新・空と鷹と鉄の間に

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立山黒部富山の旅〜15

2017-11-22 19:58:02 | 旅行


富山からの帰りは0952発名古屋行き特急ワイドビューひだ8号に乗ります。北陸新幹線で帰れば2時間で東京に着くのですが、その3倍以上かけて帰ります。昨日も通っているはずの富山駅南口改札前には菊の花が飾られていました。

ワイドビューひだはJR東海のキハ85系で運転されます。富山から高山までは3両編成。グリーン車、指定席車、自由席車各1両づつです。あらかじめ新幹線乗り継ぎ割引で指定席を確保していたので慌てる必要はないですが、指定席に入るほとんどの乗客が外国人。そのほとんどが高山までと思われます。ほぼ満席で富山を定刻に発車。

列車はおわら風の盆で有名な越中八尾を出ると飛騨山地への登りにかかります。神通川から名を変えた宮川沿いに走ってゆきます。昨日とは打って変わった晴れの天気に車内の気温も上がって暑くなってきたので、一枚脱ぎました。猪谷駅でJR西日本からJR東海に変わり駅名標も東海仕様になります。

富山から1時間半ほどの1123に高山に到着。予想通り半分ぐらいの乗客が下車。代わりに高山からの乗客が席を埋めます。ここで列車は9分停車して前に4両空の車をつなぎます。その様子を見に外へ出ます。

気動車とはいえ連結作業はあっという間に終了。連結を確認している駅員さんの姿が凛々しいです。連結作業を終えるとひだ8号は7両編成となって名古屋を目指します。1135に高山を発車。

広葉樹の紅葉と、針葉樹の緑のなんともいえないコントラストを見ながら早めの昼食。富山駅ナカで買ってきたお弁当と笹の葉寿司でお昼ご飯。

温泉地の下呂までは覚えているのですが、暖かい車内と満たされたお腹についついウトウト。高山本線の車窓の見どころである飛水峡通過も気づかず、ふと目を開けると列車は間もなく美濃太田に到着というところでした。美濃太田まで来ると名古屋までは1時間弱。持参の本を読んで過ごします。岐阜で進行方向が変わり、東海道線をフルスピードで走ってゆきます。終点名古屋には1402着。

名古屋からは1439発の東海道新幹線のぞみ360号で東京へ。3連休最終日の名古屋駅と新幹線は帰る人で混雑していました。比較的空いている新大阪始発の臨時のぞみ号を狙ったのですが、さすがに満席でした。音楽を聴きながら乗り慣れた東海道新幹線で過ごします。

富士山と新幹線の撮影地では残念ながら富士山は雲の中。富士川橋梁を通過するときには山頂部分がわずかに見えていたのですが。新幹線はあっという間に名古屋から東京を駆け抜け、1620に東京駅に到着。夕ご飯用に東京駅でお弁当を買って京葉線に乗って帰宅しました。



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