今回は海開きに合わせて、海水浴場で使える車椅子のレンタル事業を
始めました!のお知らせです。
文責は、UDくまもと ふとりねこのスタッフの北里にあります。
今回ロケハンとして選んだのは、芦北方面の湯の児海水浴場と、御立岬
海水浴場です。夏を先取りしてこの時期に行って来ました。その時の様子
をレポートします。
まずは湯の児海水浴場からのスタートです。UDくまもとでは車椅子貸し
出しの際に、現地引き渡し現地返却と、子飼商店街にある、UDくまもと
ふとりねこでの貸し出しと2形態選べる方式を採らせていただきます。
後で詳しくまた書きますが、まずは海を楽しみましょう。
湯の児海水浴場は波も穏やかで、海水の透明度も高く、浜辺もなだらか
で、おあつらえ向きのスポットでした。
まず海に着いて、その潮風の香りで、テンションが上がります。この感
覚ばっかりは、いくら言葉を重ねても足りません。いいから、行ってみて!
気分がいいから!の一言です。
トイレもシャワーもUDに配慮してあり、車椅子でも大丈夫です。
トイレ自体はこんな感じです。
スロープまではつり橋をわたります。この時点で期待度100%です。
貸し出す専用車椅子は、砂浜を楽々移動することができます。
浜辺ではしゃぐ、おっさん達。
車椅子はあくまで、介助者が海水に膝ぐらいまで浸かるレベルを想定
しています。もちろん車椅子は海に浮かびますが、介助者は最低2名、
特に前輪の介助者にバランスも含め、かなりの負担がかかります。安全
を考えると、海中に浮かべるのはあまりお勧めはできません。
十分に海を満喫したあと帰りにスロープになっている砂浜を登ります。
介助者にかなりの負担がかかりますが、ここ湯の児海水浴場唯一の難所
です。ちょっとだけ頑張りましょう。
次に訪れたのは、御立岬海水浴場です。ここは県内屈指の海水浴場で、
ご存知の方も多いと思います。
御立岬海水浴場の特徴と言えば、まさに「THE 海」と言った感じで、
広々とした解放感と、海に来たぞ~!と、言う感覚が特徴です。
ロケハンしたのがシーズンオフだった為、海の家等はやっていません
でしたが、「みんな知ってる海水浴場。」って、言う海感はかなり感じ
ました。
写真にはありませんが、車椅子専用のシャワー室もあります。ただし、
シャワー室は健常者のものも有料で、1回100円かかります。
ここ御立岬海水浴場の難点は人工の海水浴場のため、砂浜から海にか
けて、湯の児に比べると多少急な点があげられます。海岸に降りるスロ
ープは何本かあり、スムーズに移動できるのですが、海に入ると、思っ
たより急に深くなりますから注意しましょう。
あまり危ない危ないと言うと何もできなくなってしまいますが、海辺
を普通に散策する分には、どちらの海水浴場も十分安全に楽しめます。
今回はロケハンと言うことで、撮影者も含めおっさん3人でシーズン
オフの海水浴場に行ったのですが、仕事と言うことも忘れて笑い声の絶
えない取材となりました。中年のおっさん3人でこれだけ楽しめるんだ
から、誰が来てもテンションが上がる事間違いなしです!ましてや、海
が初体験と言う車椅子の方の喜びは、考えるだけでこっちまで嬉しくな
ります。
モノより思い出!レンタル料に見合う、いやそれ以上の忘れられない
体験になること請け合いです!
<レンタル料金>
(水陸両用車椅子、ライフジャケット含む。)
海水浴場でのご利用・・・現地配達、現地返却 1日:3000円
高速代、駐車場代等別途実費を頂きます。
子飼のUDくまもと ふとりねこで受け渡し、返却の場合上記金額以外は不要です。
いずれも完全予約制となっておりますので、まずは下記UDくまもと
ふとりねこにお問い合わせのお電話をお願いします。詳しい事はその
時に、注意事項も含めお話させていただきます。
UDくまもと ふとりねこ TEL:096-344-5539