毎日暑い日々である。
こういう日々であっても、働いている方々は多くいるのだ。だから応援させていただくのである。今日も光町の図書館に行った。夏休みもなにも公的図書館は無い。ここは成田空港と一緒に作った民俗芸能のDVDが完備していて、実にありがたいのである。だから本当は、毎日日参したいくらいである。大学の図書館も20日まで閉鎖だし、逆に好都合だ。あちこちの図書館を放浪できるからである。申し訳ないけどそういうことである。
その代わり、オレにはお盆休暇も、夏期休暇もない。年次有給休暇というのもない。ないないづくしである。当たり前だ。もう用済みで計算外であるのだから。あとは、大学でひたすら年若いご学友たちについていくしかないのだ。どんなに笑われようと、邪険にされようとだ。あはははははである。そもそも無意味な存在なのだから。よくもまぁオレのようなじじいを受け入れてくださったものだ。大学も、少ないクラスメイトたちも。つまり、「孤独なままに歩むしかない」という点においてである。通信教育が主体とこれまではなっていたから、誰かに相談するということもなかなか困難であるし。そういう環境でやるしかない。インターネットで、つまりメールで相談する以外手段が無かったからである。中には、得がたい友人もできたけれども。中央仏教学院もそうであったし、放送大学大学院や武蔵野大学大学院もそうであったから。
これが生涯学習をやる者の宿命であろうと思っている。仕方ないではないか。ふつうの学生さんとは、(院生さんとは)違っているのだから。しかし、修士をとらせていただいた時の、86才のクラスメイトには、教えていただくこと多かったなぁ。名古屋の人で、凄い人であったよ。あの人と出会わなかったら、今のオレの生涯学習はない。修士をとった時点で、どっかに再就職していただろうから。いろいろウチに来て働いてみないかというお誘いも随分いただいたのだった。感謝している。しかし、オレにはもっと凄い見本がいたのだった。86才になって、修士論文を書いているのだから。本当にこころから尊敬しちゃったよ。真っ赤なTシャツを着て、オレ等のようなガキを相手に、議論にもなんも全部積極的挑んでくるのだから。これはこれは、なんともはや・・・。スーパーマンである。
オレもこういうおじーさんになりたいのだ。
ぼけてる暇がねーってもんだ。
奥様を五〇代半ばで亡くされてから、生涯学習をスタートさせたのだ。未だに、一人暮らしである。料理も得意、掃除もできる、ギターに至っては、七〇代から始めて、今は老人ホームに慰問に行かれるのだ。後輩の老人を慰問にいくのだ。これは痛快である。実に痛快!
暇だからと行って、他人の悪口ばかり言って、近所つきあいもせず、朝から酒ばかり呑んで、女房とけんかして・・・・そんな後半生ではしょうもないではないか。むろん生涯学習には終わりがないから、今通学している城西国際から去っても、オレは別の機会をとらえてまたまたどっかで学んでいるだろう。要するに、学歴を利用しようとしていないのだ。そもそも、そういうスケベ根性がないのだ。だからオレは偉くなれねぇのだな。
(>_<)ゞ
次の生涯学習は、あまりカネのかからないところに行くつもりだ。通信教育がいい。なんでもいいのだ。これまでも通信教育はいろいろとやってきたしなぁ。千葉県内には放送大学というのもあるし。なかなか快適ですよん。
で、郷土史の分野で得たものを贈与することもできるし。これまた幸いである。ま、オレのような馬鹿ものとちょっとしゃべってみたいという方も若干ながらおられるから、それは拒まない。議論にはいくらでも応じることにしている。あるいは、教授法を講義しているので、若い研究者とか、学者様のたまごっちには、特に丁寧に応じている。當然だ。それが、オイラの義務でござんしょ?だからですよん。
今日からは寺院縁起の分析にかかっている。一二種類ある資料を比較しながら、駄文を書いている。楽しいものだ。それしかオレにはやることがねぇからなぁ。
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