介します。

満開になったばかりで、この桜は満開の時期が長い事もあり、まだまだ間に合います!
とにかく行ってみて下さい!最高です。

さて、道のりはとても簡単。57号線を阿蘇方面へ向かって阿蘇大橋を右折。あとは道なりに高森方面へ走ると看板があります。
駐車場は臨時駐車場も含めてかなりの数がありますので、大丈夫でしょう。どちらにしろ早めの時間帯に行きましょうね。

駐車場から公園入り口までの道は傾斜がありますが、公園の中は平坦で、整備も行き届いてるので車いすユーザーも安心です。

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入り口には貸し車いすもあり、この日も大人気。たくさんのお年寄りが利用していました。せっかくの花見ですから、身体の負担が少ない方がいいですよね。
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この公園には常設の車いす対応トイレがありますが、お花見の期間中は毎年仮設の身障者用トイレも設置されます。これはほんとに嬉しいですよね。
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大桜までの園路もきちんと整備され、固い路面に舗装されていますから車いすでもらくらくです。
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取材当日(4月12日)はちょうど満開になった日。
素晴らしい天気にも恵まれ、樹齢400年の大桜を満喫できました。
桜の周りにはスロープとデッキが整備されていて、車いすもベビーカーも桜をぐるりと一周出来るようになっています。
この辺の配慮も素晴らしいですよね。
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なんといってもこの大きさです。
デッキに入ると、見上げても全体を見渡すことができないほどです。
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ここが有名なのはこの菜の花との組み合わせ。
あたりの風景とともに、一心行ならではの絶景です。

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おいしい食べ物もたくさん!
どれもおいしそうです。
穏やかな天気に恵まれてみんな楽しそう!

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僕らも知り合いのお店からソーセージの炭焼きを買ったり、おいしいソフトクリームを買ったり。

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今回は、ガイドブック用の撮影もするので、機材もたくさん持ち込みました。
おかげで、話しかけられる事も多く、勉強にもなりましたよ。

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少ない予算で出来るだけ品質のいい写真をね。


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待ちに待った夕暮れ時。
夕日が鮮やかに山肌を照らし、山の表情に深く陰影を落とします。
薄桃色の桜は穏やかに赤みを増し、静かに夜を待ちます。

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昼間の喧騒が嘘のように、静かな時間が流れて、いよいよライトアップ。
7時からのライトアップに合わせて、再びたくさんのお客さんが訪れます。
カウントダウンが始まって、ライトアップのスタートです。


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夜桜も美しいですね~。
仕事帰りの人たちでしょうか、たくさんの見物客も歓声を上げて楽しんでいました。


車いすユーザーへの配慮も行き届いていて、どこよりもUDなお花見ポイントです。
全国的に有名なこの場所が、こんなに誰にでも優しい場所だというのは、熊本の誇りです。

あと数日は楽しめそうです。
みなさんもお早めに!


<お問い合わせ>
桜情報テレホンサービス
(4月中旬まで開設)
0967-67-3321

もしくは南阿蘇村各支所へ。

 
開花情報ホームページ http://www.vill.minamiaso.lg.jp/web/calendar/calendar_1_02.htm

 
 
 
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