
今年で51回目を迎える「京の冬の旅」、通常非公開寺院などの文化財の特別公開しています。
冬の寒い時期ですが比較的人も少なく落ち着いて拝観できるのでおすすめ。


妙心寺では塔頭寺院「大雄院」(だいおういん)と「養徳院」(ようとくいん)を公開

どちらも尾張藩家老、石河家(いしこけ)の菩提寺で大雄院では書院や庫裏、表門などが京都府文化財にしていされています。

石河家の家紋の向かい鶴がかぎ隠しや屋根瓦などで見られます。

見所は客殿の南側に広がる庭園と襖絵で、江戸末期から明治初期に活躍した柴田是真(しばたぜしん)が画いた
部屋ごとに異なる題材の72面の襖絵が見事。特に唐の武将、郭子儀を描いた「郭子儀」はインパクトあり!


書院から望む庭の池。この角度からだと何となくハート型に見える?


書院の奥に江戸時代の畳敷きの厠や残っているのも珍しい
