京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




平安時代前期(9世紀)の歌人、小野小町の邸宅跡に建てられたと伝わる門跡寺院「随心院」さん
遅咲きのはねず梅で有名ですが今の時期は石楠花やツツジが咲き新緑の中に美しく映えていました。
梅園の周りにぐるりと躑躅が植えられています。

開花はやや遅く蕾が多かったのでこれから満開を迎えそうです。
庫裏の前にある歌碑には小倉百人一首第九番に詠われている『花の色はうつりにけりな・・・』の句が刻まれています。
    
小町さん晩年の姿を写したとされる坐像や恋文を下張りにしていると言われる地蔵菩薩千束の恋文を埋めたと伝わる文塚など縁のお寺らしい足跡が残されています。
  
 世界三大美女の1人にも数えられた小町さんが使っていたとされる井戸
  

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