みなよか日記

NPO法人UDくまもとが発信するユニバーサルな観光情報です。
写真の無断転用は厳禁です。必ずご連絡下さい。

熊本城ミュージアム わくわく座

2018-04-26 13:20:51 | 熊本市内 観光
 こんにちは。今回は、熊本城の足元に広がる観光空間「桜の馬場 城彩苑」の中にある施設、
「熊本ミュージアム わくわく座」の紹介をして行きたいと思います。
 文責は、前回に引き続きUDくまもとのスタッフ、北里にあります。

 今回も車椅子で行って来ます。と、いうか恥ずかしながらこのわくわく座、熊本県民の筆者は、
知ってはいたものの、入った事はなかったのです。理由の一つに、大人の入館料が300円かかるし、
どうせそんなにたいした事ないだろうと高を括っていました。(本当にすいません。)
 しかし、実際に行ってみて、入り口からは想像できなかった広々とした空間と、最新のプロジェ
クションマッピングなどの設備に素直に驚きました!
 
 これからみなさんと一緒に、わくわく座の探険を、わくわくして行くことにします!



 改めて見るとわくわく座は、他の土産物やさんとは違い、とても大きいんですね。ただ、これま
では入り口だけで判断して、その違いに気が付かなかったのがもったいないです。



 まず入ってすぐに、地震で崩れた実際の熊本城の石垣の一つを触ることができます。これは、
視覚障がいのある人でも楽しめる!と思いました。


 詳しい説明がフリップに書かれていますね。




 こちらは触ることは出来ませんが鬼瓦などを見ることができます。このわくわく座は、ユニバ
―サルデザインにとても配慮が行き届いています。車椅子の高さからでもバッチリ見れます。
 ちなみに、鬼瓦を作る職人は「鬼師」と言うそうです。鬼師なんてカッコいい!!



 展示物がいい高さにあるので、ストレスなく見れました。ちなみに筆者は男性としてはかなり
小さい身長153cmでちょっと猫背なので、年配の女性とだいたい同じ目線の高さだと思います。


 

 と、まあここまでは実はほんのエントランスの展示物。パンフレットを受け取ってここからが
本番!



 行って来ま~す!ちょっと暗くなっていて、本当にわくわく!もちろん入り口の広さは車椅子
でもスイスイ。




 まず右手の壁に設置されている3枚のモニターには、現在入る事のできない区域が定点カメラ
で映し出されています。一見地味な展示物に見えたけど、リアルタイムで刻々と変わって行く
工事の状況が、まさに今の情報として見ることができるのは、とても興味深かったです。




 でも、中に入って一番目を引くのが、地震後に新たに設置されたこのプロジェクションマッピ
ングの装置です。ちょっとやそっとじゃ驚かない中年の筆者も、この装置は本当に興味深々。



 館内ナレーションと同時に今説明されている建物が、立体的に見える映像「プロジェクション
マッピング」で映し出され、360度どの角度からでも映像が映っている事に驚きました。
 もちろん途中で、いじわると興味で、車椅子で回り込んでみたりしましたが、全く破綻なく映
っています。



 ここで改めて確かここの入館料300円だったよな?と改めて施設をその入館料だけで判断して
ナメていた自分を反省しました。でも、まさかあの入り口の印象からは、こんな凄い設備がある
なんて、とても想像できなかった!!
 


 地震の際に熊本城が被害を受けた状況が、立体映像で音と共に再現されます。



 館内ナレーションに応じて変化していく映像。凄いわ、綺麗だわで感動!


 今度は青に!一瞬で変わるから思わず、オオ~!ってなっちゃいます。もちろん映像なので
動いています!
 



 今度は自分の顔を英雄に置き換える事ができる設備のところに来ました。見てわかる様に、
ここも筐体が、車椅子でもイベント参加ができる様に考えられています。この写真では館内の
広さもわかりますね。



 歴史上の英雄になるつもりが、どう見ても討たれる側の罪人に・・・



 
 
 ここでは当時を再現した陣羽織などを着る事ができます。追加料金などはかかりません。
「う~ん、どう考えてもやっぱり入館料300円は安すぎる。」と、改めて思う守銭奴の筆者。



 手伝いまでしてもらって・・・



 出来上がったのが、どう見ても赤いちゃんちゃんこを着たお爺ちゃん(苦笑。)



 
 そろそろトイレに行きましょう。

 ここのトイレは、身体の左右の障がいそれぞれに対応して設置されています。



 視覚障がい者用の点字ブロックもあります。



 トイレ内はこんな感じで、至れり尽くせりです。




 トイレを済ませて、館内奥にあるシアター型劇場へ。




 写真はありませんが物語が始まる前には、当時の衣装に着替えた女性スタッフによる
寸劇があります。一生懸命で見ていて初々しかったです。

 さて、始まりましたね。


 大きなスクリーンの迫力が写真で伝わるといいのですが・・・



 劇場内左右には緩やかなスロープがあり、もっと画面に近づいて観ることもできます。



 ここまで近づけます。



 各種字幕にも対応しています。



外国語にも対応しています。幅広い人たちに、熊本城の事を知ってもらいたいと
言う意気込みが伝わります。




 写真にはありませんが、他にも馬術体験や甲冑体験、駕籠体験に石垣積み体験と、
幅広く、障がい者でも健常者と同じく楽しめるように、との工夫を凝らした体験型の施設です。



 出口付近にはこれも目玉のVRヘッドマウントディスプレイが!360度今の熊本城の魅力を余す
ところなく伝えます。



 わかっちゃいるけど体が勝手に動きます。



 出口では、ちょうど武将隊が出待ちをしていて待機していました。すぐに演舞が城彩苑中央会場で
始まりました。かっこよかったです!




補足情報ですが、館内では車椅子の貸し出しを行っています。



 今回の、「熊本ミュージアム わくわく座」の取材では、まず筆者の館内の大きさ広さの
認識不足をすぐに感じました。それに加え地震後に導入された最新のイベントの数々。障がい
者へのサービスの行き届いたユニバーサルデザイン設計の数々。とてもよく考えられています。

 あ~、もう筆者の拙い文章力ではその魅力の全ては、とても伝えられません!
是非ともみなさんが来て、見て、触って新たな魅力を発見してくださいね!



 補足になりますが、熊本城周遊バス(しろめぐりん)を利用すれば、桜の馬場 城彩苑
から、前回案内した二の丸駐車場まですぐに行けます。わくわく座とセットでの観光が
お勧めです!ちなみに、しろめぐりんは車椅子対応バスなのであんしんしてくださいね。


   
          
        詳しくは、桜の馬場 城彩苑の公式ホームページでご確認ください。
              http://sakuranobaba-johsaien.jp/




コメント

地震後の熊本城の今

2018-04-19 12:59:19 | 熊本市内 観光
 今日は、地震から2年経った熊本城がどこまで観光できるかチャレンジに行きました。
UDくまもとのスタッフの北里(中年独身45歳)が、今回、初の車椅子体験をしながら 二年経った
とは言え、まだまだ復興半ばな現状や、障がい者用のトイレが今どうなっているかなどを伝えて行
きます。

 今回は熊本城公式ホームページ上にある、二の丸、天守閣コースの一部を行きます。地震によっ
て昔の姿から変わってしまった熊本城の表情や、逆に今しか見ることのできない熊本城の姿を、駐
車場のある二の丸広場から、ゴールの加藤神社までみんなで一緒に行ってみましょう。
 


 先ずは障がい者用の駐車場は二の丸広場の奥にあります。熊本城公式ホームページでは、ルート
は城彩苑からとなっていますが、階段があります。車椅子ではいけません。この二の丸駐車場から
の見学が良いでしょう。


 まずは障がい者用のトイレの確認からです。以前からの正面のトイレは使用不可になっているの
で、ご注意ください。代わりのトイレがすぐそばにあるから安心ですね。



 トイレもお休み処も、駐車場のすぐそばにあるので心配はいりません。

 

 トイレ自体は古いタイプのものですね~。



 赤ちゃんのオムツもここで替えられます。


 
 次はお休み処に行ってみましょう。仮設のお休み処にはちゃんとスロープがついています。



 スロープに乗るには電動車椅子の方は問題ないでしょうが、ちょっとした段差があります。初心
者の方は、介助者の方の手があった方が良いでしょう。ちなみに筆者は、早くも介助者の助けをか
りました。


 
 車椅子初体験の中年独身45歳は、売店のスロープだけでへこたれて、缶コーヒー抱いて店内で休
憩。ああ言ってたのに、早くも心配に。



 外に出ると、二の丸広場は地震後も変わらず桜の季節を終えて、新緑が柔らかな日差しを浴びて
気持ちよいです。



 しかし、いざコースに戻って熊本城に目をやると地震から二年経っても当時のままのところもか
なりあります。
 まずはコースに沿って右手方向に進むと、すぐにこの現状を間のあたりにします。石垣から草木
が生えて来ているところなど、「夏草や兵どもが夢の跡」という句を思いだし、当時の合戦場など
に思いを走らせました。それも今の熊本城ならではの風情です。自然の力は凄いですね。

 

 取材の季節は春の若芽の季節だったのですが、静かな光景にこころが奪われました。


 
 こんな大木が根元から引っこ抜けるとは、地震の時の激しさが伺えます。

 

 さて、ゴールの加藤神社までは、まずはこのお堀沿いの道を行きますが、介助者の手があった方
が良いでしょう。ルートそのものは二年で整備されているのですが、そのルートに乗るのに傾斜が
あります。

 

 ルートの道幅はこれぐらいです。初心者の筆者でも、ストレスなくスイスイ進めて、今の熊本城
の姿をゆっくりと楽しめます。ちなみに写真には写りこんでませんが、右手に熊本城、左手には二
の丸公園の広々とした空間が広がっています。解放感のある広い空間に身を置くとこころもからだ
も気持ちいいですよ。

 
 
 ルートからは破損した石垣や、現在作業中の宙に浮いている宇土櫓などが見えて、現代の建築技
術の凄さも感じました。


 
 フェンスが腰の高さまでありますが、すき間から十分に見学することができます。



 熊本城の長塀も被害は免れませんでした。正に、今しか見れない熊本城の姿です。



 宙に浮いている宇都櫓を見学する筆者。どう考えても不思議です。


 

 
 長塀沿いが一段落し、コース上にあと一か所ぐらいトイレがあった方がいいな、と思っている時
に標識が!これぞ救い主。
 トイレが見えますが、初心者にはかなりの悪路ですね~。溜息半分、小便半分漏らしつつ、
でも、まあチャレンジ!

 

 やっと到着!



 が、嫌な予感が・・・



 予感は的中、少し広めのトイレですが車椅子では難しいと感じました。ここまで来てとは!
ちょっと無理だなと、回れ右。 
 トイレは駐車場近くのトイレで、最初に済ませておく方が良いでしょう。幸いこのコース自体
は、それ程距離があるわけではないので、安心して来てみてくださいね。



 コースに戻って、右手に見える光景です。改めて被害の甚大さを感じますね。



 少し進んで別の角度から見た光景です。新緑とのコントラストが、見る人を様々な気持ちにさせ
てくれます。しばらく佇んでしまいました。


 
 歩道もこんな風に切れているところがあるので、車道を行くことを勧めます。幸い車はあまり来
ません。


 
 目的地の加藤神社に到着~~。



 参拝には足元注意!このグレーチングはキャスターが落ちます。参道も玉砂利なので、参拝
は厳しいかもです。
 ちなみに車椅子初心者の筆者は、介助者に言われるまで存在に気が付かず、運だけでキャスター
も落ちずに済みました。自力では参拝こそ難しかったけれど、このグレーチング御籤?では、
「吉。」と出たので勝手に満足しました。
 広々とした空間が嫌な障害物も遊びに変えてくれました。ここに来ればこの気持ちもわかって
もらえると思います。



 こんな感じで、今回介助者の助けを借りながら自走式で挑戦してみました。市の職員さんや
ボランティアガイドの優しい人たちが、あちらこちらにいらっしゃるので、車椅子初心者で
も、介助者のほんの少しの支えがあれば十分楽しめます。広々とした空間に身を置くというのは、
それだけで本当に気持ちがいいですよ。

 今しか見ることのできない熊本城を、ぜひあなたの感じ取りかたで感じてみてくださいね。


        詳しくは熊本城公式ホームページでご確認ください。
        https://kumamoto-guide.jp/kumamoto-castle/
コメント

29年度会員のみなさま

2018-04-01 22:27:57 | 会員様
29年度 NPO法人UDくまもとの活動を応援していただいてる方々です。
UDくまもとは、企業会員1口5,000円、個人会員1口1,000円で
活動を支援していただいています。
ありがとうございます!



№21 3/30 服部さま 熊本市 継続
№20 3/30 西村さま 熊本市 継続
№19 3/30 福島さま 熊本市 継続
№18 3/30 柳田さま 熊本市 継続
№17 3/30 川崎さま 熊本市 継続
№16 3/30 永野さま 熊本市 継続
№15 3/29 下村さま 熊本市 継続
№14 3/29 浦上さま 鹿本郡 継続
№13 3/29 吉永さま 菊池郡 継続
№12 3/27 工藤さま 熊本市 継続
№11 3/27 井上さま 熊本市 継続
№10 3/27 横山さま 熊本市 継続
№9 3/22 本田さま 菊池郡 継続
№8 3/22 倉光さま 熊本市 継続
№7 3/22 梅川さま 熊本市 継続
№6 2/ 7 津川さま 下益城郡 継続
№5 1/ 4 村上さま 熊本市 継続
№4 12/25 柳さま 熊本市 継続
№3 12/25 中畑さま 熊本市 継続
№2 8/ 7 志水さま 八代市 継続
№1 7/21 清水さま 熊本市 継続
コメント