新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

立山黒部富山の旅〜10

2017-11-14 20:04:43 | 旅行


宇奈月温泉駅からは折り返し9時発の特急アルペン4号立山行きに乗ります。窓口で指定席の有無を聞いてみると、満席でした。どうやら団体さんが入っているようです。仕方がないので行きと同じ自由席に座ります。9時に宇奈月温泉駅を発車。車内は宇奈月温泉で一泊してアルペンルートへ向かう乗客が多いようです。
当初は終点の立山まで乗る予定でしたが、急に気が変わり時刻表をめくって上市で下車して普通電車に乗り換えることにします。雨降る中列車は走り0953に上市に到着。

上市駅には映画RAILWAYSの出演者のメッセージの書かれた伝言板が今でも設置されていました。手前から吉行和子さん、蔵方政俊監督、小池栄子さん、三浦友和さん、余貴美子さん、中尾明慶さん、そして製作総指揮の阿部秀司さんです。各俳優さんたちの書いているところにはアクリル板がつけられており、永久保存されているようです。 


伝言板を見て駅前を少し歩いてから、上市1006発の電鉄富山行きに乗ります。始発電車なので空いていました。わずか6分の乗車の寺田駅で下車。ここで1033発の電鉄富山発立山行き特急に乗り換えます。時間があったので駅前をぶらぶら。駅前に郵便局があるのが非常に残念です。駅へ戻って立山行き特急に乗ります。この特急も席を温める暇もなく1046着の岩峅寺で下車。

岩峅寺からは上滝・不二越線に乗り換え。乗り換え時間もあるので駅の外へ出ます。岩峅寺駅は古い駅舎が残っており、映画でも使われた駅舎です。その駅舎を観察してから駅周辺を散策。

駅裏の公民館脇の公園で真っ赤に染まった木があったのでおもわずカメラを向けてしまいました。

駅に戻って改札口を通り、南富山経由電鉄富山行きの電車の待つホームへ。ホームへ向かう通路やホームの上家は木製でなんとも味のある風景。もちろん映画RAILWAYSでも出てきた風景です。

待っていた14760形に乗り込んで発車を待ちます。この14760形電車は1979年に登場した電車で富山地鉄初の冷房車でした。1980年には鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。そのプレートがついている編成でした。

立山線の電車からの乗り換え客を受けて1117に岩峅寺を発車。
次の大川寺駅手前ではブラタモリでタモリさんが立って常願寺川の扇状地を見ていた橋を通過します。

また稲荷町の車庫では当日地鉄電車まつりが開催されており、車庫内に鉄道ファンが集まっていました。そして滅多に動かないデキ12021号機が体験運転で車庫内を走っていました。魅力的ではありますが、次の予定もあるので横目で見て電鉄富山駅へ。

電鉄富山駅に着くと、先ほど岩峅寺で立山線を走って行ったアルプスエキスプレスが、次の運用に備えて停車していました。この後宇奈月温泉まで特急で1往復します。こちらは電鉄富山駅を出てあいの風とやま鉄道線に乗ります。